公的データで見る
中川村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
中川村の要点
- 中川村役場の標高は602m。冬の最低気温は10年平均-10.0℃(飯島観測所)。
- 住宅地の価格は地価公示の2か所の地点で、1㎡あたり4,380円、4,470円。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の約3.8%(約2.9km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は313か所(国のデータ)。
中川村の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
4,380円、4,470円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
3,280円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり4,380円、4,470円です。
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり3,280円(1坪あたり約1.1万円)です。村全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は17件で、1㎡あたりの中央値は2,000円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は5件で、延床面積1㎡あたりの中央値は96,774円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
中川村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の約3.8%(約2.9km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、中川村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
313か所
土砂災害特別警戒区域
272か所
急傾斜地崩壊危険区域
2か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が313か所、そのうち特別警戒区域が272か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域2か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や中川村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
中川村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
中川村には気温の観測所がないため、隣の飯島町にある飯島観測所(標高728m、役場から直線で約4.8km)の数字を使っています。観測所は役場より126m高い場所にあるので、標高が低いぶん、夏の気温は観測所の数字より高めになることがあります。雨が多く、日照時間の長い土地です。
数字で見る中川村の気候(2016〜2025年)
中川村の中に気温の観測所がないため、飯島町にある観測所「飯島」の数字を載せています。
-
年降水量
2,019mm
飯島観測所(飯島町、役場より約126m高い)の値。10年平均。多い年は2,504mm(2021年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 2,019mm
年ごとの値を表で見る
2016年 2,258mm 2017年 1,490mm 2018年 2,302mm 2019年 1,692mm 2020年 2,262mm 2021年 2,504mm 2022年 1,551mm 2023年 2,054mm 2024年 2,435mm 2025年 1,648mm -
真夏日(30℃以上)
40.1日
飯島観測所(飯島町、役場より約126m高い)の値。年平均。多い年は72日(2025年)
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 40.1日
年ごとの値を表で見る
2016年 34日 2017年 22日 2018年 40日 2019年 32日 2020年 34日 2021年 25日 2022年 32日 2023年 58日 2024年 52日 2025年 72日 -
年の最低気温
-10.0℃
飯島観測所(飯島町、役場より約126m高い)の値。10年平均。いちばん低かった年は-13.4℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -10.0℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -13.4℃ 2017年 -10.4℃ 2018年 -11.5℃ 2019年 -8.7℃ 2020年 -8.6℃ 2021年 -9.3℃ 2022年 -10.3℃ 2023年 -10.6℃ 2024年 -7.3℃ 2025年 -9.9℃
観測所: 飯島(アメダス、標高728m、上伊那郡飯島町七久保)。中川村役場(標高約602m)から直線で約4.8km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
中川村で家を建てる・直すときに検討したいこと
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近くの観測所では、雨の多い年に2,500mm。雨どいと外壁、敷地の排水を確かめる
飯島観測所の年降水量は平均2,019mmです。いちばん多かった年は約2,500mm(2021年)、いちばん少なかった年は1,490mm(2017年)で、10年のうち6年は2,000mmを超えました。
だから、雨どいの太さと落とし先、軒の出、外壁の継ぎ目(シーリング)、敷地に降った雨の流れ先を検討する価値があります。土地を選ぶ段階なら、土砂災害と浸水のハザードマップも合わせて確認しておくと安心です。既存の家では、屋根と外壁の点検を早めに頼むことをおすすめします。
10年のうち6年は、雨が2,000mmを超えました。雨どいと敷地の排水は確かめておきたい点です。
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日照時間は年に2,100時間あまり。太陽光発電を試算してみる
年間日照時間は平均2,112時間です。2021年を除く9年分の平均で、少ない年は1,957時間(2024年)、多い年は2,293時間(2023年)でした。アメダスの日照時間は観測方法が2021年に変わったため、目安の数字です。
だから、太陽光発電は、屋根の向きと勾配が合うなら試算してみる価値があります。観測所は村の外にあり、雪で発電が止まる日数の観測値もないので、冬の発電量は控えめに見てもらうことをおすすめします。
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冬の朝は氷点下。断熱と凍結対策は、観測所の数字を目安に備える
飯島観測所では、冬日が年平均102.4日、真冬日が年平均3.5日あります。年の最低気温は10年平均で-10.0℃、いちばん低かった年は-13.4℃(2016年)です。役場は観測所より126m低い場所にありますが、冬の朝の冷え込みは標高だけでは決まりません。
