公的データで見る
南箕輪村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
南箕輪村の要点
- 南箕輪村役場の標高は696m。冬の最低気温は10年平均-10.6℃(伊那観測所)。
- 住宅地の価格は地価公示の2か所の地点で、1㎡あたり18,400円、18,600円。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の約10%(約4.2km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は66か所(国のデータ)。
南箕輪村の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
18,400円、18,600円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
19,900円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり18,400円、18,600円です。
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり19,900円(1坪あたり約6.6万円)です。村全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は103件で、1㎡あたりの中央値は14,000円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は34件で、延床面積1㎡あたりの中央値は138,929円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
南箕輪村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の約10%(約4.2km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、南箕輪村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
66か所
土砂災害特別警戒区域
65か所
急傾斜地崩壊危険区域
9か所
大規模盛土造成地
3か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が66か所、そのうち特別警戒区域が65か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域9か所、大規模盛土造成地3か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や南箕輪村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
南箕輪村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
南箕輪村には気温の観測所がないため、隣の伊那市にある伊那観測所(標高633m、役場から直線で約5.6km)の数字を使っています。この観測所では猛暑日が年平均10.5日あり、夏の暑さへの備えを、冬の寒さと同じ重さで考えたい土地です。冬のいちばん冷え込む朝は、氷点下10℃前後まで下がります。
数字で見る南箕輪村の気候(2016〜2025年)
南箕輪村の中に気温の観測所がないため、伊那市にある観測所「伊那」の数字を載せています。
-
猛暑日(35℃以上)
10.5日
年平均。多い年は19日(2018年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 10.5日
年ごとの値を表で見る
2016年 1日 2017年 0日 2018年 19日 2019年 9日 2020年 10日 2021年 7日 2022年 6日 2023年 19日 2024年 15日 2025年 19日 -
年の最低気温
-10.6℃
10年平均。いちばん低かった年は-14.5℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -10.6℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -14.5℃ 2017年 -10.9℃ 2018年 -10.7℃ 2019年 -9.6℃ 2020年 -9.0℃ 2021年 -9.2℃ 2022年 -10.9℃ 2023年 -12.0℃ 2024年 -8.9℃ 2025年 -10.4℃ -
垂直積雪量(建築の基準)
47cm
南箕輪村役場の地点の値
観測所: 伊那(アメダス、標高633m、伊那市下新田)。南箕輪村役場(標高約696m)から直線で約5.6km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
南箕輪村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
夏の暑さ対策を、冬の備えと同じ重さで計画する
伊那観測所の猛暑日は年平均10.5日で、0日の年(2017年)から19日の年(2018年・2023年・2025年)まであります。真夏日は年平均58.6日、夏日は年平均123.6日で、10年間の最高気温は37.2℃(2018年)です。南箕輪村役場(標高約696m)は、この観測所より約63m高い位置にあります。
だから、南・西の窓の日よけ(深い軒、ひさし、外付けの日射遮蔽)、屋根・天井の断熱、エアコンの台数と容量を、間取りと同じ時期に検討する価値があります。最低気温が25℃以上の日は10年間で一度もないので、夜に風が抜ける窓の配置も効果を見込めます。
夜は気温が下がります。夜に風が抜ける窓の配置も、効果を見込めます。
-
日照時間の長さを、発電と冬の日差しに活かす
伊那観測所の年間日照時間は平均2,171時間です(9年分の平均。観測方法が2021年に変わったため、目安の数字です)。
だから、太陽光発電は検討する価値があります。夏の冷房で電気を使う時間帯と発電の時間帯が重なる点も、試算に入れてもらうとよいでしょう。冬は、南面の窓から日差しを取り込めるよう、隣の建物の影のかかり方を確かめておくことをおすすめします。
-
冬日は年に105日ほど。断熱は基準より上の等級と比べる
冬日は年平均104.7日で、少ない年でも94日、多い年は128日ありました。真冬日は年平均1.3日です。日最高気温の年平均は19.4℃、日最低気温の年平均は7.6℃で、その差は約12℃あります。
だから、夏の暑さが目立つ土地でも、断熱は基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べる価値があります。断熱と窓の性能(樹脂サッシ、複層・トリプルガラス、内窓)は、冬の暖房にも夏の冷房にも効きます。
