株式会社伊藤工務店
諏訪郡富士見町
唐松外壁と伝統的な木組みの新築住宅。信州の自然と共存する家
長野県原村の豊かな森の中に建つ、住宅兼週末サロン(店舗併用小住宅)の新築事例です。
外壁には、雨濡れに強く耐久性が高いとされる「信州産の唐松」を採用しました。
深く設計された屋根の軒や玄関ポーチの庇が、唐松の外壁を雨雪や夏の直射日光から保護し、美しい経年変化を促す設計となっています。
室内外の随所に、職人の伝統的な大工技術による力強い「木組み」が活かされています。
限られた床面積のなかでも、視線が抜ける造作の「箱階段」を採用することで、空間をより開放的に見せる工夫が施されました。
サロン部の漆喰と居住部の杉節板材を的確に使い分けることで、無垢材の心地よさと全体のコストバランスを両立させています。
・雨濡れに強い信州産唐松を使用した、経年変化が美しい板張りの外壁
・伝統的な大工技術が光る、職人による手刻みの木組み
・空間を開放的に見せつつ、収納や実用性を兼ね備えた造作の箱階段
・サロン部の漆喰と居住部の杉節板材を使い分けた、コストと質感の調和
- 費用
- 応相談
- 工期
- 12ヶ月
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信州の豊かな森の景観に溶け込む、新築住宅の全体像です。
屋根の勾配や折り返しのバランスを精密に検証して設計された大屋根と、凹凸を持たせた唐松の外壁が、光の移ろいに合わせて美しい表情を見せてくれます。 -
大工の手により造作されたシンプルなキッチンです。
収納棚などのパーツに既製品を組み合わせることで費用をリーズナブルに抑え、多機能さよりも日常使いに必要な基本機能と、無垢材の空間に調和する質感を重視した合理的な設計となっています。 -
無垢の木をふんだんに使用した居住スペースです。
使い勝手が良く安価な「杉の節板材」を採用し、漆喰仕上げのサロン部分と素材を使い分けています。
限られた予算のなかでも、木の温もりを存分に感じられる工夫です。 -
リビングにはストーブを設置しています。
信州の厳しい冬の寒さに対して、炎の輻射熱が家全体をじんわりと暖めます。
大きな窓からは森の景色を絵画のように楽しむことができ、住宅とサロン、どちらの顔にも寄り添う安らぎの空間です。 -
階段下や側面のスペースを余すことなく活用した造作が見事な空間です。
限られた床面積の中に「暮らし」と「サロン営業」の両方を自然に共存させるという設計テーマを、職人の手刻みの技術と細やかなプランニングで実現しています。 -
木製デッキを設けた玄関ポーチ周りの外観です。
深くせり出した屋根が玄関ポーチ全体を包み込むように覆い、信州の雨や冬の降雪、夏の強い日差しから出入り口を守ります。縦張りの木製外壁と白い漆喰壁のコントラストが美しいアクセントを生み出しています。 -
縦のラインを強調した板張りの外壁です。
フラットに張るのではなく、あえて凹凸を持たせる仕様にすることで、太陽の光が当たる角度によって美しい陰影が生まれます。
豊かな森の風景に調和する、意匠性の高い外観デザインです。 -
深くせり出した軒と、美しく計算された屋根の裏側(軒天)です。
信州の夏は紫外線が強く、冬は積雪や凍害のリスクがあります。
軒を深く設計することは、外壁を厳しい自然環境から守り、建物の耐久性を維持する上で非常に有効なアプローチとなります。 -
サロン部分の漆喰壁と素材を明確に使い分けることで、家全体のコストバランスを賢く整えつつ、無垢材による快適な室内環境を実現しました。
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空間を最大限に活用した、大工造作の階段があるリビングです。
限られた床面積でも圧迫感を与えないよう視線が抜けるスケルトン構造を採用し、階段下のスペースも無駄なく活かしています。
「暮らし」と「サロン営業」を両立させる緻密な設計が光ります。