公的データで見る
大鹿村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
大鹿村の要点
- 大鹿村役場の標高は671m。冬の最低気温は10年平均-10.0℃(飯島観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり1,800円。
- 洪水の浸水想定区域は大鹿村のハザードマップで確認できます。土砂災害警戒区域は371か所(国のデータ)。
大鹿村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
1,800円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり1,800円(1坪あたり約6,000円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
大鹿村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は14件で、1㎡あたりの中央値は1,100円です。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
大鹿村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)には、大鹿村の洪水浸水想定区域は含まれていません。調査の対象になっていない川がある可能性があります。
大鹿村のハザードマップには、浸水が想定される区域が載っています。土地が区域に入るかは、マップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
371か所
土砂災害特別警戒区域
281か所
急傾斜地崩壊危険区域
20か所
地すべり防止区域
17か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が371か所、そのうち特別警戒区域が281か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域20か所、地すべり防止区域17か所が載っています。
災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や大鹿村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
大鹿村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
大鹿村は谷あいの村で、どの観測所とも山で隔てられています。気温は、伊那山地の向こうの飯島町にある観測所の数字を使っています。村内で測っている雨の量は年に1,800mmあまり。雨への備えと、年に100日ほど朝が氷点下になる冬への備えが、家づくりの中心になります。
数字で見る大鹿村の気候(2016〜2025年)
大鹿村の中に気温の観測所がないため、飯島町にある観測所「飯島」の数字を載せています。
-
年降水量
2,019mm
飯島観測所(飯島町)の値。10年平均。多い年は2,504mm(2021年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 2,019mm
年ごとの値を表で見る
2016年 2,258mm 2017年 1,490mm 2018年 2,302mm 2019年 1,692mm 2020年 2,262mm 2021年 2,504mm 2022年 1,551mm 2023年 2,054mm 2024年 2,435mm 2025年 1,648mm -
真夏日(30℃以上)
40.1日
年平均。多い年は72日(2025年)
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 40.1日
年ごとの値を表で見る
2016年 34日 2017年 22日 2018年 40日 2019年 32日 2020年 34日 2021年 25日 2022年 32日 2023年 58日 2024年 52日 2025年 72日 -
年の最低気温
-10.0℃
10年平均。いちばん低かった年は-13.4℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -10.0℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -13.4℃ 2017年 -10.4℃ 2018年 -11.5℃ 2019年 -8.7℃ 2020年 -8.6℃ 2021年 -9.3℃ 2022年 -10.3℃ 2023年 -10.6℃ 2024年 -7.3℃ 2025年 -9.9℃
観測所: 飯島(アメダス、標高728m、上伊那郡飯島町七久保)。大鹿村役場(標高約671m)から直線で約14.8km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
大鹿村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
村内で測った雨は年に1,800mmあまり。水の逃がし方を先に決める
村内の大鹿観測所(アメダス、標高718m、大鹿村大河原。測っているのは降水量だけ)では、年降水量が平均1,831mmです。少ない年で1,381mm(2017年)、多い年で約2,386mm(2020年)でした。気温の数字を使っている飯島観測所では、平均2,019mmです。
だから、軒の出、雨どいの太さと落とし先、敷地に降った水と山側から来る水の逃がし方を、設計の早い段階で検討する価値があります。土地を選ぶ段階なら、土砂災害と浸水のハザードマップを確認しておくことをおすすめします。
土地を選ぶ段階なら、土砂災害と浸水のハザードマップを確認しておきましょう。
-
冬日は年に100日あまり。断熱と窓を、基準より上で比べる
大鹿村には気温の観測所がないため、飯島町にある飯島観測所(アメダス、標高728m、役場から直線で約14.8km)の数字を使っています。飯島は伊那山地の向こうですが、村を流れる小渋川が天竜川に出るところに近く、役場(標高約671m)との標高の差は57mです。飯島では、冬日が年平均102.4日、真冬日が年平均3.5日、年平均気温は11.9℃です。
だから、断熱は基準(等級4)より上の等級5・6と見積もりを比べ、窓は樹脂サッシや内窓を検討する価値があります。谷あいの村なので、冬に日が当たる時間は敷地ごとに違います。土地を選ぶときや間取りを決めるときに、冬の日当たりを現地で確かめておくと安心です。
-
最低気温は-10℃前後。水道管は私有地で0.6m以上の深さに
飯島では、年の最低気温が10年平均で-10.0℃、いちばん低かった年は-13.4℃(2016年)です。大鹿村の「村営水道規則」は、水道管の埋設深さを私有地で0.6m以上としています(2026年10月8日確認)。
だから、給水管の深さがこの規則に合っているか、屋外の配管の保温と給湯器の凍結防止が標準の仕様に入っているかを、確認しておくと安心です。基礎の深さは設計者に確認してください。
