辰野町で信頼できるおすすめリフォーム・リノベーション会社|費用相場・補助金・失敗しない選び方
諏訪湖から流れ出た天竜川が伊那谷へ向かう、その入口にあたる長野県辰野町。上伊那郡の北端に位置し、松尾峡のゲンジボタルで知られるまちです。人口17,501人・7,571世帯(令和8年9月1日現在)(出典:辰野町 辰野町の人口)。近年は「相続した辰野の実家を、壊さずに直して住み継ぎたい」「空き家バンクで見つけた家を買って住まいとして再生したい」という相談が増えています。
ただし辰野で快適な住まいをつくるには、この土地の条件を正しく理解したリフォームが欠かせません。気象庁が町内の辰野で観測している平年値(1991〜2020年)では、年平均気温11.1度、1月の平均気温は氷点下1.2度、1月の日最低気温は氷点下6.1度、年降水量は1,435.8ミリ(出典:気象庁 辰野 平年値(年・月ごとの値))。省エネ基準の地域区分は3地域で、隣接する諏訪市・伊那市・箕輪町(いずれも4地域)より寒い側の区分です。古い家の底冷えをどう止めるかが、住まい直しの中心課題になります。
そして辰野町には、リフォームを考える人にとって使いやすい制度があります。町独自の「住宅リフォーム補助金」です。工事の内容を問わず定額11万円という分かりやすい設計で、しかも令和8年度からは過去に補助を使った箇所以外なら、再び受けられるようになりました。ただし町内施工業者による工事であることが必須です。本記事では、この制度の使い方を中心に解説します。
目次
辰野町で信頼できるおすすめリフォーム・リノベーション会社
インターネット上の施工実績、寒冷地リフォームへの対応力、デザインの傾向から「信州 家と庭」編集部が掲載した、辰野町周辺でリフォーム・リノベーションに対応する会社の一覧です。施工事例をはじめ、企業情報やサービス内容などの掲載情報が充実している企業から優先的に上位表示される仕組みです。各社の得意分野(古民家再生・断熱改修・水回り・全面リノベーションなど)を見比べ、気になる会社は複数社に相談してみてください。
※本一覧には掲載枠(PR)が含まれます。掲載は工事品質を保証するものではありません。依頼先は複数社の比較のうえでご判断ください。
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有限会社タツノ工芸
長野県上伊那郡辰野町澤底2044-2
※上位5社は写真付きで大きく表示、6社目以降は一覧表で表示されます。掲載をご希望の事業者様はこちらからご登録ください。
新築の注文住宅をお考えの方は、【工務店編】辰野町のおすすめ工務店もあわせてご覧ください。
【目的別】あなたに合うのはどのリフォーム?
同じ「リフォーム」でも、目的によって相性の良い会社は変わります。まずはご自身の方向性に近いものを確認してください。
- 冬の寒さをどうにかしたい(断熱改修):窓・床・壁・天井のどこから手を付けるかで効果と費用が変わります。町の住宅リフォーム補助金の対象になります。
- 古い家を骨組みから直したい(フルリノベーション):構造・断熱・設備を一体で刷新します。天竜川沿いの古い家屋が多い辰野では相談の多い領域です。
- 地震に備えたい(耐震改修):昭和56年5月31日以前の木造なら、無料の耐震診断から始められます。ただし先着枠があります。
- 水回りを新しくしたい:住宅改修を伴う工事なら町の補助の対象です。ただし便器や給湯器の単体交換だけでは対象外です。
- 空き家を買って住みたい:空き家バンク経由なら仲介手数料の補助もあります。取得と改修を通した資金計画が要になります。
辰野町でのリフォーム・リノベーションの費用相場
辰野でリフォームを行う際の費用の目安です。3地域に対応する断熱の仕様、凍結対策を施した配管など、寒冷地ならではの項目が加わるため、温暖地の相場より一定のコストがかかります。
| 工事の種類 | 費用の目安(税込) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 古民家再生・フルリノベーション | 1,100万〜2,400万円 | 基礎・柱を残して断熱・間取りを刷新 |
| 耐震改修工事 | 150万〜350万円 | 壁の補強・接合部の金物・基礎補強など |
| 水回り一式(キッチン・浴室・トイレ等) | 150万〜350万円 | 寒冷地仕様・高断熱設備への交換 |
| 部分断熱リフォーム(内窓設置など) | 50万〜200万円 | 冷気・結露対策。補助金対象になりやすい |
