公的データで見る
飯綱町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
飯綱町の要点
- 飯綱町役場の標高は499m。冬の最低気温は10年平均-15.5℃(信濃町観測所)。
- 住宅地の価格は地価公示の2か所の地点で、1㎡あたり10,000円、10,800円。
- 洪水の浸水想定区域が町の面積の1%未満(約0.42km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は208か所(国のデータ)。
飯綱町の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
10,000円、10,800円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
6,560円、9,130円
2026年7月1日時点
住宅地2地点の価格
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり10,000円、10,800円です。
地価調査の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり6,560円、9,130円です。町全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は31件で、1㎡あたりの中央値は6,000円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は31件で、延床面積1㎡あたりの中央値は71,429円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
飯綱町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、町の面積の1%未満(約0.42km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、飯綱町のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
208か所
土砂災害特別警戒区域
141か所
急傾斜地崩壊危険区域
12か所
地すべり防止区域
1か所
大規模盛土造成地
15か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が208か所、そのうち特別警戒区域が141か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域12か所、地すべり防止区域1か所、大規模盛土造成地15か所が載っています。
災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や飯綱町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
飯綱町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
飯綱町には気温の観測所がないため、隣の信濃町にある信濃町観測所(標高685m、町役場から直線で約6.9km)の数字を使っています。役場(標高約499m)は観測所より約186m低く、標高が低いぶん、実際の気温は観測所の数字より高めになることがあります。寒さと凍結、そして役場の地点で158cmという雪の基準への備えが中心です。
数字で見る飯綱町の気候(2016〜2025年)
飯綱町の中に気温の観測所がないため、信濃町にある観測所「信濃町」の数字を載せています。
-
垂直積雪量(建築の基準)
158cm
飯綱町役場の地点の値(旧牟礼村の区域)
-
年の最低気温
-15.5℃
信濃町観測所(信濃町、役場より約186m高い)の値。10年平均。いちばん低かった年は-16.3℃(2020年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -15.5℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -15.6℃ 2017年 -14.4℃ 2018年 -15.2℃ 2019年 -16.2℃ 2020年 -16.3℃ 2021年 -14.5℃ 2022年 -16.1℃ 2023年 -15.7℃ 2024年 -15.0℃ 2025年 -15.6℃ -
猛暑日(35℃以上)
0日
信濃町観測所(信濃町、役場より約186m高い)の値。10年間なし。真夏日は年平均23.8日
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 23.8日
年ごとの値を表で見る
2016年 13日 2017年 10日 2018年 27日 2019年 24日 2020年 20日 2021年 13日 2022年 28日 2023年 40日 2024年 22日 2025年 41日
観測所: 信濃町(アメダス、標高685m、上水内郡信濃町柏原字小丸山)。飯綱町役場(標高約499m)から直線で約6.9km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
飯綱町で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
断熱と暖房を、計画のいちばん上に置く
信濃町観測所の年平均気温は10.3℃、冬日は年平均133.1日、日中も氷点下のままの真冬日は年平均21.1日です。飯綱町役場は観測所より約186m低い場所にあるので、実際の気温はこれより高めになることがあります。それでも、同じ鳥居川の上流にあって間に山のない、いちばん条件の近い観測所の数字です。
だから、断熱等級は基準(等級4)で止めず、等級6・7まで見積もりを取り、暖房費と並べて比べる価値があります。窓は樹脂サッシと複層・トリプルガラスを基本に考え、暖房の方式も断熱と一緒に決めておくことをおすすめします。
三水地区(標高450〜500m台とされる)と、霊仙寺湖・飯綱東高原(900m前後とされる)では条件が違います。標高の高い地区では、観測所の数字と同じか、それより厳しい寒さを見込んで工務店に相談しておくと安心です。
役場は観測所より約186m低い場所。気温は、数字より高めになることがあります。
-
雪の基準は役場の地点で158cm。屋根とカーポートは多雪の前提で
飯綱町の近くには条件の合う雪の観測所がないため、観測された積雪の数字は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます。町役場の標高での値は158cm(旧牟礼村の区域)、旧三水村の区域では旧役場の地点で195cmで、どちらも多雪区域に当たります(長野県「構造計算における各基準値について」の垂直積雪量算出シート、2026年10月8日確認)。垂直積雪量は観測された雪の深さではなく、設計に使う値です。
だから、屋根の雪を「下ろす」「自然に落とす」「載せたままにする(無落雪)」のどれにするかを、設計の早い段階で工務店と決めておくと安心です。カーポートは、敷地の垂直積雪量に見合う積雪強度の製品があるかを先に確かめ、雪を寄せておく場所と玄関から道路までの動線も、外構の計画に入れておくことをおすすめします。
値は敷地の標高で変わります。敷地と役場(旧三水村の区域は旧役場)の標高の差が50mを超えるときは、敷地の標高から計算し直すので、標高の高い地区ほど値は大きくなります。
-
配管の凍結対策を、見積もりの最初の項目にする
信濃町観測所の年の最低気温は10年平均で-15.5℃、いちばん低かった年は-16.3℃(2020年)でした。役場のあたりは標高が低いぶん、これより高めになることがあります。
