公的データで見る
南木曽町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
南木曽町の要点
- 南木曽町役場の標高は412m。冬の最低気温は10年平均-10.2℃(南木曽観測所)。
- 住宅地の地価は1㎡あたり5,970円(2026年地価調査の中央値)。
- 洪水の浸水想定区域が町の面積の1%未満(約0.73km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は474か所(国のデータ)。
南木曽町の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
5,970円
2026年7月1日時点
住宅地3地点の中央値
1坪あたり約2.0万円
同じ地点の前年比 -2.0%
2026年の地価調査(住宅地3地点)の中央値は1㎡あたり5,970円(1坪あたり約2.0万円)です。
南木曽町には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
同じ地点どうしで前の年と比べると、地価調査は-2.0%(5年続けて下落)です(変動率の中央値)。
南木曽町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、町の面積の1%未満(約0.73km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、南木曽町のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
474か所
土砂災害特別警戒区域
330か所
急傾斜地崩壊危険区域
20か所
大規模盛土造成地
5か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が474か所、そのうち特別警戒区域が330か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域20か所、大規模盛土造成地5か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や南木曽町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
南木曽町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
南木曽町は、年降水量が平均2,581mmと雨の多い土地です。町内の南木曽観測所(標高560m)は役場より約150m高い山腹にあります。役場のあたりは標高が低いぶん、実際の気温は観測所の数字より高めになることがあります。雨への備えを先に、冬の冷え込みと夏の暑さにも目を配りたい町です。
数字で見る南木曽町の気候(2016〜2025年)
-
年降水量
2,581mm
南木曽観測所(役場より約148m高い)の値。10年平均。多い年は3,162mm(2021年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 2,581mm
年ごとの値を表で見る
2016年 2,472mm 2017年 2,257mm 2018年 2,678mm 2019年 2,326mm 2020年 2,834mm 2021年 3,162mm 2022年 2,268mm 2023年 2,506mm 2024年 2,860mm 2025年 2,448mm -
猛暑日(35℃以上)
1.3日
南木曽観測所(役場より約148m高い)の値。年平均。多い年は6日(2018年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 1.3日
年ごとの値を表で見る
2016年 0日 2017年 0日 2018年 6日 2019年 0日 2020年 1日 2021年 0日 2022年 0日 2023年 2日 2024年 2日 2025年 2日 -
年の最低気温
-10.2℃
南木曽観測所(役場より約148m高い)の値。10年平均。いちばん低かった年は-12.8℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -10.2℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -12.8℃ 2017年 -11.0℃ 2018年 -12.0℃ 2019年 -7.8℃ 2020年 -8.1℃ 2021年 -9.2℃ 2022年 -10.5℃ 2023年 -10.6℃ 2024年 -9.3℃ 2025年 -11.2℃
観測所: 南木曽(アメダス、標高560m、木曽郡南木曽町読書)。南木曽町役場(標高約412m)から直線で約1.2km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
南木曽町で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
年2,500mmを超える雨。屋根・雨どい・水はけを最初に見る
年降水量は平均2,581mmで、いちばん少ない年でも2,257mm(2017年)、多い年は3,162mm(2021年)ありました。10年のうち5年で2,500mmを超えています。
だから、軒の出、雨どいの大きさと排水先、外壁の継ぎ目の防水、敷地の水はけを、土地選びと設計の最初に確認する価値があります。妻籠・蘭・田立など、谷ごとに敷地の条件が違うので、ハザードマップで土砂災害と浸水の想定を見ておくことをおすすめします。外壁や屋根の塗り替えの時期も、雨の多さを見込んで工務店に相談しておくと安心です。
いちばん雨の少ない年でも2,257mm。雨どいと水はけは、最初に確かめたい点です。
-
太陽光発電は、敷地の日当たりを確かめてから試算する
年間日照時間は平均1,820時間です(8年分の平均。アメダスの日照時間は観測方法が2021年に変わったため、目安の数字です)。年による幅は1,623時間から2,082時間まであります。
だから、太陽光発電は発電量を控えめに見積もり、敷地ごとの日当たりを確かめたうえで試算することをおすすめします。冬の日差しを取り込む窓の配置も、土地を見る段階で、周りの地形や建物の影とあわせて確認しておきたい点です。
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冬は氷点下10℃前後まで下がる。窓の断熱と配管の凍結をあわせて見る
冬日は年平均97.1日(83日の年から125日の年まで)、真冬日は年平均3.4日です。年の最低気温は10年平均で-10.2℃、いちばん低かった年は-12.8℃(2016年)で、10年のうち6年で-10℃以下になりました。町内は谷ごとに標高が違い(400〜700m)、観測所より高い場所も低い場所もあります。
だから、断熱等級は基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べ、窓(樹脂サッシ、複層ガラス、内窓)を優先して検討する価値があります。屋外の配管の保温と凍結防止、給湯器の置き場所も、あわせて確認しておくと安心です。
