公的データで見る
軽井沢町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
軽井沢町の要点
- 軽井沢町役場の標高は938m。冬の最低気温は10年平均-13.6℃(軽井沢観測所)、建築の凍結深度は70cm〜。
- 住宅地の地価は1㎡あたり34,550円(2026年地価公示の中央値)。
- 洪水の浸水想定区域が町の面積の約5.9%(約9.2km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は844か所(国のデータ)。
軽井沢町の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
34,550円
2026年1月1日時点
住宅地6地点の中央値
1坪あたり約11.4万円
同じ地点の前年比 +13.0%
地価調査
83,000円
2026年7月1日時点
住宅地6地点の中央値
1坪あたり約27.4万円
同じ地点の前年比 +14.9%
2026年の地価公示(住宅地6地点)の中央値は1㎡あたり34,550円(1坪あたり約11.4万円)、地価調査(住宅地6地点)の中央値は1㎡あたり83,000円(1坪あたり約27.4万円)です。
同じ地点どうしで前の年と比べると、地価公示は+13.0%(5年続けて上昇)、地価調査は+14.9%(5年続けて上昇)です(変動率の中央値)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
軽井沢町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、町の面積の約5.9%(約9.2km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、軽井沢町のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
844か所
土砂災害特別警戒区域
848か所
大規模盛土造成地
22か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が844か所、特別警戒区域が848か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流)。
このほか国のデータには、大規模盛土造成地22か所が載っています。
急傾斜地崩壊危険区域・地すべり防止区域・災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や軽井沢町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
軽井沢町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
軽井沢町は年平均気温が9℃台で、1年の4割ほどの日で朝の気温が氷点下になります。雪の量は北信ほど多くありませんが、寒さ・凍結・湿気への備えが家づくりの中心になる土地です。
数字で見る軽井沢町の気候(2016〜2025年)
-
年の最低気温
-13.6℃
10年平均。いちばん低かった年は-16.2℃(2023年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -13.6℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -16.0℃ 2017年 -15.0℃ 2018年 -14.9℃ 2019年 -11.3℃ 2020年 -13.0℃ 2021年 -12.0℃ 2022年 -14.2℃ 2023年 -16.2℃ 2024年 -10.8℃ 2025年 -12.3℃ -
最深積雪
27cm
10年平均。最大は51cm(2015〜16年の冬)
最深積雪(cm) 年ごとの値 10年平均 27cm
※ 年は「ひと冬」ごと(前の年の8月〜その年の7月)。
年ごとの値を表で見る
2015〜16年の冬 51cm 2016〜17年の冬 37cm 2017〜18年の冬 16cm 2018〜19年の冬 16cm 2019〜20年の冬 28cm 2020〜21年の冬 19cm 2021〜22年の冬 32cm 2022〜23年の冬 19cm 2023〜24年の冬 29cm 2024〜25年の冬 26cm -
猛暑日(35℃以上)
0日
10年間なし。真夏日は年平均8.6日
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 8.6日
年ごとの値を表で見る
2016年 3日 2017年 1日 2018年 16日 2019年 6日 2020年 10日 2021年 2日 2022年 11日 2023年 7日 2024年 10日 2025年 20日
観測所: 軽井沢(気象台など、標高999.1m、北佐久郡軽井沢町大字追分)。軽井沢町役場(標高約938m)から直線で約4.6km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
軽井沢町で家を建てる・直すときに検討したいこと
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断熱と暖房を、計画のいちばん上に置く
年平均気温は9.3℃、冬日は年平均145.9日(1年の約4割)、日中も氷点下のままの真冬日は年平均12.8日あります。
だから、断熱は国の基準(等級4)や等級5で決めてしまわず、等級6・7まで見積もりを取って、暖房費と合わせて比べる価値があります。窓の仕様(樹脂サッシ・トリプルガラスなど)と暖房の方式は、間取りと同じ時期に決めておきたい点です。既存の家なら、窓と床まわりの断熱改修から検討することをおすすめします。
-
水道の凍結対策は「毎年、氷点下10℃より下がる」前提で
年の最低気温は10年平均で-13.6℃、いちばん低かった年は-16.2℃(2023年)で、10年間のすべての年で-10℃を下回りました。
だから、配管を室内側に通す・凍結防止ヒーターを付ける・水抜き栓を使いやすい位置に置く、といった点を見積もりの段階で確認しておきたいところです。別荘など留守にする期間がある家では、水抜きの手順と、頼める業者を先に決めておくと安心です。基礎や配管を埋める深さの目安になる凍結深度は、町の建築規制一覧表に参考値として「70cm〜」と書かれています(軽井沢町「建築規制一覧表」、2026年10月8日確認)。敷地の標高や日当たりで変わるので、実際の深さは工務店に確認してください。
留守にする期間がある家は、水抜きの手順と頼める業者を、先に決めておくと安心です。
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湿気と結露の対策を、最初から組み込む
年平均湿度は82%(10年間すべての年で81〜84%)です。同じ期間の松本市(66%)、長野市(75%)と比べて高い値です。
だから、換気の方式、窓や北側の部屋・収納の結露対策、床下の湿気対策を設計の段階で検討する価値があります。留守にする期間がある家では、不在中の換気と除湿をどうするかも、あわせて考えておきたい点です。
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雪は多くないが、残って凍る。足元と車まわりに備える
最深積雪は10年平均で27cm、最大で51cm(2015〜16年の冬)。積雪が10cm以上あった日は年平均17.8日ですが、4日の冬から50日の冬まで差があります。真冬日が年平均12.8日あるので、積もった雪が解けにくい日が続きます。
