公的データで見る
池田町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
池田町の要点
- 池田町役場の標高は606m。冬の最低気温は10年平均-11.7℃(穂高観測所)。
- 住宅地の価格は地価公示の2か所の地点で、1㎡あたり7,620円、15,400円。
- 洪水の浸水想定区域が町の面積の約22%(約8.8km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は325か所(国のデータ)。
池田町の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
7,620円、15,400円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
8,370円、13,300円
2026年7月1日時点
住宅地2地点の価格
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり7,620円、15,400円です。
地価調査の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり8,370円、13,300円です。町全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は29件で、1㎡あたりの中央値は11,000円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は28件で、延床面積1㎡あたりの中央値は85,455円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
池田町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、町の面積の約22%(約8.8km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、池田町のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
325か所
土砂災害特別警戒区域
198か所
急傾斜地崩壊危険区域
6か所
地すべり防止区域
30か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が325か所、そのうち特別警戒区域が198か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域6か所、地すべり防止区域30か所が載っています。
災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や池田町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
池田町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
池田町には気温の観測所がないため、隣の安曇野市にある穂高観測所(標高540m、役場から直線で約8.7km)の数字を使っています。観測値では夏の暑さと朝の冷え込みが目立ちます。建築の基準になる垂直積雪量は、区域によって80cmから300cmまで幅があり、雪への備えは敷地ごとに確かめたい土地です。
数字で見る池田町の気候(2016〜2025年)
池田町の中に気温の観測所がないため、安曇野市にある観測所「穂高」の数字を載せています。
-
猛暑日(35℃以上)
9.7日
年平均。多い年は22日(2025年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 9.7日
年ごとの値を表で見る
2016年 2日 2017年 2日 2018年 18日 2019年 5日 2020年 7日 2021年 6日 2022年 9日 2023年 17日 2024年 9日 2025年 22日 -
年の最低気温
-11.7℃
10年平均。いちばん低かった年は-14.9℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -11.7℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -14.9℃ 2017年 -12.4℃ 2018年 -14.5℃ 2019年 -10.6℃ 2020年 -10.5℃ 2021年 -8.4℃ 2022年 -13.3℃ 2023年 -12.9℃ 2024年 -10.4℃ 2025年 -9.5℃ -
垂直積雪量(建築の基準)
80〜300cm
区域ごとに定められている
観測所: 穂高(アメダス、標高540m、安曇野市穂高)。池田町役場(標高約606m)から直線で約8.7km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
池田町で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
敷地の垂直積雪量を、土地選びの段階で確かめる
池田町の近くには雪の観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。雪への備えは、建築の基準になる垂直積雪量(観測値とは別の、設計用の値)で考えます。池田町では長野県が区域ごとに定めていて、大字中鵜・大字陸郷の一部が「80cm以上100cm未満」、大字池田・大字会染・大字広津の一部が「100cm以上150cm未満」です。大字池田と大字広津には、さらに「150cm以上200cm未満」から「250cm以上300cm未満」までの区域があります(長野県 大町建設事務所が示す区域ごとの値、2026年10月8日確認)。100cm以上の区域は多雪区域です。
だから、土地を選ぶ段階で、敷地がどの区域に入るかを建設事務所の地図か工務店に確認しておく価値があります。同じ大字の中でも区域が分かれるので、値によって、屋根の雪の扱い(雪止め、落ちた雪の行き先)、カーポートの積雪強度、雪を寄せる場所の考え方が変わります。
同じ大字の中でも区域が分かれます。敷地がどの区域か、先に確かめておくと安心です。
-
35℃以上の日に備えて、西日と屋根の熱を遮る
穂高観測所では、猛暑日が年平均9.7日あり、2025年は22日でした。真夏日は年平均57.4日、10年間の最高気温は37.7℃(2022年)で、10年のうち7年で37℃以上を記録しています。
だから、南・西の窓の日よけ(ひさし、外付けの日射遮蔽)、屋根・天井の断熱、エアコンの台数と容量を、間取りと同じ時期に検討する価値があります。最低気温が25℃以上の日は10年間で一度もないので、夜に風が抜ける窓の配置も効果を見込めます。
-
冬の朝は氷点下が当たり前。窓から断熱を見直す
冬日は年平均113.5日で、いちばん少ない年でも100日ありました。日中も氷点下のままの真冬日は年平均3.2日です。池田町役場(標高約606m)は観測所より約66m高い位置にあります。
だから、熱が逃げやすい窓から先に、樹脂サッシや複層・トリプルガラス、内窓を検討する価値があります。新築なら、断熱等級を基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べてみることをおすすめします。
-
水道管は宅地内60cm以上。屋外の配管と給湯器の凍結防止も確かめる
年の最低気温は10年平均で-11.7℃、いちばん低かった年は-14.9℃(2016年)です。
