公的データで見る
富士見町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
富士見町の要点
- 富士見町役場の標高は978m。冬の最低気温は10年平均-13.6℃(原村観測所)。
- 住宅地の地価は1㎡あたり9,400円(2026年地価調査の中央値)。
- 富士見町のハザードマップは土砂災害が対象です。洪水は役場に確認してください。土砂災害警戒区域は199か所(国のデータ)。
富士見町の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
19,300円、19,900円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
9,400円
2026年7月1日時点
住宅地3地点の中央値
1坪あたり約3.1万円
同じ地点の前年比 ±0.0%
2026年の地価調査(住宅地3地点)の中央値は1㎡あたり9,400円(1坪あたり約3.1万円)です。
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり19,300円、19,900円です。町全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
同じ地点どうしで前の年と比べると、地価調査は±0.0%です(変動率の中央値)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
富士見町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)には、富士見町の洪水浸水想定区域は含まれていません。調査の対象になっていない川がある可能性があります。
富士見町のハザードマップは土砂災害が対象です。川や水路の近くで建てる・直すときは、役場に確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
199か所
土砂災害特別警戒区域
155か所
急傾斜地崩壊危険区域
3か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が199か所、そのうち特別警戒区域が155か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域3か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や富士見町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
富士見町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
富士見町には気温の観測所がないため、隣の原村にある原村観測所(標高1,017m、役場から直線で約6.4km)の数字を使っています。この観測所では、年の最低気温が10年続けて-11℃を下回りました。水道の凍結と冬の寒さへの備えが家づくりの中心になる土地で、晴れの日が多いことも特徴です。
数字で見る富士見町の気候(2016〜2025年)
富士見町の中に気温の観測所がないため、原村にある観測所「原村」の数字を載せています。
-
年の最低気温
-13.6℃
10年平均。いちばん低かった年は-16.9℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -13.6℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -16.9℃ 2017年 -14.7℃ 2018年 -15.0℃ 2019年 -12.7℃ 2020年 -13.1℃ 2021年 -11.1℃ 2022年 -13.8℃ 2023年 -13.7℃ 2024年 -12.1℃ 2025年 -13.0℃ -
猛暑日(35℃以上)
0日
10年間なし。真夏日は年平均26.3日
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 26.3日
年ごとの値を表で見る
2016年 11日 2017年 14日 2018年 32日 2019年 18日 2020年 24日 2021年 18日 2022年 17日 2023年 38日 2024年 39日 2025年 52日 -
垂直積雪量(建築の基準)
76cm
富士見町役場の地点の値
観測所: 原村(アメダス、標高1017m、諏訪郡原村向坂上)。富士見町役場(標高約978m)から直線で約6.4km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
富士見町で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
水道の凍結対策を、見積もりのいちばん最初に確かめる
原村観測所の年の最低気温は、10年平均で-13.6℃、いちばん低かった年は-16.9℃(2016年)です。いちばん高かった年でも-11.1℃(2021年)で、10年間のすべての年で-11℃を下回りました。
だから、配管を室内側に通す・凍結防止ヒーターを付ける・水抜き栓を使いやすい位置に置く、といった点を、見積もりの最初に確認しておく価値があります。留守にする期間がある家では、水抜きの手順と、頼める業者を先に決めておくと安心です。
富士見町は、凍結深度を定めておらず、設計者の判断としています(富士見町「建築確認申請」ページ、2026年10月8日確認)。建物の基礎の深さは設計者に、給排水管を埋める深さは水道事業者に確認してください。
留守にする期間がある家は、水抜きの手順と頼める業者を、先に決めておくと安心です。
-
晴れの多さを、冬の暖かさと発電に活かす
原村観測所の年間日照時間は平均2,240時間です(9年分の平均。観測方法が2021年に変わったため、目安の数字です)。年降水量は平均1,290mmです。
だから、冬の日差しを部屋に取り込む南面の窓と、太陽光発電を検討する価値があります。発電は、屋根に雪が残る日を見込んで試算してもらうとよいでしょう。土地を選ぶ段階なら、冬の午後まで日が当たるかどうかも見ておきたい点です。
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1年の3分の1以上が冬日。断熱は上の等級まで比べる
冬日は年平均134.0日で、1年の3分の1を超えます。日中も氷点下のままの真冬日は年平均8.8日あり、3日の年から20日の年まで開きがあります。年平均気温は10.3℃です。
だから、断熱は国の基準(等級4)や等級5で決めてしまわず、等級6まで見積もりを取って、暖房費と合わせて比べる価値があります。窓の仕様(樹脂サッシ、トリプルガラス)と暖房の方式は、間取りと同じ時期に決めておくことをおすすめします。