金額を動かすのは、断熱をどこまでやるかと、構造にどこまで手を入れるかの2点です。古くから家が建つ辰野では、床下や壁の中を開けてみて初めて分かる傷みもあります。見積もりの段階で「開けてみないと分からない部分」をどう扱うかを確認しておくと、追加費用でもめにくくなります。詳しくはリフォーム見積書の必須項目とチェックポイントをご覧ください。
断熱改修にかけた費用が光熱費でどれだけ戻るのかは、寒冷地リフォームの費用対効果でデータをもとに比較しています。
辰野町・長野県で使えるリフォーム補助金・助成金(令和8年度)
【辰野町】住宅リフォーム補助金(定額11万円)
辰野町が独自に設けている補助制度です。個人住宅の質の向上と、緊急経済対策として町内住宅関連業者の振興を図ることを目的としています。補助金の額は工事費に関わらず定額で11万円。補助率で計算する自治体が多いなかで、金額が読みやすいのがこの制度の特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金の額 | 定額11万円 |
| 対象工事 | 住宅の修繕、改築、増築および設備改善等の工事 |
| 工事金額 | 30万円以上であること |
| 業者の要件 | 町内施工業者による工事であること |
| 対象住宅 | 町内で現に居住している主たる住宅 |
| 申請時期 | 交付決定後に着工。審査に2週間程度かかる |
| 回数 | 同じ年度にこの補助金の交付を受けたことがないこと(年度内1回限り) |
令和8年度からの変更点が重要です。町は「過去にリフォーム補助金を活用して工事を行った箇所以外のリフォーム工事を行う場合、再度補助金を交付します」としています(補助金を申請する年度内1回限り)。つまり以前この補助を使った方でも、別の箇所を直すなら再び11万円を受けられるということです。段階的に家を直していく計画と、非常に相性がよくなりました。
対象外となる工事にご注意ください。町または公的機関が行う他の補助金・助成金による工事、火災や自然災害等による保険給付金の対象となる工事、外溝工事、備品等の購入、住宅改修を伴わない、便器・給湯器・IHクッキングヒーターなど単体で機能を発揮する製品のみの取替え工事、過去にこの補助金の交付を受けて実施したリフォーム工事箇所は対象になりません。「給湯器だけ交換」では対象にならない一方、住宅の改修を伴う水回り工事なら対象になる、という線引きです。
申請できるのは、辰野町の住民基本台帳に登録され現に辰野町に居住している方で、対象住宅の所有者もしくは所有者と同一世帯の世帯主、または所有者の3親等以内の親族(同意書等が必要)。町税等を滞納していないこと、交付決定後に着工して当該年度の3月末日までに実績報告書を提出できることが条件です。なお辰野町景観計画の届出対象行為に該当する場合は、景観の届出も必要になります。町は例として、30平方メートル以上の増改築、屋根や外壁の修繕もしくは模様替えまたは塗装(100平方メートル以上)等を挙げています。(出典:辰野町 住宅リフォーム補助金/建設水道課 住宅係 電話 0266-41-1111)
【辰野町】耐震診断は無料、耐震補強工事は5分の4・上限115万円
住宅全体の耐震化を図る場合は、こちらが本命の制度です。町が長野県木造住宅耐震診断士登録名簿に登録された診断士を派遣し、無料で耐震診断を実施します。対象は昭和56年5月31日以前に建築工事に着工した住宅で、一戸建て(店舗面積などの割合により併用住宅を含む)、在来工法の木造住宅(ツーバイフォー工法や非木造は含まれません)です。
診断の結果、総合評点が1.0未満となった既存木造住宅(貸家を除く)について、耐震補強工事に直接かかる費用の5分の4以内・上限115万円が補助されます(町は令和7年4月から上限を変更したと案内しています)。補強工事後の総合評点が0.7以上かつ工事前の総合評点を上回る工事であることが条件です。総合評点が1.0未満の住宅について除却工事を行う場合も対象とされていますが、除却工事の補助額は町のページに明示されていません。金額は交付要綱で定められているため、建設水道課にご確認ください。
所得の要件があります。対象となるのは、対象住宅に居住する所有者で、前年の収入金額が給与所得のみの場合は収入金額1,442万円以下(その他の所得がある場合には所得金額1,200万円以下)の方です。そして令和8年度の募集戸数は、耐震診断10戸・耐震補強工事3戸で、いずれも先着順。町は予算の都合上、その年度の予定件数に達した場合は受付を締め切ることがあると案内しています。交付決定後に実施するものに限られ、実施済みや工事中のものは対象外。実績報告書を翌年1月下旬までに提出できる工事であることも要件です。制度の考え方は耐震リフォーム補助金の最新制度と費用相場もあわせてご覧ください。(出典:辰野町 木造住宅の耐震診断・耐震補強工事補助金について)