南木曽町は、給水管を埋める深さを「宅地内は60cm以上(車道・歩道は120cm以上)」と定めています(南木曽町営簡易水道条例施行規則 第10条、2026年10月8日確認)。これは水道管の埋設深さで、凍結深度そのものではありません。基礎の深さは設計者に確認してください。
-
夏は真夏日が年45日ほど。役場のあたりは数字より暑くなることも
南木曽観測所の真夏日は年平均45.3日、猛暑日は年平均1.3日です。2023〜2025年は真夏日が66日・62日・69日と続きました。役場は観測所より約150m低いので、実際の気温は観測所の数字より高めになることがあります。最低気温が25℃以上の日は、観測所では10年間ありません。
だから、南・西の窓の日よけ、屋根・天井の断熱、エアコンの台数と容量を、冬の備えとあわせて検討する価値があります。
-
カーポートは、垂直積雪量70cm(役場の標高での値)を確かめて選ぶ
南木曽町の近くには雪を観測している観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求める方式で、県の算出シートに載っている南木曽町役場の値は70cmです。これは観測された積雪ではなく、設計のための値です。町内は谷ごとに標高が違うので、敷地によって値が変わります。
だから、カーポートや物置は、敷地の垂直積雪量を工務店か建設事務所に確認してから、それに見合う積雪強度のものを選ぶことをおすすめします。
寒さや雪に合わせた家づくりは、南木曽町の新築・リフォーム業者に相談できます。 南木曽町の新築・リフォーム業者3社
南木曽町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 70cm
-
南木曽町役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。南木曽町独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」 水道管の埋設深さ: 南木曽町営簡易水道条例施行規則
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.1℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.2℃ |
|---|---|
| 2017年 | 10.9℃ |
| 2018年 | 12.1℃ |
| 2019年 | 12.1℃ |
| 2020年 | 12.0℃ |
| 2021年 | 11.8℃ |
| 2022年 | 11.8℃ |
| 2023年 | 12.5℃ |
| 2024年 | 13.0℃ |
| 2025年 | 12.3℃ |
年ごとの値 10年平均 45.3日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 34日 |
|---|---|
| 2017年 | 28日 |
| 2018年 | 46日 |
| 2019年 | 42日 |
| 2020年 | 36日 |
| 2021年 | 27日 |
| 2022年 | 43日 |
| 2023年 | 66日 |
| 2024年 | 62日 |
| 2025年 | 69日 |
- 年降水量は、10年すべての年で2,200mm以上。 前半5年の平均は2,513mm、後半は2,649mmです。10年間だけでは、増えているとは言い切れません。
- 真夏日は2023〜2025年に3年続けて62日以上。 それ以前の7年はすべて46日以下でした。前半5年の平均は37.2日、後半は53.4日です。
- 猛暑日は0日の年が5回。 いちばん多かったのは2018年の6日で、2023〜2025年は毎年2日でした。増減の傾向は読み取れません。
- 冬日は前半5年の平均102.8日に対し、後半は91.4日。 ただし2025年も95日あり、寒さへの備えが要らなくなったとは言えません。
冬日は後半の5年でも平均91.4日。寒さへの備えが要らなくなったとは言えません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.1℃ | 10.9(2017年)〜13.0(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 34.8℃/いちばん高かった年 35.7℃(2018年) | 32.8(2017年)〜35.7(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -10.2℃/いちばん低かった年 -12.8℃(2016年) | -12.8(2016年)〜-7.8(2019年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 97.1日 | 83(2021年)〜125(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 3.4日 | 0(2019年)〜9(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 110.8日 | 100(2021年)〜122(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 45.3日 | 27(2021年)〜69(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 1.3日 | 0(2016年)〜6(2018年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 2581mm | 2257(2017年)〜3162(2021年) | |
| 年間日照時間 | 1820時間 | 1623(2020年)〜2082(2023年) | 8年分の平均(2017・2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 86% | 86(2024年)〜87(2025年) | 2年分の平均(2016〜2023年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「南木曽」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
南木曽町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
82.6%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計28棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は82.6%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計28棟です(建築着工統計)。
古い住まいの耐震・断熱の見直しは、南木曽町の新築・リフォーム業者に相談できます。 南木曽町の新築・リフォーム業者3社
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日