公的データで見る
白馬村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
白馬村の要点
- 白馬村役場の標高は703m。冬の最低気温は10年平均-15.6℃(白馬観測所)。
- 住宅地の地価は1㎡あたり8,000円(2026年地価調査の中央値)。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の約3.6%(約6.7km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は429か所(国のデータ)。
白馬村の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
8,970円、27,400円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
8,000円
2026年7月1日時点
住宅地3地点の中央値
1坪あたり約2.6万円
同じ地点の前年比 +31.1%
2026年の地価調査(住宅地3地点)の中央値は1㎡あたり8,000円(1坪あたり約2.6万円)です。
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり8,970円、27,400円です。村全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
同じ地点どうしで前の年と比べると、地価調査は+31.1%(5年続けて上昇)です(変動率の中央値)。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は96件で、1㎡あたりの中央値は13,000円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は38件で、延床面積1㎡あたりの中央値は210,428円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
白馬村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の約3.6%(約6.7km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、白馬村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
429か所
土砂災害特別警戒区域
227か所
急傾斜地崩壊危険区域
6か所
地すべり防止区域
11か所
大規模盛土造成地
4か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が429か所、そのうち特別警戒区域が227か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域6か所、地すべり防止区域11か所、大規模盛土造成地4か所が載っています。
災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や白馬村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
白馬村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
白馬村は、役場のある盆地の中央でも積雪が1mを超える冬があり、ひと冬の降雪の合計は平均で約5mになります。日中も氷点下のままの日が年に20日ほどあり、年降水量は1,900mmを超えます。雪・寒さ・凍結・雨のそれぞれに備える家づくりになります。
数字で見る白馬村の気候(2016〜2025年)
-
最深積雪
73cm
8年分の平均。最大は121cm(2024〜25年の冬)
最深積雪(cm) 年ごとの値 8年分の平均 73cm
※ 2016・2018年は資料不足値のため、薄い色で示し、平均には入れていません。
※ 年は「ひと冬」ごと(前の年の8月〜その年の7月)。
年ごとの値を表で見る
2015〜16年の冬 73cm(資料不足値) 2016〜17年の冬 90cm 2017〜18年の冬 60cm(資料不足値) 2018〜19年の冬 71cm 2019〜20年の冬 28cm 2020〜21年の冬 74cm 2021〜22年の冬 102cm 2022〜23年の冬 55cm 2023〜24年の冬 42cm 2024〜25年の冬 121cm -
年の最低気温
-15.6℃
10年平均。いちばん低かった年は-17.5℃(2022年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -15.6℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -16.4℃ 2017年 -16.6℃ 2018年 -16.1℃ 2019年 -16.7℃ 2020年 -15.6℃ 2021年 -14.4℃ 2022年 -17.5℃ 2023年 -12.5℃ 2024年 -15.4℃ 2025年 -15.2℃ -
猛暑日(35℃以上)
0日
10年間なし。真夏日は年平均29.5日
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 29.5日
年ごとの値を表で見る
2016年 21日 2017年 13日 2018年 36日 2019年 26日 2020年 26日 2021年 21日 2022年 25日 2023年 49日 2024年 29日 2025年 49日
観測所: 白馬(アメダス、標高703m、北安曇郡白馬村北城)。白馬村役場(標高約703m)から直線で約0km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
白馬村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
屋根の雪の扱いを、設計のいちばん最初に決める
最深積雪は平均で73cm(8年分)、いちばん多かった2024〜25年の冬は121cmでした。積雪が50cm以上あった日は年平均29.8日ですが、0日の冬が2回、82日の冬が1回と、年による差が大きくなっています。
だから、屋根の雪を「下ろす」「自然に落とす」「載せたままにする(無落雪)」のどれにするかを、設計の早い段階で工務店と決めておく価値があります。落とす場合は、落ちた雪を置く場所と隣地との距離も一緒に検討したい点です。
建築の基準になる垂直積雪量は、観測された積雪とは別の、設計用の値です。白馬村では長野県が区域ごとに定めていて、大字神城・大字北城とも「300cm以上385cm未満」か「385cm以上450cm未満」のどちらかになり、村の全域が多雪区域です(長野県 大町建設事務所が示す区域ごとの値、2026年10月8日確認)。観測された最大(121cm)の2倍を超える値で設計することになります。役場と観測所は盆地の中央(標高約700m)にあり、山麓の別荘地・スキー場周辺(800m以上)は雪が多くなるので、敷地がどちらの区域に入るかを最初に確認しておくと安心です。
雪を落とすなら、落ちた雪の置き場とお隣との距離も、一緒に考えておきたいですね。
-
断熱と暖房は、等級6・7まで見積もりを比べる
年平均気温は10.2℃、冬日は年平均132.9日、日中も氷点下のままの真冬日は年平均20.3日(少ない年で10日、多い年で31日)あります。
だから、断熱は国の基準(等級4)や等級5で決めてしまわず、等級6・7まで見積もりを取って、暖房費と合わせて比べることをおすすめします。暖房の方式と窓の仕様(樹脂サッシ・トリプルガラスなど)は、間取りと同じ時期に決めておきたい点です。
-
水道は「氷点下15℃前後まで下がる」前提で、凍結対策を確かめる
年の最低気温は10年平均で-15.6℃、いちばん低かった年は-17.5℃(2022年)で、10年間のすべての年で-12℃を下回りました。
だから、配管を室内側に通す・凍結防止ヒーターを付ける・水抜き栓を使いやすい位置に置く、といった点を見積もりの段階で確認しておきたいところです。留守にする期間がある家では、水抜きの手順と、頼める業者を先に決めておくと安心です。水道管の埋設深さは、白馬村の「給水工事基準」で、公道・私道以外は管上0.5m以上(口径75mm以上は0.7m以上)が標準とされています(2026年10月8日確認)。これは水道管の埋設深さで、建築の凍結深度そのものではありません。基礎の深さは設計者に確認してください。