【辰野町】空き家を買って直すなら定住促進空き家改修費等補助金(最高45万円)
空き家バンクの物件を買って、あるいは借りて住む場合は、この制度が主役になります。空き家バンク物件の改修や家財道具等の処分運搬費に、予算の範囲内で最高45万円の補助が受けられます。対象になるのは、辰野町空き家バンクを利用して空き家を購入または賃貸借契約をされた方と、空き家を所有または管理されている方です。
長野県の移住モデル地区に指定されている川島区は、上限が上がります。町は川島区内の物件について、家財道具等の処分・運搬費 最高20万円+物件の改修 最高40万円=交付最高額60万円として運用すると案内しています。
交付要綱では、空き家の改修経費、家財道具等の処分運搬経費、ライフライン整備経費のそれぞれについて補助対象経費の2分の1以内と定められています。そして改修も処分運搬も町内事業者によるものに限ると明記されています。ここでも「町内の会社に頼めるか」が受け取れる金額を左右するということです。また、補助を受けてから2年以内に住民票を置き、定住を前提として5年以上生活の本拠地として居住し、自治会に加入して地域活動に参加することが要件になっています。なお町のサイトでは、改修費のみに着目した案内で上限30万円としている箇所もあります。内訳の考え方は窓口で確認してください。(出典:たつの暮らし 信州辰野町移住・定住応援サイト/辰野町定住促進空き家改修費等補助金交付要綱/まちづくり政策課 電話 0266-41-1111)
【辰野町】結婚を機に直すなら結婚新生活支援事業補助金(最大60万円)
結婚を機に辰野町で新生活を始める世帯には、リフォーム費用も対象になる制度があります。上限は年齢で分かれ、29歳以下は60万円、30歳から39歳以下は30万円(いずれも1,000円未満切捨)。対象となる費用は、令和8年4月1日から令和9年3月31日までにかかる住居の購入・転入(転居)費用・リフォーム費用で、住居取得費、賃貸借費用、引越費用、リフォーム費用が該当します。
要件は、婚姻届の提出が令和8年1月1日から令和9年3月31日までであること、婚姻日における年齢が39歳以下であること、令和7年分の所得の合計が500万円未満であることなどです。申請期間は令和8年4月1日から令和9年3月31日で、町は「期限を過ぎると申請できません」としています。窓口はまちづくり政策課です。(出典:辰野町 結婚新生活支援事業)
【辰野町】空き家を解体するなら空き家等解体撤去事業補助金(限度額20万円)
直して使うのではなく解体を選ぶ場合は、空き家等解体撤去事業補助金があります。事業費から千円未満を切り捨てた額で限度額20万円。対象は町内の空き家で、建築が昭和56年5月31日以前のもの、空き家の期間が1年以上のもの、所有権以外の権利が設定されていないもの、公共事業等による移転等の補助対象でないもの、空家等対策の推進に関する特別措置法に定める特定空家等でないものです。
手続きに一段階あります。令和5年4月1日から、空き家の所有者が解体を判断する前に空き家バンクへの登録を勧めるための現地調査を町が行うよう改正されました。つまり「まず活かせないか」を町と一緒に確認したうえで解体に進む流れです。解体撤去事業は法人または個人事業主に発注する必要があり、申請者と同一世帯全員が町税等を滞納していないことが求められます。窓口はまちづくり政策課です。解体後の固定資産税については空き家解体の費用相場と更地で固定資産税が上がるリスクもあわせてご覧ください。(出典:辰野町 空き家等解体撤去事業補助金)
【辰野町】空き家を売るなら空き家バンク仲介手数料補助金
使わない実家を手放す場合は、空き家バンク仲介手数料補助金が使えます。空き家バンクを利用して売買契約を締結した売主が対象で、低廉な不動産売買における媒介報酬額の特例により、通常の報酬額を超える仲介手数料を支払っていることが条件です。売買契約金額が400万円以下であることも要件になります。補助額は、売買契約金額200万円以下なら「仲介手数料支払額-売買契約金額×5パーセント+消費税額」、201万円から400万円以下なら「仲介手数料支払額-売買契約金額×4パーセント+2万円+消費税額」です。低価格帯の空き家ほど仲介手数料の負担感が大きくなるため、売却のハードルを下げる制度といえます。空き家バンクの使い方は長野県空き家バンクの賢い活用術と注意点でも解説しています。(出典:辰野町 空き家バンク仲介手数料補助金/辰野町空き家バンク)
【長野県】信州健康ゼロエネ住宅助成金(リフォームタイプ/最大140万円)