だから、雪の「量」よりも「凍結」を意識して、玄関までのアプローチや駐車場の勾配・舗装・日当たりを検討する価値があります。カーポートの積雪強度は、敷地の垂直積雪量を確認してから選ぶことをおすすめします。軽井沢町の垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます(長野県「構造計算における各基準値について」)。県の算出シートに載っている軽井沢町役場の地点の値は73cmで、観測された最深積雪(最大51cm)より大きい値です。
-
夏は涼しいが、冷房なしの前提は見直しておく
猛暑日と、最低気温が25℃以上の日は、10年間で一度もありません。真夏日は年平均8.6日ですが、2017年の1日から2025年の20日まで幅があります。夏日は2023〜2025年に3年続けて78日以上でした。
だから、冷房の負担は県内の他の地域より小さく見込めますが、「エアコンは要らない」と決めてしまわず、あとから付けられるように配管の穴と電源だけでも用意しておくと安心です。
あとからエアコンを付けられるよう、配管の穴と電源だけでも用意しておきましょう。
寒さや雪に合わせた家づくりは、軽井沢町の新築・リフォーム業者に相談できます。 軽井沢町の新築・リフォーム業者31社
軽井沢町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 73cm
-
軽井沢町役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 省エネ地域区分
- 2地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 凍結深度(参考値): 軽井沢町「建築規制一覧表」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 9.3℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 9.1℃ |
|---|---|
| 2017年 | 8.3℃ |
| 2018年 | 9.3℃ |
| 2019年 | 9.0℃ |
| 2020年 | 9.2℃ |
| 2021年 | 9.1℃ |
| 2022年 | 8.8℃ |
| 2023年 | 10.0℃ |
| 2024年 | 10.1℃ |
| 2025年 | 9.7℃ |
年ごとの値 10年平均 61.5日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 51日 |
|---|---|
| 2017年 | 50日 |
| 2018年 | 64日 |
| 2019年 | 46日 |
| 2020年 | 56日 |
| 2021年 | 47日 |
| 2022年 | 56日 |
| 2023年 | 81日 |
| 2024年 | 78日 |
| 2025年 | 86日 |
- 夏日・真夏日は近年多い年が続いている。 夏日は2016〜2020年の平均53.4日に対し、2021〜2025年は69.6日。真夏日は2025年の20日が10年で最多です。ただし10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 年平均気温は2023〜2025年が上位3年(10.0℃・10.1℃・9.7℃)。それでも猛暑日は10年間ありません。
- 雪は年による差が大きい。 降雪の合計は35cm(2020〜21年の冬)から181cm(2016〜17年の冬)まで約5倍の開きがあります。増減の傾向は読み取れません。
- 冬日は毎年135日以上。 最も少ない2024年でも135日あり、寒さへの備えが要らなくなったとは言えません。
冬日は毎年135日以上。寒さへの備えが要らなくなったとは言えません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照・雪の17項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 9.3℃ | 8.3(2017年)〜10.1(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 31.6℃/いちばん高かった年 32.9℃(2018年) | 30.3(2017年)〜32.9(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -13.6℃/いちばん低かった年 -16.2℃(2023年) | -16.2(2023年)〜-10.8(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 145.9日 | 135(2024年)〜161(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 12.8日 | 6(2020年)〜22(2022年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 61.5日 | 46(2019年)〜86(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 8.6日 | 1(2017年)〜20(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1294mm | 977(2025年)〜1578(2024年) | |
| 年間日照時間 | 2156時間 | 2004(2020年)〜2387(2023年) | 9年分の平均(2019年を除く) |
| 年平均湿度 | 82% | 81(2017年)〜84(2020年) | |
| 降雪の合計(ひと冬) | 101cm | 35(2021年)〜181(2017年) | |
| 最深積雪(ひと冬でいちばん積もった深さ) | 27cm | 16(2018年)〜51(2016年) | |
| 積雪が10cm以上あった日 | 17.8日 | 4(2023年)〜50(2017年) | |
| 積雪が50cm以上あった日 | 0.1日 | 0(2017年)〜1(2016年) | |
| 積雪が100cm以上あった日 | 0.0日 | どの年も 0 |
※ 雪は、同じ観測所の積雪計(北佐久郡軽井沢町大字長倉、標高950m)の数字です。
※ 雪の数字は「ひと冬」ごと(前の年の8月〜その年の7月)です。表の「2022年」は2021〜22年の冬を指します。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「軽井沢」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
軽井沢町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
77.4%
2020年国勢調査
空き家率
70.4%
2023年住宅・土地統計調査
賃貸・売却用と別荘などを除いた空き家
6.0%
2023年住宅・土地統計調査
1980年以前に建てられた住宅
約1,100戸(13%)
2023年住宅・土地統計調査
居住専用住宅の新築
525棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は77.4%です(2020年国勢調査)。
空き家は住宅全体の70.4%で、賃貸・売却用と別荘などを除いた空き家は6.0%です(2023年住宅・土地統計調査。抽出調査による推計値)。
別荘などの二次的住宅が多い市町村は、空き家率が高く出ます。別荘などを除いた空き家の割合も一緒に見てください。
人が住んでいる住宅のうち、1980年以前に建てられたものは約1,100戸(13%)です。1981年6月に耐震基準が改められる前の建物です。
2024年に着工した居住専用住宅は525棟で、1棟あたりの床面積の平均は192㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日