-
真夏日は年に40日。夏の備えも省かない
真夏日は年平均40.1日、猛暑日は年平均0.7日です。2025年は真夏日が72日、猛暑日が4日あり、最高気温は36.8℃でした。最低気温が25℃以上の日は、10年間ありません。
だから、エアコンの台数と容量、南と西の窓の日よけ(ひさし、すだれ)を、冬の断熱と一緒に検討する価値があります。夜は気温が下がるので、風の抜ける窓の配置も効果を見込めます。
-
垂直積雪量は役場の標高で62cm。雪の観測値はない
村内にも近くにも、雪を観測している観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。設計に使う垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求め、役場の標高での値は62cmです。垂直積雪量は設計用の値で、実際に積もった深さの観測値とは別のものです。
だから、カーポートや物置は、敷地の標高での値を工務店や外構業者に確認し、その値に合う積雪強度のものを選ぶことをおすすめします。算式の値が100cm以上になる標高の敷地は、多雪区域の扱いになります。
寒さや雪に合わせた家づくりは、大鹿村の新築・リフォーム業者に相談できます。 大鹿村の新築・リフォーム業者1社
大鹿村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 62cm
-
大鹿村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。大鹿村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート(Excel): 長野県「構造計算における各基準値について」の添付ファイル 水道管の埋設深さ: 大鹿村「村営水道規則」第7条
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 11.9℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 11.9℃ |
|---|---|
| 2017年 | 10.8℃ |
| 2018年 | 11.9℃ |
| 2019年 | 11.8℃ |
| 2020年 | 12.0℃ |
| 2021年 | 11.7℃ |
| 2022年 | 11.6℃ |
| 2023年 | 12.3℃ |
| 2024年 | 12.7℃ |
| 2025年 | 12.4℃ |
年ごとの値 10年平均 99.9日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 105日 |
|---|---|
| 2017年 | 93日 |
| 2018年 | 98日 |
| 2019年 | 92日 |
| 2020年 | 93日 |
| 2021年 | 86日 |
| 2022年 | 101日 |
| 2023年 | 109日 |
| 2024年 | 109日 |
| 2025年 | 113日 |
- 飯島の真夏日は、後半5年で増えた。 前半5年の平均32.4日に対して後半5年は47.8日で、2023年は58日、2024年は52日、2025年は72日でした。10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 猛暑日は、2019年までの4年間はなかった。 2020年・2023年・2024年に1日ずつ、2025年に4日ありました。
- 冬日は、毎年94日以上ある。 最も多かったのは2017年の126日、最も少なかったのは2021年の94日です。
- 村内の雨の量は、年による差が大きい。 大鹿観測所の年降水量は1,381mm(2017年)から約2,386mm(2020年)までです。前半5年の平均は1,897mm、後半5年は1,765mmですが、減っているとは言い切れません。
冬日は毎年94日以上あります。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 11.9℃ | 10.8(2017年)〜12.7(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 34.8℃/いちばん高かった年 36.8℃(2025年) | 32.7(2017年)〜36.8(2025年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -10.0℃/いちばん低かった年 -13.4℃(2016年) | -13.4(2016年)〜-7.3(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 102.4日 | 94(2021年)〜126(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 3.5日 | 0(2019年)〜9(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 99.9日 | 86(2021年)〜113(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 40.1日 | 22(2017年)〜72(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.7日 | 0(2016年)〜4(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 2019mm | 1490(2017年)〜2504(2021年) | |
| 年間日照時間 | 2112時間 | 1957(2024年)〜2293(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 74% | どの年も 74 | 1年分の平均(2016〜2024年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「飯島」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
大鹿村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
75.0%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計4棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は75.0%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計4棟です(建築着工統計)。
古い住まいの耐震・断熱の見直しは、大鹿村の新築・リフォーム業者に相談できます。 大鹿村の新築・リフォーム業者1社
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日