-
カーポートと外構は「ひと冬に約5m降る」前提で選ぶ
降雪の合計は平均で498cm(少ない冬で226cm、多い冬で675cm)、1日に10cm以上降った日は年平均19.1日、積雪が10cm以上あった日は年平均68.6日ありました(いずれも8年分)。
だから、カーポートは敷地の垂直積雪量に見合う積雪強度のものがあるかを先に確かめ、既製品で足りない場合の方法(雪下ろしを前提にする、車庫にするなど)も含めて比べる価値があります。あわせて、除雪した雪の置き場と、玄関から道路までの動線を外構の計画に入れておくことをおすすめします。給湯器や室外機は、雪に埋もれない高さ・場所かどうかも見ておきたい点です。
-
雨も多い。軒・雨どい・敷地の水はけを見ておく
年降水量は平均1,919mmで、いちばん少ない年でも1,714mm(2025年)、多い年は2,183mm(2017年と2024年)ありました。
だから、軒の出、雨どいの太さと落とし先、外壁の継ぎ目(シーリング)、敷地の排水を検討する価値があります。土地を選ぶ段階なら、土砂災害と浸水のハザードマップも合わせて確認しておくと安心です。
寒さや雪に合わせた家づくりは、白馬村の新築・リフォーム業者に相談できます。 白馬村の新築・リフォーム業者9社
白馬村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 300〜450cm
-
区域ごとに定められている
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 区域別/定めているところ: 長野県(知事が別に定める区域。建築基準法施行細則第9条第3項)
多雪区域: 全域が多雪区域(どの区域も100cm以上)
区域ごとの値を見る(2区域)
- 300cm以上385cm未満 大字神城の一部、大字北城の一部
- 385cm以上450cm未満 大字神城の一部、大字北城の一部
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。白馬村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の区域と値: 長野県 大町建設事務所(管内の垂直積雪量) 水道管の埋設深さ: 白馬村「給水工事基準」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 10.2℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 10.4℃ |
|---|---|
| 2017年 | 9.0℃ |
| 2018年 | 10.2℃ |
| 2019年 | 10.0℃ |
| 2020年 | 10.3℃ |
| 2021年 | 10.0℃ |
| 2022年 | 9.8℃ |
| 2023年 | 10.6℃ |
| 2024年 | 10.8℃ |
| 2025年 | 10.5℃ |
年ごとの値 10年平均 84.5日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 88日 |
|---|---|
| 2017年 | 69日 |
| 2018年 | 87日 |
| 2019年 | 75日 |
| 2020年 | 72日 |
| 2021年 | 76日 |
| 2022年 | 89日 |
| 2023年 | 91日 |
| 2024年 | 100日 |
| 2025年 | 98日 |
- 雪は年による差がとても大きい。 最深積雪は28cm(2019〜20年の冬)から121cm(2024〜25年の冬)まで約4倍の開きがあります(8年分)。少ない冬が続いても、多い冬を基準に備えるほうが安全です。増えている・減っているとは言い切れません。
- 真夏日は多い年が出てきた。 2016〜2020年の平均24.4日に対し、2021〜2025年は34.6日で、2023年と2025年は49日でした。ただし10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。猛暑日は10年間ありません。
- 年平均気温は2024年が10年で最も高い(10.8℃)。最も低かったのは2017年(9.0℃)です。
- 年降水量は毎年1,700mmを超えている。 雨と雪の多さは、どの年にも共通しています。
雪の少ない冬が続いても、多い冬を基準に備えるほうが安全です。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照・雪の17項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 10.2℃ | 9.0(2017年)〜10.8(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 33.8℃/いちばん高かった年 34.6℃(2022年) | 32.5(2017年)〜34.6(2022年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -15.6℃/いちばん低かった年 -17.5℃(2022年) | -17.5(2022年)〜-12.5(2023年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 132.9日 | 120(2018年)〜155(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 20.3日 | 10(2020年)〜31(2022年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 84.5日 | 69(2017年)〜100(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 29.5日 | 13(2017年)〜49(2023年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1919mm | 1714(2025年)〜2183(2017年) | |
| 年間日照時間 | 1631時間 | 1507(2024年)〜1828(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし | |
| 降雪の合計(ひと冬) | 498cm | 226(2020年)〜675(2025年) | 8年分の平均(2016・2018年を除く) |
| 最深積雪(ひと冬でいちばん積もった深さ) | 73cm | 28(2020年)〜121(2025年) | 8年分の平均(2016・2018年を除く) |
| 積雪が10cm以上あった日 | 68.6日 | 12(2020年)〜108(2025年) | 8年分の平均(2016・2018年を除く) |
| 積雪が50cm以上あった日 | 29.8日 | 0(2020年)〜82(2025年) | 8年分の平均(2016・2018年を除く) |
| 積雪が100cm以上あった日 | 2.6日 | 0(2017年)〜18(2025年) | 8年分の平均(2016・2018年を除く) |
※ 雪の数字は「ひと冬」ごと(前の年の8月〜その年の7月)です。表の「2022年」は2021〜22年の冬を指します。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「白馬」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
白馬村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
75.0%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
86棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は75.0%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は86棟で、1棟あたりの床面積の平均は136㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日