公的データで見る
信濃町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
信濃町の要点
- 信濃町役場の標高は676m。冬の最低気温は10年平均-15.5℃(信濃町観測所)。
- 住宅地の価格は地価公示の2か所の地点で、1㎡あたり6,580円、9,690円。
- 洪水の浸水想定区域が町の面積の1%未満(約0.69km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は321か所(国のデータ)。
信濃町の土地の価格(住宅地の地価)
地価公示
6,580円、9,690円
2026年1月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査
7,300円、11,100円
2026年7月1日時点
住宅地2地点の価格
地価公示の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり6,580円、9,690円です。
地価調査の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり7,300円、11,100円です。町全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
信濃町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、町の面積の1%未満(約0.69km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、信濃町のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
321か所
土砂災害特別警戒区域
241か所
急傾斜地崩壊危険区域
2か所
大規模盛土造成地
10か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が321か所、そのうち特別警戒区域が241か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域2か所、大規模盛土造成地10か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や信濃町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
信濃町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
信濃町は、役場から約1kmの観測所で年平均気温が10℃台、日中も氷点下のままの日が年に20日ほどあり、積雪が1mを超える冬もある土地です。年の最低気温は、10年とも氷点下14℃より下がりました。雪・寒さ・凍結の3つを、家づくりの計画の最初に置くことをおすすめします。
数字で見る信濃町の気候(2016〜2025年)
-
最深積雪
106cm
10年平均。最大は172cm(2021〜22年の冬)
最深積雪(cm) 年ごとの値 10年平均 106cm
※ 年は「ひと冬」ごと(前の年の8月〜その年の7月)。
年ごとの値を表で見る
2015〜16年の冬 76cm 2016〜17年の冬 135cm 2017〜18年の冬 93cm 2018〜19年の冬 117cm 2019〜20年の冬 62cm 2020〜21年の冬 90cm 2021〜22年の冬 172cm 2022〜23年の冬 97cm 2023〜24年の冬 73cm 2024〜25年の冬 146cm -
年の最低気温
-15.5℃
10年平均。いちばん低かった年は-16.3℃(2020年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -15.5℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -15.6℃ 2017年 -14.4℃ 2018年 -15.2℃ 2019年 -16.2℃ 2020年 -16.3℃ 2021年 -14.5℃ 2022年 -16.1℃ 2023年 -15.7℃ 2024年 -15.0℃ 2025年 -15.6℃ -
猛暑日(35℃以上)
0日
10年間なし。真夏日は年平均23.8日
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 23.8日
年ごとの値を表で見る
2016年 13日 2017年 10日 2018年 27日 2019年 24日 2020年 20日 2021年 13日 2022年 28日 2023年 40日 2024年 22日 2025年 41日
観測所: 信濃町(アメダス、標高685m、上水内郡信濃町柏原字小丸山)。信濃町役場(標高約676m)から直線で約1km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
信濃町で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
屋根の雪は、垂直積雪量「312cm」を出発点に考える
最深積雪は10年平均で106cm、いちばん多かった2021〜22年の冬は172cmでした。積雪が100cm以上あった日は年平均14.8日ですが、0日の冬が6回、64日の冬が1回と、年による差が大きくなっています。
だから、屋根の雪を「下ろす」「自然に落とす」「載せたままにする(無落雪)」のどれにするかを、設計の早い段階で工務店と決めておく価値があります。落とす場合は、落ちた雪を置く場所と隣地との距離も一緒に検討したい点です。
建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求める決まりで、町役場の標高での値は312cmです(長野県「構造計算における各基準値について」の垂直積雪量算出シート、2026年10月8日確認)。観測された最大(172cm)よりずっと大きい、設計用の値で、役場の地点は多雪区域に当たります。野尻湖・柏原(標高650〜700mとされる地区)と黒姫高原(800m以上とされる地区)では雪の量が違うので、敷地の標高での値を確かめておくと安心です。
垂直積雪量の312cmは、役場の標高での値です。敷地の標高での値を確かめておきましょう。
-
断熱と暖房を、間取りと同じ重さで決める
年平均気温は10.3℃、冬日は年平均133.1日、日中も氷点下のままの真冬日は年平均21.1日(12日の年から31日の年まで)あります。
だから、断熱等級は基準(等級4)や等級5で止めず、等級6・7まで見積もりを取り、暖房費と並べて比べておくと安心です。暖房の方式(エアコン、温水暖房、薪ストーブなど)と、家全体を暖めるのか部屋ごとに暖めるのかを、間取りと一緒に決めておくことをおすすめします。
-
水道は「毎年、氷点下14℃より下がる」前提で守る
年の最低気温は10年平均で-15.5℃、いちばん低かった年は-16.3℃(2020年)で、いちばん高かった年でも-14.4℃(2017年)でした。
だから、給水・給湯の配管を室内側に通すこと、屋外に出る部分の凍結防止(ヒーターや水抜き)、留守にするときの水抜きの手順を、見積もりの段階で確認しておきたい点です。信濃町は、水道管の埋設深さを「宅地内は45cm以上、公道の車道・歩道は120cm以上、私道は80cm以上」としています(信濃町給水条例施行規則 第8条、2026年10月8日確認)。これは水道管を埋める深さの決まりで、凍結深度の値ではありません。基礎の深さは設計者に確認しておくと安心です。
留守にするときの水抜きの手順も、見積もりの段階で確認しておきたいですね。
-
カーポートと除雪の動線は、ひと冬に5m降る前提で
