公的データで見る
坂城町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
坂城町の要点
- 坂城町役場の標高は394m。冬の最低気温は9年平均-10.5℃(上田観測所)。
- 住宅地の地価は1㎡あたり19,600円(2026年地価調査の中央値)。
- 洪水の浸水想定区域が町の面積の約13%(約7.0km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は85か所(国のデータ)。
坂城町の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
21,700円、25,600円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
19,600円
2026年7月1日時点
住宅地3地点の中央値
1坪あたり約6.5万円
同じ地点の前年比 -1.1%
2026年の地価調査(住宅地3地点)の中央値は1㎡あたり19,600円(1坪あたり約6.5万円)です。
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり21,700円、25,600円です。町全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
同じ地点どうしで前の年と比べると、地価調査は-1.1%(5年続けて下落)です(変動率の中央値)。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は33件で、1㎡あたりの中央値は21,000円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は21件で、延床面積1㎡あたりの中央値は80,000円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
坂城町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、町の面積の約13%(約7.0km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、坂城町のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
85か所
土砂災害特別警戒区域
59か所
急傾斜地崩壊危険区域
3か所
大規模盛土造成地
15か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が85か所、そのうち特別警戒区域が59か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域3か所、大規模盛土造成地15か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や坂城町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
坂城町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
坂城町には気温の観測所がないため、上田市にある上田観測所(標高502m、役場から直線で約10.2km)の数字を使っています。役場は標高約394mで観測所より108m低く、実際の気温は観測所の数字より高めになることがあります。夏の暑さへの備えを先に考えたい土地です。
数字で見る坂城町の気候(2016〜2025年)
坂城町の中に気温の観測所がないため、上田市にある観測所「上田」の数字を載せています。
-
猛暑日(35℃以上)
15.5日
上田観測所(上田市、役場より約108m高い)の値。年平均。多い年は42日(2025年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 15.5日
年ごとの値を表で見る
2016年 0日 2017年 4日 2018年 24日 2019年 7日 2020年 14日 2021年 8日 2022年 14日 2023年 25日 2024年 17日 2025年 42日 -
年の最低気温
-10.5℃
上田観測所(上田市、役場より約108m高い)の値。9年分の平均。いちばん低かった年は-14.4℃(2023年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 9年分の平均 -10.5℃
※ 2021年は資料不足値のため、薄い色で示し、平均には入れていません。
年ごとの値を表で見る
2016年 -11.8℃ 2017年 -10.8℃ 2018年 -11.9℃ 2019年 -9.3℃ 2020年 -9.6℃ 2021年 -8.8℃(資料不足値) 2022年 -10.0℃ 2023年 -14.4℃ 2024年 -8.5℃ 2025年 -8.6℃ -
垂直積雪量(建築の基準)
36cm
坂城町役場の地点の値
観測所: 上田(アメダス、標高502m、上田市古里)。坂城町役場(標高約394m)から直線で約10.2km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
坂城町で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
暑さ対策を計画の先頭に。役場は上田の観測所より108m低い
上田観測所の猛暑日は年平均15.5日で、10日以上あった年が10年のうち6年あります。10年間の最高気温は39.0℃(2025年)、真夏日は年平均64.8日です。坂城町役場(標高約394m)は、千曲川の同じ谷で、観測所より108m低い場所にあります。標高が低いぶん、実際の気温は観測所の数字より高めになることがあります。
だから、日差しを遮る工夫(南・西の窓の外側の日よけ、屋根・天井の断熱)と冷房の計画を、冬の断熱と同じ重さで検討する価値があります。西日の当たる部屋と2階の寝室は、窓の大きさとエアコンの位置を、間取りの段階で決めておくと安心です。
坂城町役場は、観測所より108m低い場所。気温は観測所の数字より高めになることがあります。
-
雨が少なく晴れが多い。太陽光発電を試算に入れる
年降水量は平均950mmで、10年のうち8年は1,000mmに届きませんでした。年間日照時間は平均2,347時間です(2021年を除く9年分。観測方法が2021年に変わったため目安)。
だから、太陽光発電は検討に値する条件です。屋根の向き・勾配と周りの影を見たうえで、年間の発電量を試算してもらうことをおすすめします。冬の日差しを取り込む南面の窓も、間取りの最初に考えておきたい点です。
-
冬日は年に100日前後。断熱は一段上の等級と比べる
上田観測所の冬日は年平均103.9日で、93日(2023年)から124日(2017年)の幅があります。真冬日は年平均0.8日で、日中は気温が上がります。役場のあたりは観測所より標高が低いので、この数字は目安として見てください。