断熱と窓の性能は、冬の暖房にも夏の冷房にも効きます。
-
配管と給湯器の凍結防止が、標準の仕様に入っているか確かめる
年の最低気温は10年平均で-10.6℃、いちばん低かった年は-14.5℃(2016年)です。10年のうち6年で-10℃以下まで下がりました。
だから、屋外の配管の保温、凍結防止ヒーター、給湯器の凍結防止が、見積もりの標準の仕様に入っているかを確認しておく価値があります。南箕輪村の凍結深度や水道管の埋設深さは、値を確認できていません。建物の基礎の深さは設計者に、給排水管を埋める深さは水道事業者に確認してください。
-
垂直積雪量は、役場の標高で47cm
近くに雪を観測している観測所がないため、積もる深さの観測値は示せません。建築の基準になる垂直積雪量(観測値ではなく設計用の値)は、南箕輪村役場の標高で47cmです(長野県の算出シート、2026年10月8日確認)。
だから、カーポートや物置を選ぶときは、この値に見合う積雪強度かどうかを確認しておくと安心です。役場より標高の高い敷地では、県の算式に標高を入れて求めるので、値が大きくなります。
寒さや雪に合わせた家づくりは、南箕輪村の新築・リフォーム業者に相談できます。 南箕輪村の新築・リフォーム業者7社
南箕輪村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 47cm
-
南箕輪村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。南箕輪村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県の垂直積雪量の算出シート(Excel)
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.9℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.9℃ |
|---|---|
| 2017年 | 11.8℃ |
| 2018年 | 12.9℃ |
| 2019年 | 12.8℃ |
| 2020年 | 12.9℃ |
| 2021年 | 12.7℃ |
| 2022年 | 12.6℃ |
| 2023年 | 13.3℃ |
| 2024年 | 13.8℃ |
| 2025年 | 13.4℃ |
年ごとの値 10年平均 58.6日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 59日 |
|---|---|
| 2017年 | 53日 |
| 2018年 | 55日 |
| 2019年 | 39日 |
| 2020年 | 52日 |
| 2021年 | 36日 |
| 2022年 | 58日 |
| 2023年 | 75日 |
| 2024年 | 80日 |
| 2025年 | 79日 |
- 猛暑日は後半の5年に多い。 2016〜2020年の平均7.8日に対し、2021〜2025年は13.2日でした。ただし2018年にも19日あり、10年間だけでは長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 真夏日は2023〜2025年に3年続けて75日以上。 75日・80日・79日で、それ以前の7年はすべて59日以下でした。
- 雨の量は年による差が大きい。 年降水量は1,144mm(2017年)から2,007mm(2024年)まで開きがあり、増減の傾向は読み取れません。
- 冬日は毎年94日以上。 前半5年の平均は107.4日、後半5年は102.0日で、寒さへの備えが要らなくなったとは言えません。
猛暑日は後半の5年に多め。ただ、10年だけでは長い目での傾向とまでは言い切れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.9℃ | 11.8(2017年)〜13.8(2024年) | |
| 年の最高気温 | 9年平均 36.4℃/いちばん高かった年 37.2℃(2018年) | 34.8(2017年)〜37.2(2018年) | 9年分の平均(2022年を除く) |
| 年の最低気温 | 10年平均 -10.6℃/いちばん低かった年 -14.5℃(2016年) | -14.5(2016年)〜-8.9(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 104.7日 | 94(2020年)〜128(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 1.3日 | 0(2019年)〜4(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 123.6日 | 117(2017年)〜133(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 58.6日 | 36(2021年)〜80(2024年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 10.5日 | 0(2017年)〜19(2018年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1547mm | 1144(2017年)〜2007(2024年) | |
| 年間日照時間 | 2171時間 | 2060(2024年)〜2352(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「伊那」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
南箕輪村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
66.1%
2020年国勢調査
空き家率
9.4%
2023年住宅・土地統計調査
賃貸・売却用と別荘などを除いた空き家
2.9%
2023年住宅・土地統計調査
1980年以前に建てられた住宅
約1,200戸(18%)
2023年住宅・土地統計調査
居住専用住宅の新築
92棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は66.1%です(2020年国勢調査)。
空き家は住宅全体の9.4%で、賃貸・売却用と別荘などを除いた空き家は2.9%です(2023年住宅・土地統計調査。抽出調査による推計値)。
人が住んでいる住宅のうち、1980年以前に建てられたものは約1,200戸(18%)です。1981年6月に耐震基準が改められる前の建物です。
2024年に着工した居住専用住宅は92棟で、1棟あたりの床面積の平均は108㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日