だから、給水・給湯の配管を室内側に通すこと、屋外に出る部分の凍結防止(ヒーターや水抜き)、給湯器の置き場所を、見積もりの最初の段階で確認しておきたい点です。飯綱町は、宅内の水道管の土被り(埋める深さ)を、口径13〜25mmで50cm、40〜50mmで60cm、75mm以上で80cmとしています(飯綱町給水装置工事施工基準、2026年10月8日確認)。これは水道管を埋める深さの決まりで、凍結深度の値ではありません。基礎の深さは設計者に確認しておくと安心です。
-
冷房なしの前提は、見直しておく
信濃町観測所では、猛暑日は10年間で1日もありませんでした。真夏日は年平均23.8日で、10日の年から41日の年まであります。10年間の最高気温は34.6℃(2018年)です。役場のあたりは観測所より標高が低いので、暑い日はこの数字より多くなることがあります。
だから、「涼しい土地だから冷房は要らない」とは決めず、エアコンを付ける部屋と容量を検討しておく価値があります。すぐに付けない部屋にも、配管の穴と電源を用意しておくと安心です。
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太陽光発電は、雪の載る期間を見込んで試算する
信濃町観測所の年間日照時間は平均1,659時間(8年分。観測方法が2021年に変わったため目安)です。
だから、太陽光発電を載せる場合は、屋根に雪が載って発電しない期間を割り引いた試算を業者に出してもらうと安心です。垂直積雪量に見合う架台かどうかも、あわせて確認することをおすすめします。
寒さや雪に合わせた家づくりは、飯綱町の新築・リフォーム業者に相談できます。 飯綱町の新築・リフォーム業者9社
飯綱町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 158cm
-
飯綱町役場の地点の値(旧牟礼村の区域)
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域(100cm以上)
役場・支所などの地点の値を見る(2地点)
- 158cm 旧牟礼村 (標高497m)
- 195cm 旧三水村 (標高532m)
敷地の標高と市役所・町村役場(合併前の旧市町村は旧役場)の標高の差が50m以内のときは、役場の垂直積雪量を使う(県の算出シートの使用方法による)
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。飯綱町独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 水道管の埋設深さ
- 50cm
-
宅内配管の土被り: 口径13〜25mm 50cm、40〜50mm 60cm、75mm以上 80cm
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量(算式と基準値): 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」 水道管の埋設深さ: 飯綱町給水装置工事施工基準
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 10.3℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 10.3℃ |
|---|---|
| 2017年 | 9.2℃ |
| 2018年 | 10.3℃ |
| 2019年 | 10.2℃ |
| 2020年 | 10.4℃ |
| 2021年 | 10.1℃ |
| 2022年 | 9.9℃ |
| 2023年 | 10.7℃ |
| 2024年 | 10.9℃ |
| 2025年 | 10.6℃ |
年ごとの値 10年平均 82.4日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 75日 |
|---|---|
| 2017年 | 62日 |
| 2018年 | 78日 |
| 2019年 | 67日 |
| 2020年 | 78日 |
| 2021年 | 73日 |
| 2022年 | 92日 |
| 2023年 | 93日 |
| 2024年 | 105日 |
| 2025年 | 101日 |
- 夏日は後半の5年のほうが多い。 2016〜2020年の平均72.0日に対し、2021〜2025年は92.8日で、2024年の105日が10年で最多でした。ただし10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 冬日は、どの年も122日以上。 いちばん多かったのは2017年の153日、いちばん少なかったのは2025年の122日です。
- 真冬日は12日(2020年)から31日(2022年)まで開きがある。 増減の傾向は読み取れません。
- 年平均気温は2024年が10年で最も高い(10.9℃)。最も低かったのは2017年(9.2℃)です。
真冬日は12日の年もあれば31日の年もあります。増減の傾向は読み取れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 10.3℃ | 9.2(2017年)〜10.9(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 33.4℃/いちばん高かった年 34.6℃(2018年) | 31.8(2016年)〜34.6(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -15.5℃/いちばん低かった年 -16.3℃(2020年) | -16.3(2020年)〜-14.4(2017年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 133.1日 | 122(2025年)〜153(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 21.1日 | 12(2020年)〜31(2022年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 82.4日 | 62(2017年)〜105(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 23.8日 | 10(2017年)〜41(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.3日 | 0(2016年)〜1(2019年) | |
| 年降水量 | 1337mm | 1115(2023年)〜1572(2017年) | |
| 年間日照時間 | 1659時間 | 1498(2024年)〜1880(2023年) | 8年分の平均(2019・2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「信濃町」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
飯綱町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
90.7%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
37棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は90.7%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は37棟で、1棟あたりの床面積の平均は88㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日