だから、断熱は基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べる価値があります。屋外の配管の保温と凍結防止、給湯器の置き場所も、標準の仕様に入っているか確認しておくと安心です。敷地の冷え込み方は、近くに建てた経験のある工務店に聞いてみることをおすすめします。
中川村の凍結深度や水道管の埋設深さは、公式の資料で値を確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認することをおすすめします。
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夏は、観測所の数字より暑くなることも見込んで日よけと冷房を考える
飯島観測所では、真夏日が年平均40.1日、猛暑日が年平均0.7日です。10年間で35℃を超えた年は4回あり、2025年の最高気温は36.8℃でした。役場は観測所より126m低く、標高が低いぶん、実際の気温はこれより高めになることがあります。
だから、南・西の窓の日よけ(軒、ひさし、外付けの日射遮蔽)と、居間と寝室の冷房を、はじめから計画に入れておくことをおすすめします。屋根・天井の断熱は、夏の暑さにも冬の寒さにも効きます。
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雪の基準は、役場の標高で48cm
雪を観測している観測所が近くにないため、積雪の観測値は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます。役場の標高(約602m)での値は48cmです(県の算出シート、2026年10月8日確認)。観測された積雪ではなく、設計用の値です。
だから、カーポートや物置を選ぶときは、敷地の標高での値を工務店や外構業者に確認することをおすすめします。標高の高い敷地では、値が大きくなります。
寒さや雪に合わせた家づくりは、中川村の新築・リフォーム業者に相談できます。 中川村の新築・リフォーム業者2社
中川村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 48cm
-
中川村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。中川村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 11.9℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 11.9℃ |
|---|---|
| 2017年 | 10.8℃ |
| 2018年 | 11.9℃ |
| 2019年 | 11.8℃ |
| 2020年 | 12.0℃ |
| 2021年 | 11.7℃ |
| 2022年 | 11.6℃ |
| 2023年 | 12.3℃ |
| 2024年 | 12.7℃ |
| 2025年 | 12.4℃ |
年ごとの値 10年平均 99.9日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 105日 |
|---|---|
| 2017年 | 93日 |
| 2018年 | 98日 |
| 2019年 | 92日 |
| 2020年 | 93日 |
| 2021年 | 86日 |
| 2022年 | 101日 |
| 2023年 | 109日 |
| 2024年 | 109日 |
| 2025年 | 113日 |
- 真夏日は、後半の5年のほうが多い。 前半(2016〜2020年)の平均32.4日に対して、後半(2021〜2025年)は47.8日でした。2025年は72日で、10年で最も多い年です。10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 最高気温が35℃を超えた年は4回で、どれも2020年以降。 2020年・2023年・2024年・2025年です。
- 年の最低気温は、2016年の-13.4℃がいちばん低い。 いちばん高かったのは2024年の-7.3℃です。前半の5年の平均は-10.5℃、後半は-9.5℃ですが、冷え込みがゆるんでいるとは言い切れません。
- 雨の量は年による差が大きい。 1,490mm(2017年)から約2,500mm(2021年)まで開きがあります。
真夏日は後半の5年のほうが多いものの、10年間だけでは傾向とまでは言い切れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 11.9℃ | 10.8(2017年)〜12.7(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 34.8℃/いちばん高かった年 36.8℃(2025年) | 32.7(2017年)〜36.8(2025年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -10.0℃/いちばん低かった年 -13.4℃(2016年) | -13.4(2016年)〜-7.3(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 102.4日 | 94(2021年)〜126(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 3.5日 | 0(2019年)〜9(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 99.9日 | 86(2021年)〜113(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 40.1日 | 22(2017年)〜72(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.7日 | 0(2016年)〜4(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 2019mm | 1490(2017年)〜2504(2021年) | |
| 年間日照時間 | 2112時間 | 1957(2024年)〜2293(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 74% | どの年も 74 | 1年分の平均(2016〜2024年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「飯島」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
中川村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
88.9%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
23棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は88.9%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は23棟で、1棟あたりの床面積の平均は82㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日