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富士見高原と釜無川沿いでは条件が違う。雪の基準は敷地の標高で
富士見町役場の標高は約978mで、原村観測所より約39m低い位置にあります。町内でも、富士見高原・八ヶ岳側は標高1,100〜1,300m、釜無川沿いの低い地区は800m前後で(地区の標高は目安)、役場のあたりとは条件が違います。富士見高原・八ヶ岳側は観測所より標高が高いぶん、実際の気温は観測所の数字より低めになることがあります。釜無川沿いは観測所より200mほど低く、数字はそのままは当てはまりません。
だから、土地を選ぶ段階で敷地の標高を確かめておくことをおすすめします。雪については、近くに観測所がないので、建築の基準になる垂直積雪量(観測値ではなく設計用の値)で考えます。富士見町役場の標高での値は76cmです(長野県の算出シート、2026年10月8日確認)。敷地の標高が上がるほど値は大きくなり、県の算式で1m以上になる敷地は多雪区域の扱いになります。カーポートは、敷地の値に見合う積雪強度のものを選ぶと安心です。
土地を選ぶ段階で、敷地の標高を確かめておきましょう。雪の基準も標高で変わります。
-
夏は猛暑日なし。それでも冷房を付けられる準備はしておく
猛暑日と、最低気温が25℃以上の日は、原村観測所では10年間で一度もありません。真夏日は年平均26.3日ですが、11日(2016年)から52日(2025年)まで幅があります。
だから、冷房の負担は小さく見込めますが、「エアコンは要らない」と決めてしまわず、あとから付けられるように配管の穴と電源を用意しておく価値があります。
寒さや雪に合わせた家づくりは、富士見町の新築・リフォーム業者に相談できます。 富士見町の新築・リフォーム業者9社
富士見町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 76cm
-
富士見町役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県の垂直積雪量の算出シート(Excel) 凍結深度(町は定めていない): 富士見町「建築確認申請」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 10.3℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 10.2℃ |
|---|---|
| 2017年 | 9.2℃ |
| 2018年 | 10.4℃ |
| 2019年 | 10.1℃ |
| 2020年 | 10.4℃ |
| 2021年 | 10.2℃ |
| 2022年 | 10.0℃ |
| 2023年 | 10.9℃ |
| 2024年 | 11.2℃ |
| 2025年 | 10.8℃ |
年ごとの値 10年平均 85.5日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 87日 |
|---|---|
| 2017年 | 79日 |
| 2018年 | 91日 |
| 2019年 | 72日 |
| 2020年 | 84日 |
| 2021年 | 68日 |
| 2022年 | 84日 |
| 2023年 | 96日 |
| 2024年 | 97日 |
| 2025年 | 97日 |
- 年の最低気温は、どの年も-11℃より低い。 前半5年の平均は-14.5℃、後半5年は-12.7℃で後半のほうが高いものの、凍結への備えが要らなくなったとは言えません。
- 真夏日は2025年が10年で最多(52日)。前半5年の平均19.8日に対し、後半5年は32.8日でした。10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 雨の量は年による差が大きい。 年降水量は928mm(2025年)から1,491mm(2024年)までで、増減の傾向は読み取れません。
年の最低気温は、どの年も-11℃より低くなりました。凍結への備えは続けたいところです。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 10.3℃ | 9.2(2017年)〜11.2(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 33.2℃/いちばん高かった年 34.3℃(2025年) | 31.3(2017年)〜34.3(2025年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -13.6℃/いちばん低かった年 -16.9℃(2016年) | -16.9(2016年)〜-11.1(2021年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 134.0日 | 124(2018年)〜155(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 8.8日 | 3(2019年)〜20(2022年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 85.5日 | 68(2021年)〜97(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 26.3日 | 11(2016年)〜52(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1290mm | 928(2025年)〜1491(2024年) | |
| 年間日照時間 | 2240時間 | 2139(2024年)〜2470(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「原村」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
富士見町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
83.4%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
64棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は83.4%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は64棟で、1棟あたりの床面積の平均は92㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
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データの取得日(最新): 2026年10月15日