公的データで見る
生坂村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
生坂村の要点
- 生坂村役場の標高は518m。冬の最低気温は10年平均-11.7℃(穂高観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり6,360円。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の約5.8%(約2.3km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は282か所(国のデータ)。
生坂村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
6,360円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり6,360円(1坪あたり約2.1万円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
生坂村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
生坂村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の約5.8%(約2.3km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、生坂村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
282か所
土砂災害特別警戒区域
163か所
急傾斜地崩壊危険区域
4か所
地すべり防止区域
37か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が282か所、そのうち特別警戒区域が163か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域4か所、地すべり防止区域37か所が載っています。
災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や生坂村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
生坂村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
生坂村には気温の観測所がないため、同じ犀川沿いで上流の安曇野市にある穂高観測所(標高540m、役場から直線で約10.0km)の数字を使っています。冬の朝は氷点下10℃を下回る年が多く、夏は毎年、35℃以上の猛暑日があります。寒さと暑さの両方に備えたい土地です。
数字で見る生坂村の気候(2016〜2025年)
生坂村の中に気温の観測所がないため、安曇野市にある観測所「穂高」の数字を載せています。
-
猛暑日(35℃以上)
9.7日
年平均。多い年は22日(2025年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 9.7日
年ごとの値を表で見る
2016年 2日 2017年 2日 2018年 18日 2019年 5日 2020年 7日 2021年 6日 2022年 9日 2023年 17日 2024年 9日 2025年 22日 -
年の最低気温
-11.7℃
10年平均。いちばん低かった年は-14.9℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -11.7℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -14.9℃ 2017年 -12.4℃ 2018年 -14.5℃ 2019年 -10.6℃ 2020年 -10.5℃ 2021年 -8.4℃ 2022年 -13.3℃ 2023年 -12.9℃ 2024年 -10.4℃ 2025年 -9.5℃ -
垂直積雪量(建築の基準)
63cm
生坂村役場の地点の値
観測所: 穂高(アメダス、標高540m、安曇野市穂高)。生坂村役場(標高約518m)から直線で約10km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
生坂村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
朝晩と日中の差に合わせて、窓と断熱を選ぶ
穂高観測所の冬日は年平均113.5日(100日の年から138日の年まで)ありますが、日中も氷点下のままの真冬日は年平均3.2日です。日最高気温の年平均は18.7℃、日最低気温の年平均は7.4℃で、その差は約11℃あります。観測所は生坂村役場より約20m高い場所にあります。
だから、朝晩の冷え込みで熱が逃げにくい窓(樹脂サッシ、複層・トリプルガラス、内窓)を優先して検討する価値があります。断熱等級は基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べてみることをおすすめします。
-
夏は毎年、猛暑日がある。日よけと冷房を冬と同じ重さで考える
穂高観測所の猛暑日は年平均9.7日(2日の年から22日の年まで)、真夏日は年平均57.4日です。年の最高気温は10年すべての年で35℃以上になり、いちばん高かった年は37.7℃(2022年)でした。最低気温が25℃以上の日は10年間ありません。
だから、南・西の窓の日よけ(深い軒、ひさし、外付けの日射遮蔽)、屋根・天井の断熱、エアコンの台数と容量を、間取りと同じ時期に検討する価値があります。夜は気温が下がるので、風が抜ける窓の配置も効果を見込めます。
夜は気温が下がります。風が抜ける窓の配置も、効果を見込めます。
-
屋外の配管と給湯器の凍結防止を確かめる
穂高観測所の年の最低気温は、10年平均で-11.7℃、いちばん低かった年は-14.9℃(2016年)です。10年のうち8年で-10℃以下になりました。
だから、屋外の配管の保温と凍結防止ヒーター、給湯器の置き場所、水抜き栓の位置を、見積もりの段階で確認しておく価値があります。
生坂村について、凍結深度や水道管の埋設深さの数値は確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認してください。
-
太陽光発電は、冬の発電量を見込んで試算する
穂高観測所の年間日照時間は平均2,009時間です(9年分の平均。アメダスの日照時間は観測方法が2021年に変わったため、目安の数字です)。年降水量は平均1,107mmです。
だから、太陽光発電は検討する価値がありますが、冬の発電量を控えめに見込み、敷地の日当たり(周りの地形や建物の影)を確かめたうえで試算することをおすすめします。
-
カーポートは、垂直積雪量63cm(役場の標高での値)を目安に確かめる
生坂村の近くには、村の雪の深さを示せる観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求める方式で、県の算出シートに載っている生坂村役場の値は63cmです。これは観測された積雪ではなく、設計のための値です。敷地の標高が役場より高いと、値は大きくなります。
だから、カーポートや物置は、敷地の垂直積雪量を工務店か建設事務所に確認してから、それに見合う積雪強度のものを選ぶことをおすすめします。
寒さや雪に合わせた家づくりは、生坂村の新築・リフォーム業者に相談できます。 生坂村の新築・リフォーム業者1社
生坂村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 63cm
-
生坂村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。生坂村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.4℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.3℃ |
|---|---|
| 2017年 | 11.3℃ |
| 2018年 | 12.5℃ |
| 2019年 | 12.2℃ |
| 2020年 | 12.4℃ |
| 2021年 | 12.3℃ |
| 2022年 | 12.0℃ |
| 2023年 | 12.9℃ |
| 2024年 | 13.3℃ |
| 2025年 | 13.0℃ |
年ごとの値 10年平均 57.4日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 54日 |
|---|---|
| 2017年 | 35日 |
| 2018年 | 60日 |
| 2019年 | 45日 |
| 2020年 | 49日 |
| 2021年 | 41日 |
| 2022年 | 58日 |
| 2023年 | 82日 |
| 2024年 | 69日 |
| 2025年 | 81日 |
- 猛暑日は2025年の22日が10年で最多。 穂高観測所では、前半5年の平均6.8日に対して後半は12.6日です。ただし2024年は9日で、10年間だけでは傾向とまでは言い切れません。
- 真夏日は2023〜2025年に82日・69日・81日。 それ以前の7年はすべて60日以下でした。
- 年の最低気温は、前半5年の平均-12.6℃に対し、後半は-10.9℃。 ただし2022年・2023年は-13℃前後まで下がっていて、凍結への備えが要らなくなったとは言えません。
- 年降水量は904mm(2025年)から1,466mm(2024年)まで。 増減の傾向は読み取れません。
最低気温の平均は後半のほうが高めですが、凍結への備えが要らなくなったとは言えません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.4℃ | 11.3(2017年)〜13.3(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 36.7℃/いちばん高かった年 37.7℃(2022年) | 35.0(2016年)〜37.7(2022年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -11.7℃/いちばん低かった年 -14.9℃(2016年) | -14.9(2016年)〜-8.4(2021年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 113.5日 | 100(2018年)〜138(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 3.2日 | 1(2019年)〜7(2017年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 120.7日 | 112(2017年)〜134(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 57.4日 | 35(2017年)〜82(2023年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 9.7日 | 2(2016年)〜22(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1107mm | 904(2025年)〜1466(2024年) | |
| 年間日照時間 | 2009時間 | 1870(2024年)〜2238(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「穂高」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
生坂村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
84.6%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計3棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は84.6%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、表に値のある4年間で計3棟です(建築着工統計)。
古い住まいの耐震・断熱の見直しは、生坂村の新築・リフォーム業者に相談できます。 生坂村の新築・リフォーム業者1社
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
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データの取得日(最新): 2026年10月15日