だから、「夏が暑い土地だから」と断熱を基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べる価値があります。断熱と窓の性能を上げることは、夏の冷房の効きにもつながります。既存の家なら、内窓など窓の改修から検討することをおすすめします。
-
配管の凍結と雪は、基準の値を確かめておく
年の最低気温は平均-10.5℃(2021年を除く9年分)、いちばん低かった年は-14.4℃(2023年)です。雪は、近くに条件の合う観測所がないため、観測値を載せていません。建築の基準になる垂直積雪量(観測値とは別の、設計用の値)は、県の算出シートで、坂城町役場の地点が36cmです。
だから、屋外の配管の保温と凍結防止、給湯器の置き場所は、暖かかった年を基準にせず確認しておく価値があります。県営水道の基準では、宅地の中の給水管は管上60cm以上の深さに埋めることになっています(長野県企業局「給水装置設計施工基準」、2026年10月8日確認)。敷地がこの基準の区域に当たるかどうかは水道事業者に、基礎の深さは設計者に確認してください。カーポートは、敷地の標高で求めた垂直積雪量に見合う積雪強度のものを選ぶと安心です。
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坂城町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 36cm
-
坂城町役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。坂城町独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 水道管の埋設深さ: 長野県企業局「給水装置設計施工基準」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.8℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.6℃ |
|---|---|
| 2017年 | 11.7℃ |
| 2018年 | 12.9℃ |
| 2019年 | 12.6℃ |
| 2020年 | 12.8℃ |
| 2021年 | 12.7℃ |
| 2022年 | 12.5℃ |
| 2023年 | 13.6℃ |
| 2024年 | 13.7℃ |
| 2025年 | 13.4℃ |
年ごとの値 10年平均 64.8日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 53日 |
|---|---|
| 2017年 | 48日 |
| 2018年 | 58日 |
| 2019年 | 53日 |
| 2020年 | 56日 |
| 2021年 | 52日 |
| 2022年 | 66日 |
| 2023年 | 86日 |
| 2024年 | 86日 |
| 2025年 | 90日 |
- 猛暑日が10日以上の年は、2018年以降に集まっている。 2018年(24日)・2020年(14日)・2022年(14日)・2023年(25日)・2024年(17日)・2025年(42日)の6年です。ただし10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 年平均気温は、前半の5年が12.5℃、後半の5年が13.2℃。 いちばん高かったのは2024年の13.7℃です。
- 冬日は93日から124日のあいだ。 後半の5年(平均101.0日)は前半(106.8日)より少ないものの、差は小さく、減っているとは言い切れません。
- 日照時間は、2021年に観測方法が変わっている。 前後の年を比べて増減を言うことはできません。
冬日は93日から124日のあいだ。減っているとは言い切れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.8℃ | 11.7(2017年)〜13.7(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 37.6℃/いちばん高かった年 39.0℃(2025年) | 34.9(2016年)〜39.0(2025年) | |
| 年の最低気温 | 9年平均 -10.5℃/いちばん低かった年 -14.4℃(2023年) | -14.4(2023年)〜-8.5(2024年) | 9年分の平均(2021年を除く) |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 103.9日 | 93(2023年)〜124(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 0.8日 | 0(2016年)〜3(2021年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 127.7日 | 115(2017年)〜142(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 64.8日 | 48(2017年)〜90(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 15.5日 | 0(2016年)〜42(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.1日 | 0(2016年)〜1(2019年) | |
| 年降水量 | 950mm | 712(2025年)〜1217(2024年) | |
| 年間日照時間 | 2347時間 | 2237(2020年)〜2544(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 74% | 72(2023年)〜76(2024年) | 4年分の平均(2016〜2021年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「上田」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
坂城町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
81.5%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
44棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は81.5%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は44棟で、1棟あたりの床面積の平均は121㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
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データの取得日(最新): 2026年10月15日