公的データで見る
朝日村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
朝日村の要点
- 朝日村役場の標高は822m。冬の最低気温は10年平均-13.5℃(松本今井観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり14,000円。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の約1.9%(約1.3km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は80か所(国のデータ)。
朝日村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
14,000円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり14,000円(1坪あたり約4.6万円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
朝日村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は28件で、1㎡あたりの中央値は10,500円です。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
朝日村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の約1.9%(約1.3km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、朝日村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
80か所
土砂災害特別警戒区域
76か所
急傾斜地崩壊危険区域
2か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が80か所、そのうち特別警戒区域が76か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域2か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や朝日村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
朝日村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
朝日村には気温の観測所がないため、隣の松本市にある松本今井観測所(標高658m、役場から直線で約6.4km)の数字を使っています。役場の標高は約822mで観測所より約164m高く、標高が高いぶん、実際の気温は観測所の数字より低めになることがあります。寒さと凍結への備えを、余裕をもって考えたい土地です。
数字で見る朝日村の気候(2016〜2025年)
朝日村の中に気温の観測所がないため、松本市にある観測所「松本今井」の数字を載せています。
-
年の最低気温
-13.5℃
松本今井観測所(松本市、役場より約164m低い)の値。10年平均。いちばん低かった年は-16.9℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -13.5℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -16.9℃ 2017年 -13.3℃ 2018年 -15.7℃ 2019年 -12.7℃ 2020年 -13.0℃ 2021年 -11.1℃ 2022年 -13.1℃ 2023年 -14.5℃ 2024年 -12.2℃ 2025年 -12.2℃ -
猛暑日(35℃以上)
3.7日
松本今井観測所(松本市、役場より約164m低い)の値。年平均。多い年は12日(2025年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 3.7日
年ごとの値を表で見る
2016年 0日 2017年 0日 2018年 5日 2019年 2日 2020年 5日 2021年 0日 2022年 3日 2023年 5日 2024年 5日 2025年 12日 -
垂直積雪量(建築の基準)
75cm
朝日村役場の地点の値
観測所: 松本今井(アメダス、標高658m、松本市大字空港東)。朝日村役場(標高約822m)から直線で約6.4km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
朝日村で家を建てる・直すときに検討したいこと
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断熱と暖房は、観測所の数字より寒い場合も見込んで決める
松本今井観測所(松本市、標高658m)では、年平均気温が12.1℃、冬日が年平均126.9日、真冬日が年平均2.5日です。朝日村役場(標高約822m)は観測所より約164m高く、標高が高いぶん、実際の気温は観測所の数字より低めになることがあります。朝日村は松本盆地の南西の縁にあり、観測所までの間に山はありません。
だから、断熱は基準(等級4)で決めてしまわず、等級5・6の見積もりと比べ、敷地の標高によってはその上の等級まで含めて検討する価値があります。暖房の方式と窓の仕様(樹脂サッシ、複層・トリプルガラス)は、敷地の標高を伝えたうえで、工務店に暖房費の試算を出してもらうことをおすすめします。
敷地の標高を伝えて、暖房費の試算を出してもらうと安心です。
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水道の凍結対策は、ほぼ毎年氷点下12℃より下がる前提で確かめる
松本今井観測所の年の最低気温は、10年平均で-13.5℃、いちばん低かった年は-16.9℃(2016年)です。10年のうち9年で-12℃を下回りました。役場のあたりは観測所より標高が高いので、この数字は目安の1つとして見てください。
だから、給水・給湯の配管をできるだけ室内側に通すこと、屋外に出る部分の凍結防止(ヒーターや水抜き)を、見積もりの段階で確認しておくと安心です。凍結深度や水道管の埋設深さは、朝日村の資料では値を確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認することをおすすめします。
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垂直積雪量は役場の地点で75cm。標高が上がる敷地は値を確かめる