降雪の合計は年平均で532cm(9年分。少ない冬で350cm、多い冬で706cm)、積雪が10cm以上あった日は年平均81.7日、50cm以上あった日は年平均49.7日でした。
だから、カーポートは敷地の垂直積雪量に見合う積雪強度の製品があるかを先に確かめ、足りない場合の方法(雪下ろしを前提にする、車庫にするなど)も比べておく価値があります。除雪した雪の置き場と、玄関から道路までの動線も、外構の計画に入れておくことをおすすめします。
-
太陽光発電は、雪のある期間を割り引いて試算する
年間日照時間は平均1,659時間(8年分。観測方法が2021年に変わったため目安)です。積雪が10cm以上あった日は年平均81.7日でした。
だから、太陽光発電を載せる場合は、屋根に雪が載って発電しない期間を見込んだ試算を業者に出してもらうことをおすすめします。雪の重さに見合う架台かどうか、屋根の雪の扱い(1番の項目)と両立するかも、あわせて確認しておくと安心です。
寒さや雪に合わせた家づくりは、信濃町の新築・リフォーム業者に相談できます。 信濃町の新築・リフォーム業者4社
信濃町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 312cm
-
信濃町役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域(100cm以上)
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。信濃町独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量(算式と基準値): 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」 水道管の埋設深さ: 信濃町給水条例施行規則 第8条
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 10.3℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 10.3℃ |
|---|---|
| 2017年 | 9.2℃ |
| 2018年 | 10.3℃ |
| 2019年 | 10.2℃ |
| 2020年 | 10.4℃ |
| 2021年 | 10.1℃ |
| 2022年 | 9.9℃ |
| 2023年 | 10.7℃ |
| 2024年 | 10.9℃ |
| 2025年 | 10.6℃ |
年ごとの値 10年平均 82.4日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 75日 |
|---|---|
| 2017年 | 62日 |
| 2018年 | 78日 |
| 2019年 | 67日 |
| 2020年 | 78日 |
| 2021年 | 73日 |
| 2022年 | 92日 |
| 2023年 | 93日 |
| 2024年 | 105日 |
| 2025年 | 101日 |
- 最深積雪が1mを超えた冬は、10回のうち4回。 62cm(2019〜20年の冬)から172cm(2021〜22年の冬)まで開きがあり、10年の数字だけでは、増えている・減っているとは言えません。
- 冬日は後半の5年のほうが少ないが、どの年も120日を超えている。 2016〜2020年の平均137.8日に対し、2021〜2025年は128.4日でした。寒さへの備えが要らなくなったとは言えません。
- 真夏日は後半の5年のほうが多い。 2016〜2020年の平均18.8日に対し、2021〜2025年は28.8日で、2023年は40日、2025年は41日でした。猛暑日は10年間で1日もありません。10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 年の最低気温は10年とも-14℃以下。 -14.4℃(2017年)から-16.3℃(2020年)の間で、変化の傾向は読み取れません。
冬日は、どの年も120日を超えています。寒さへの備えが要らなくなったとは言えません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照・雪の17項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 10.3℃ | 9.2(2017年)〜10.9(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 33.4℃/いちばん高かった年 34.6℃(2018年) | 31.8(2016年)〜34.6(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -15.5℃/いちばん低かった年 -16.3℃(2020年) | -16.3(2020年)〜-14.4(2017年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 133.1日 | 122(2025年)〜153(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 21.1日 | 12(2020年)〜31(2022年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 82.4日 | 62(2017年)〜105(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 23.8日 | 10(2017年)〜41(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.3日 | 0(2016年)〜1(2019年) | |
| 年降水量 | 1337mm | 1115(2023年)〜1572(2017年) | |
| 年間日照時間 | 1659時間 | 1498(2024年)〜1880(2023年) | 8年分の平均(2019・2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし | |
| 降雪の合計(ひと冬) | 532cm | 350(2016年)〜706(2022年) | 9年分の平均(2019年を除く) |
| 最深積雪(ひと冬でいちばん積もった深さ) | 106cm | 62(2020年)〜172(2022年) | |
| 積雪が10cm以上あった日 | 81.7日 | 32(2020年)〜106(2022年) | |
| 積雪が50cm以上あった日 | 49.7日 | 3(2020年)〜92(2025年) | |
| 積雪が100cm以上あった日 | 14.8日 | 0(2016年)〜64(2022年) |
※ 雪の数字は「ひと冬」ごと(前の年の8月〜その年の7月)です。表の「2022年」は2021〜22年の冬を指します。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「信濃町」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
信濃町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
91.7%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
20棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は91.7%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は20棟で、1棟あたりの床面積の平均は75㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日