だから、屋外に出る配管の保温と凍結防止、給湯器の置き場所を、見積もりの段階で確認しておく価値があります。水道管の埋設深さは、池田町の給水条例施行規程(第8条)で、宅地内は60cm以上(公道の車道・歩道と私道は120cm以上)と定められています(2026年10月8日確認)。これは水道管の埋設深さで、建築の凍結深度そのものではありません。基礎の深さは設計者に確認してください。
-
冬の日差しを、部屋に取り込む
年間日照時間は平均2,009時間(9年分。観測方法が2021年に変わったため目安)です。日最高気温の年平均は18.7℃、日最低気温の年平均は7.4℃で、朝晩と日中の差が大きくなっています。
だから、南面の窓の大きさと、隣家や木の影を、土地選びや間取りの段階で検討する価値があります。太陽光発電を載せる場合は、敷地の垂直積雪量の区域を伝えたうえで、屋根に雪が載る期間を見込んだ試算を業者に出してもらうことをおすすめします。
寒さや雪に合わせた家づくりは、池田町の新築・リフォーム業者に相談できます。 池田町の新築・リフォーム業者7社
池田町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 80〜300cm
-
区域ごとに定められている
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 区域別/定めているところ: 長野県(知事が別に定める区域。建築基準法施行細則第9条第3項)
多雪区域: 一部が多雪区域(100cm以上の区域。80cm以上100cm未満の区域は多雪区域ではない)
区域ごとの値を見る(5区域)
- 80cm以上100cm未満 大字中鵜の一部、大字陸郷の一部
- 100cm以上150cm未満 大字池田の一部、大字会染の一部、大字広津の一部
- 150cm以上200cm未満 大字池田の一部、大字広津の一部
- 200cm以上250cm未満 大字池田の一部、大字広津の一部
- 250cm以上300cm未満 大字池田の一部、大字広津の一部
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。池田町独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 水道管の埋設深さ
- 宅地内60cm以上
-
宅地内60cm以上(公道の車道・歩道と私道は120cm以上)。施工要綱では民地内 口径13〜50mmは管上0.6m以上、75mm以上は0.7m以上
池田町給水条例施行規程 第8条(平成10年3月20日告示第19号)、池田町給水装置工事施工要綱 第19条(平成20年4月1日告示第30号)
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の区域と値: 長野県 大町建設事務所(管内の垂直積雪量) 水道管の埋設深さ: 池田町給水条例施行規程(第8条) 水道管の埋設深さ(施工要綱): 池田町給水装置工事施工要綱(第19条)
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.4℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.3℃ |
|---|---|
| 2017年 | 11.3℃ |
| 2018年 | 12.5℃ |
| 2019年 | 12.2℃ |
| 2020年 | 12.4℃ |
| 2021年 | 12.3℃ |
| 2022年 | 12.0℃ |
| 2023年 | 12.9℃ |
| 2024年 | 13.3℃ |
| 2025年 | 13.0℃ |
年ごとの値 10年平均 57.4日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 54日 |
|---|---|
| 2017年 | 35日 |
| 2018年 | 60日 |
| 2019年 | 45日 |
| 2020年 | 49日 |
| 2021年 | 41日 |
| 2022年 | 58日 |
| 2023年 | 82日 |
| 2024年 | 69日 |
| 2025年 | 81日 |
- 猛暑日は2025年が10年で最も多い(22日)。2016年・2017年は2日でした。前半の5年の平均6.8日に対し、後半の5年は12.6日ですが、10年間だけでは長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 夏日は後半の5年のほうが多い。 2016〜2020年の平均117.2日に対し、2021〜2025年は124.2日で、2025年の134日が最多でした。
- 年の最低気温は、年によって6℃以上違う。 -14.9℃(2016年)から-8.4℃(2021年)まであります。前半の5年の平均は-12.6℃、後半は-10.9℃ですが、冷え込みが弱まったとは言い切れません。
最低気温は年によって6℃以上違います。冷え込みが弱まったとは言い切れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.4℃ | 11.3(2017年)〜13.3(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 36.7℃/いちばん高かった年 37.7℃(2022年) | 35.0(2016年)〜37.7(2022年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -11.7℃/いちばん低かった年 -14.9℃(2016年) | -14.9(2016年)〜-8.4(2021年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 113.5日 | 100(2018年)〜138(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 3.2日 | 1(2019年)〜7(2017年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 120.7日 | 112(2017年)〜134(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 57.4日 | 35(2017年)〜82(2023年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 9.7日 | 2(2016年)〜22(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1107mm | 904(2025年)〜1466(2024年) | |
| 年間日照時間 | 2009時間 | 1870(2024年)〜2238(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「穂高」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
池田町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
87.9%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
27棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は87.9%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は27棟で、1棟あたりの床面積の平均は93㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日