公的データで見る
王滝村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
王滝村の要点
- 王滝村役場の標高は940m。冬の最低気温は10年平均-12.8℃(木曽福島観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり5,130円。
- 洪水の浸水想定区域は王滝村のハザードマップで確認できます。土砂災害警戒区域は72か所(国のデータ)。
王滝村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
5,130円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり5,130円(1坪あたり約1.7万円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
王滝村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)はありませんでした。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
王滝村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)には、王滝村の洪水浸水想定区域は含まれていません。調査の対象になっていない川がある可能性があります。
王滝村のハザードマップには、浸水が想定される区域が載っています。土地が区域に入るかは、マップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
72か所
土砂災害特別警戒区域
52か所
急傾斜地崩壊危険区域
3か所
地すべり防止区域
4か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が72か所、そのうち特別警戒区域が52か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域3か所、地すべり防止区域4か所が載っています。
災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や王滝村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
王滝村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
王滝村の集落には気温の観測所がないため、隣の木曽町にある木曽福島観測所(標高750m、役場から直線で約12.8km)の数字を使っています。役場は観測所より約190m高く、標高が高いぶん、実際の気温は観測所の数字より低めになることがあります。凍結・雨・雪への備えが軸になります。
数字で見る王滝村の気候(2016〜2025年)
王滝村の中に気温の観測所がないため、木曽町にある観測所「木曽福島」の数字を載せています。
-
年の最低気温
-12.8℃
木曽福島観測所(木曽町、役場より約190m低い)の値。10年平均。いちばん低かった年は-14.6℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -12.8℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -14.6℃ 2017年 -13.5℃ 2018年 -14.4℃ 2019年 -11.0℃ 2020年 -11.6℃ 2021年 -12.2℃ 2022年 -14.4℃ 2023年 -13.6℃ 2024年 -10.3℃ 2025年 -11.9℃ -
年降水量
2,040mm
木曽福島観測所(木曽町、役場より約190m低い)の値。10年平均。多い年は2,452mm(2024年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 2,040mm
年ごとの値を表で見る
2016年 2,126mm 2017年 1,534mm 2018年 2,225mm 2019年 1,974mm 2020年 2,402mm 2021年 2,356mm 2022年 1,801mm 2023年 1,940mm 2024年 2,452mm 2025年 1,587mm -
猛暑日(35℃以上)
2.8日
木曽福島観測所(木曽町、役場より約190m低い)の値。年平均。多い年は8日(2025年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 2.8日
年ごとの値を表で見る
2016年 0日 2017年 0日 2018年 4日 2019年 4日 2020年 1日 2021年 1日 2022年 2日 2023年 5日 2024年 3日 2025年 8日
観測所: 木曽福島(アメダス、標高750m、木曽郡木曽町福島)。王滝村役場(標高約940m)から直線で約12.8km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
王滝村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
水道の凍結対策は、標高の高さも見込んで計画する
木曽福島観測所の年の最低気温は、10年平均で-12.8℃、いちばん低かった年は-14.6℃(2016年)です。王滝村役場の標高は約940mで、観測所より約190m高い場所にあります。標高が高いぶん、実際の気温は観測所の数字より低めになることがあります。
だから、配管を室内側に通す・凍結防止ヒーターを付ける・水抜き栓を使いやすい位置に置く、といった対策を、観測所の数字よりも余裕を見て計画する価値があります。留守にする期間がある家では、水抜きの手順と頼める業者を先に決めておくと安心です。
王滝村について、凍結深度や水道管の埋設深さの数値は確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認してください。
役場は観測所より標高が高い場所。凍結対策は、数字よりも余裕を見て計画しましょう。
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雨の多さに、屋根の納まりと敷地の排水で備える
木曽福島観測所の年降水量は平均2,040mmで、10年のうち8年で1,600mmを超えました。村内の御嶽山観測所(標高2,195m、降水量だけを観測)では、年降水量の平均が3,926mmです。山の上の数字なので、集落の雨の量をそのまま示すものではありません。
だから、軒の出、雨どいの大きさと排水先、外壁の継ぎ目の防水、敷地の水はけを、設計や改修の早い段階で確認する価値があります。土地を選ぶときは、ハザードマップで土砂災害の想定を見ておくことをおすすめします。
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断熱と暖房は、等級6まで見積もりを取って比べる