既存住宅の断熱性能を高めるリフォームに対し、総工事費の20パーセントを上限に助成する県の制度です。住宅全体を指針の基準に適合させるZEH化リフォームは最大140万円、浴室・脱衣室・寝室などを対象とする健康省エネリフォームは最大50万円。申請者は個人ではなく施工事業者で、工事着手の14日前までに交付申請が必要です。先着順で予算額に達した時点で募集を終了します。国庫補助金を財源とする他制度との併用は原則できません。制度の全体像は信州健康ゼロエネ住宅助成金の徹底解説でも紹介しています。(出典:信州健康ゼロエネ住宅/申請窓口:長野県住宅供給公社 電話 026-227-4322)
【国】住宅省エネ2026キャンペーン
国も断熱リフォームを後押ししており、先進的窓リノベ2026事業や給湯省エネ2026事業などが用意されています。ただし町の住宅リフォーム補助金は「町または公的機関が行う他の補助金、助成金による工事」を対象外としているため、同じ工事に重ねて使うことはできません。どちらを使うほうが有利かは工事内容によります。町の補助は定額11万円なので、工事規模が大きいほど国や県の制度のほうが有利になりやすいのが目安です。見積もりの段階で業者に試算してもらってください。窓の補助については先進的窓リノベ事業の制度内容と申請時の注意点が参考になります。(出典:住宅省エネ2026キャンペーン 公式サイト)
補助金は「制度名・金額・期限」が毎年変わります。本記事は2026年9月時点(令和8年度)の情報です。先着順の枠の消化状況も日々変わるため、申請前に必ず各公式窓口で現行制度をご確認ください。
辰野町ならではの「失敗しないリフォーム会社選び」3つのポイント
1. 「町内施工業者かどうか」が補助の前提になることを説明できるか
辰野町の住宅リフォーム補助金は、町内施工業者による工事であることが対象工事の要件です。そもそもこの制度は「町内住宅関連業者の振興」を目的に掲げており、町外の会社に頼むと使えません。工事金額30万円以上という下限もあるため、「この内容なら30万円を超えるので、うちで受ければ11万円が出ます」と説明できる会社が信頼できます。制度を知らない会社に頼むと、確実に受け取れたはずの11万円を取りこぼします。
2. 定額11万円と、国・県の制度のどちらが有利かを試算できるか
町の補助は工事費に関わらず定額11万円。一方で国や県の制度は補助率や上限で決まります。たとえば内窓を何か所も入れる断熱改修なら、国の先進的窓リノベのほうが大きくなることがあります。逆に30万円台の小さな工事なら、定額11万円は実質的にかなり高い補助率です。町の補助と国・県の補助は同じ工事に重ねられないため、どちらを取るかの判断が必要になります。両方を並べて試算し、有利なほうを勧められる会社を選んでください。
3. 3地域の断熱を、数値と体感の両方で説明できるか
辰野町は省エネ基準で3地域、1月の日最低気温は氷点下6.1度です。隣接する伊那市・箕輪町・諏訪市はいずれも4地域なので、伊那谷の標準的な仕様のままでは、辰野の区分では物足りないことがあります。内窓を入れる、壁に断熱材を追加する、床下を塞ぐ。それぞれ効き方が違い、費用対効果も変わります。どこから手を付けると、いくらで、どれだけ変わるのかを説明できる会社が信頼できます。県のゼロエネ住宅助成金は事業者が申請する制度なので、申請実績があるかどうかもあわせて聞いてみましょう。見分け方は寒冷地リフォームが得意な業者の見分け方で詳しく解説しています。
リフォームの進め方
- 相談・情報収集:直したい場所と予算感を整理し、気になる会社へ問い合わせ。町内施工業者かどうかも確認。
- 現地調査・診断:昭和56年5月31日以前の木造なら、まず無料の耐震診断を申し込む(先着枠あり)。
- プラン・見積もり:複数社を比較。工事金額が30万円以上になるか、想定外の傷みが出たときの扱いも確認。
- 制度の確認:町の定額11万円と、国・県の制度のどちらが有利かを試算してもらう。重複はできない。
- 交付申請:着工前に建設水道課住宅係へ申請。審査に2週間程度。景観計画の届出対象なら別途届出。
- 交付決定・着工:交付決定通知書が届いてから着工する。決定前の着手は補助対象外。
- 完成・実績報告:完了1か月以内または年度末のいずれか近い日までに実績報告書を提出する。
工事中の音や車両の出入りは、近隣への配慮が欠かせません。事前の挨拶についてはリフォームにおける騒音トラブルを回避する近隣挨拶の全技術をご覧ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 辰野町のリフォーム補助は、いくら受け取れますか?