朝日村の近くには雪の観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量(観測値とは別の、設計用の値)は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます。県の算出シートに載っている朝日村役場の地点の値は75cmです(長野県「垂直積雪量算出シート」、2026年10月8日確認)。
だから、カーポートや物置は、敷地の垂直積雪量に見合う積雪強度かどうかを確認して選ぶことをおすすめします。この値は敷地の標高が上がるほど大きくなり、1m以上になる敷地は多雪区域の扱いになります。役場より高い場所に建てる場合は、敷地の値を工務店や外構業者に確認しておくと安心です。
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夏は35℃以上の日もある。冷房なしの前提にはしない
松本今井観測所では、真夏日が年平均52.4日、猛暑日が年平均3.7日(0日の年から12日の年まで)あります。10年間の最高気温は36.6℃です。
だから、標高の高い土地でも「エアコンは要らない」とは決めず、冷房の計画と、南・西の窓の日よけを検討する価値があります。最低気温が25℃以上の日は観測所でも10年間ないので、夜に風が抜ける窓の配置も効果を見込めます。
寒さや雪に合わせた家づくりは、朝日村の新築・リフォーム業者に相談できます。 朝日村の新築・リフォーム業者1社
朝日村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 75cm
-
朝日村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。朝日村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の計算: 長野県「垂直積雪量算出シート」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.1℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.1℃ |
|---|---|
| 2017年 | 11.1℃ |
| 2018年 | 12.1℃ |
| 2019年 | 11.9℃ |
| 2020年 | 12.1℃ |
| 2021年 | 12.0℃ |
| 2022年 | 11.7℃ |
| 2023年 | 12.6℃ |
| 2024年 | 12.9℃ |
| 2025年 | 12.7℃ |
年ごとの値 10年平均 52.4日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 50日 |
|---|---|
| 2017年 | 39日 |
| 2018年 | 52日 |
| 2019年 | 37日 |
| 2020年 | 47日 |
| 2021年 | 31日 |
| 2022年 | 50日 |
| 2023年 | 76日 |
| 2024年 | 67日 |
| 2025年 | 75日 |
- 冬日は、少ない年でも114日ある(松本今井観測所)。 前半の5年の平均130.4日に対し、後半は123.4日とやや少なくなっていますが、10年間だけでは傾向とまでは言い切れません。
- 真夏日は2023〜2025年に多い年が続いた。 76日・67日・75日で、それ以前の7年はすべて52日以下でした。
- 年平均気温は、後半の5年のほうが高い。 前半の平均11.9℃に対し、後半は12.4℃です。ただし10年は短く、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 雨の量は年で1.8倍ほど違う。 年降水量は850mm(2025年)から1,552mm(2024年)まで開きがあります。
冬日は、少ない年でも114日。10年だけでは、減っているとは言い切れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.1℃ | 11.1(2017年)〜12.9(2024年) | |
| 年の最高気温 | 9年平均 35.7℃/いちばん高かった年 36.6℃(2018年) | 34.0(2016年)〜36.6(2018年) | 9年分の平均(2017年を除く) |
| 年の最低気温 | 10年平均 -13.5℃/いちばん低かった年 -16.9℃(2016年) | -16.9(2016年)〜-11.1(2021年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 126.9日 | 114(2023年)〜142(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 2.5日 | 1(2020年)〜6(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 114.0日 | 105(2017年)〜128(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 52.4日 | 31(2021年)〜76(2023年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 3.7日 | 0(2016年)〜12(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1146mm | 850(2025年)〜1552(2024年) | |
| 年間日照時間 | なし | なし | |
| 年平均湿度 | なし | なし |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「松本今井」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
朝日村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
93.6%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
23棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は93.6%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は23棟で、1棟あたりの床面積の平均は96㎡です(建築着工統計)。
古い住まいの耐震・断熱の見直しは、朝日村の新築・リフォーム業者に相談できます。 朝日村の新築・リフォーム業者1社
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
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データの取得日(最新): 2026年10月15日