木曽福島観測所では、冬日が年平均121.5日、真冬日が年平均4.6日、年平均気温が11.6℃です。この数字は標高750mのもので、役場のある標高では気温が低めになることがあります。
だから、断熱は基準(等級4)で決めてしまわず、等級5・6の見積もりを取り、暖房費と合わせて比べる価値があります。暖房の方式と窓の仕様(樹脂サッシ、トリプルガラス、内窓)は、間取りと同じ時期に工務店と相談しておきたい点です。
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垂直積雪量は役場の標高で91cm。屋根と車まわりの雪を設計で決めておく
王滝村の近くには、集落の雪の深さを示せる観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求める方式で、県の算出シートに載っている王滝村役場の値は91cmです。これは観測された積雪ではなく、設計のための値です。敷地の標高が上がって算式の値が1m以上になると、多雪区域の扱いになります。
だから、屋根の雪を落とすのか載せておくのか、雪止めを付けるか、落ちた雪や寄せた雪をどこに置くかを、間取りと同じ時期に検討しておく価値があります。カーポートは、敷地の垂直積雪量を工務店か建設事務所に確認してから、それに見合う積雪強度のものを選ぶことをおすすめします。
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夏の冷房は、あとから足せるようにしておく
木曽福島観測所の真夏日は年平均48.1日、猛暑日は年平均2.8日です。王滝村役場は観測所より標高が高いので、実際の気温はこれより低めになることがあります。
だから、冷房の負担は観測所の数字ほど大きくないと見込めますが、「エアコンは要らない」と決めてしまわず、配管の穴と電源だけでも用意しておくと安心です。
王滝村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 91cm
-
王滝村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。王滝村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 11.6℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 11.8℃ |
|---|---|
| 2017年 | 10.5℃ |
| 2018年 | 11.6℃ |
| 2019年 | 11.6℃ |
| 2020年 | 11.6℃ |
| 2021年 | 11.4℃ |
| 2022年 | 11.3℃ |
| 2023年 | 11.9℃ |
| 2024年 | 12.5℃ |
| 2025年 | 11.9℃ |
年ごとの値 10年平均 48.1日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 39日 |
|---|---|
| 2017年 | 30日 |
| 2018年 | 45日 |
| 2019年 | 37日 |
| 2020年 | 40日 |
| 2021年 | 30日 |
| 2022年 | 50日 |
| 2023年 | 69日 |
| 2024年 | 68日 |
| 2025年 | 73日 |
- 年の最低気温は、-14.6℃(2016年)から-10.3℃(2024年)の間。 木曽福島観測所の前半5年の平均は-13.0℃、後半5年は-12.5℃で、10年間だけでは変化があったとは言い切れません。
- 年降水量は多い年と少ない年で約900mmの差。 いちばん多かったのは2024年(2,452mm)、少なかったのは2017年(1,534mm)です。増減の傾向は読み取れません。
- 真夏日は2023年から3年続けて68日以上。 観測所の数字で、それ以前の7年はすべて50日以下でした。標高の高い王滝村でも、夏の備えを見直す材料になります。
最低気温の平均は、前半も後半も-12℃より下。変化があったとは言い切れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 11.6℃ | 10.5(2017年)〜12.5(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 35.3℃/いちばん高かった年 36.1℃(2019年) | 33.3(2017年)〜36.1(2019年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -12.8℃/いちばん低かった年 -14.6℃(2016年) | -14.6(2016年)〜-10.3(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 121.5日 | 104(2024年)〜141(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 4.6日 | 0(2019年)〜10(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 113.7日 | 100(2020年)〜130(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 48.1日 | 30(2017年)〜73(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 2.8日 | 0(2016年)〜8(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 2040mm | 1534(2017年)〜2452(2024年) | |
| 年間日照時間 | 1949時間 | 1766(2020年)〜2228(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 78% | 76(2023年)〜80(2024年) | 4年分の平均(2016〜2021年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「木曽福島」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
王滝村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
72.7%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計1棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は72.7%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計1棟です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日