A. 工事費に関わらず定額11万円です。補助率ではないため、工事金額が30万円でも1,000万円でも受け取れる額は同じ11万円になります。逆に言えば、30万円台の工事なら実質的にかなり高い補助率になる制度です。同じ年度に2回は受けられませんが、令和8年度からは過去に補助を使った箇所以外の工事なら、年度を改めて再び申請できます。
Q. 給湯器の交換だけでも対象になりますか?
A. なりません。町は対象外となる経費として「住宅改修を伴わない、便器、給湯器及びIHクッキングヒーターなど単体で機能を発揮する製品のみの取替え工事」を挙げています。住宅の改修を伴うかどうかが分かれ目です。たとえば浴室の改修に合わせて給湯器を替えるような工事であれば、住宅改修を伴うため考え方が変わります。判断に迷う場合は、見積もりを持って建設水道課住宅係に確認してください。
Q. 町外の業者に頼むと補助は使えませんか?
A. 町の住宅リフォーム補助金については使えません。対象工事の要件に「町内施工業者による工事であること」と明記されており、この制度自体が町内住宅関連業者の振興を目的としているためです。一方、県の信州健康ゼロエネ住宅助成金や国の住宅省エネ2026キャンペーンには町内業者の要件はありません。町外の会社に頼みたい事情がある場合は、県や国の制度で組み立てる方法を検討してください。
Q. 耐震改修を考えていますが、すぐに始められますか?
A. まず耐震診断が必要で、令和8年度の募集戸数は診断10戸・耐震補強工事3戸の先着順です。町は申し込みが多数の場合には実施が翌年度になることがあると案内しています。また補助には所得の要件があり、前年の収入金額が給与所得のみの場合は収入金額1,442万円以下(その他の所得がある場合には所得金額1,200万円以下)の方が対象です。交付決定後に実施するものに限られるので、検討を始めた段階で建設水道課住宅係に相談してください。
Q. 空き家を買って直したいのですが、使える補助はありますか?
A. 辰野町空き家バンクを利用して購入または賃貸借契約をした方なら、定住促進空き家改修費等補助金で最高45万円(川島区内の物件は最高60万円)が使えます。改修費だけでなく家財道具等の処分運搬費も対象になるのが特徴です。ただし改修も処分運搬も町内事業者によるものに限られ、交付後2年以内に住民票を置いて5年以上居住すること、自治会に加入して地域活動に参加することが要件です。住宅リフォーム補助金(定額11万円)とは別の制度で、窓口もまちづくり政策課になります。
Q. 工事の間は住み続けられますか?
A. 水回りだけ、窓だけといった部分改修なら住みながら進められることが多く、床や壁を全面的に開ける工事や耐震改修では仮住まいが必要になります。辰野では冬季は断熱を開ける工事に向かないため、春から秋に工程を寄せるのが現実的です。ただし町の補助は年度末までの実績報告が条件なので、逆算して早めに動いてください。配管の凍結対策については水回りの凍結対策リフォームもご覧ください。
まとめ
- 町の住宅リフォーム補助金は定額11万円。工事金額30万円以上・町内施工業者が条件
- 令和8年度から過去に補助を使った箇所以外なら再度交付。段階的な改修と相性がよい
- 外溝工事と、給湯器などの単体交換のみは対象外。住宅改修を伴うかが分かれ目
- 耐震は診断無料・補強工事は5分の4で上限115万円。ただし令和8年度は診断10戸・補強3戸の先着順
- 空き家バンク物件を直すなら定住促進空き家改修費等補助金が最高45万円(川島区は60万円)。こちらも町内事業者限定
- 結婚を機に直すなら結婚新生活支援事業補助金(29歳以下60万円/30〜39歳30万円)もリフォーム費用が対象
- 会社は町内施工業者かどうかの説明、国・県との有利不利の試算、3地域の断熱を数値で語れるかで見極める

