公的データで見る
栄村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
栄村の要点
- 栄村役場の標高は291m。冬の最低気温は10年平均-14.9℃(飯山観測所の値、参考値)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり3,010円。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の1%未満(約0.48km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は247か所(国のデータ)。
栄村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
3,010円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり3,010円(1坪あたり約1.0万円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
栄村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は7件で、1㎡あたりの中央値は3,000円です。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
栄村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の1%未満(約0.48km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、栄村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
247か所
土砂災害特別警戒区域
116か所
急傾斜地崩壊危険区域
6か所
地すべり防止区域
6か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が247か所、そのうち特別警戒区域が116か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域6か所、地すべり防止区域6か所が載っています。
災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や栄村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
栄村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
栄村には気温の観測所がなく、20km以内にもないため、飯山市にある飯山観測所(標高313m、村役場から直線で約21.9km)の数字を参考値として載せています。雪は観測値がなく、建築の基準(垂直積雪量)は村の全域で350cm以上です。数字は目安の1つとして見て、敷地ごとの条件を工務店に確かめることをおすすめします。
数字で見る栄村の気候(2016〜2025年)
栄村の中に気温の観測所がないため、飯山市にある観測所「飯山」の数字を載せています。観測所は役場から約21.9km離れています。表の数字は参考値としてご覧ください。
-
垂直積雪量(建築の基準)
350〜400cm以上
区域ごとに定められている
-
年の最低気温
-14.9℃
飯山観測所(飯山市)の値。10年平均。いちばん低かった年は-16.8℃(2022年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -14.9℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -16.3℃ 2017年 -14.3℃ 2018年 -15.9℃ 2019年 -14.4℃ 2020年 -15.0℃ 2021年 -13.7℃ 2022年 -16.8℃ 2023年 -14.2℃ 2024年 -14.1℃ 2025年 -14.5℃ -
猛暑日(35℃以上)
6.9日
飯山観測所(飯山市)の値。年平均。多い年は19日(2023年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 6.9日
年ごとの値を表で見る
2016年 0日 2017年 4日 2018年 12日 2019年 3日 2020年 7日 2021年 4日 2022年 5日 2023年 19日 2024年 3日 2025年 12日
観測所: 飯山(アメダス、標高313m、飯山市大字飯山字大道東)。栄村役場(標高約291m)から直線で約21.9km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
栄村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
雪の基準は全域で350cm以上。屋根と車庫は雪を前提に決める
栄村の近くには条件の合う雪の観測所がないため、観測された積雪の数字は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量は、長野県が標高で区域を分けて定めていて、標高500m未満の区域は「350cm以上400cm未満」、それ以外の区域は「400cm以上」です(長野県 北信建設事務所「北信建設事務所管内の垂直積雪量」、2026年10月8日確認)。村役場(標高約291m)は500m未満の区域に当たり、村の全域が多雪区域です。垂直積雪量は観測された雪の深さではなく、設計に使う値です。
だから、屋根の雪を「下ろす」「自然に落とす」「載せたままにする(無落雪)」のどれにするかを、間取りより先に工務店と決めておく価値があります。車を置く場所は、この値に見合う積雪強度のカーポートがあるかを先に確かめ、車庫にする方法や、雪下ろしを前提にする方法と比べることをおすすめします。除雪した雪の置き場、玄関から道路までの動線、給湯器や室外機が雪に埋もれない高さも、あわせて計画しておきたい点です。
秋山郷(標高700〜1,000m前後とされる地区)は、役場のある千曲川沿いと条件が大きく違います。敷地がどちらの区域に入るかを、土地を決める前に確かめておくと安心です。
村の全域が多雪区域です。屋根の雪の扱いは、間取りより先に決めておきましょう。
-
配管の凍結と断熱は、氷点下15℃前後を目安の1つに
飯山観測所の年の最低気温は10年平均で-14.9℃、いちばん低かった年は-16.8℃(2022年)でした。冬日は年平均107.8日、真冬日は年平均6.4日です。観測所は役場と同じ千曲川沿いにあり、標高の差も約22mですが、直線で約21.9km離れているので、栄村の数字そのものではありません。
だから、給水・給湯の配管をできるだけ室内側に通すこと、屋外に出る部分の凍結防止(ヒーターや水抜き)を、見積もりの段階で確認しておきたい点です。断熱は、基準(等級4)で止めず、等級5・6にした場合の差額と光熱費を並べて比べてみることをおすすめします。敷地のあたりの冬の冷え込みは、地元で実績のある工務店に確かめておくと安心です。
栄村としての凍結深度や水道管の埋設深さの値は確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認してください。
-
湿気と結露の対策を、最初から組み込む
飯山観測所の年平均湿度は約84%(2022〜2025年の4年分)、年間日照時間は平均1,775時間(9年分。観測方法が2021年に変わったため目安)です。どちらも参考値です。
だから、冬に洗濯物を室内に干す期間を見込んで、換気の方式と、窓・押し入れの結露対策を最初から検討しておくと安心です。太陽光発電を載せる場合は、屋根に雪が載って発電しない期間を大きめに割り引いた試算を業者に出してもらうことをおすすめします。
-
雪の多い土地でも、夏の暑さ対策は省かない
飯山観測所の猛暑日は年平均6.9日(0日の年から19日の年まで)、真夏日は年平均55.7日で、10年間の最高気温は37.4℃(2018年)でした。
だから、冷房を最小限と決めてしまわず、エアコンの台数と容量、南・西の窓の日よけを検討する価値があります。冬のための断熱と窓の性能は、夏の冷房の効きにも効いてきます。
寒さや雪に合わせた家づくりは、栄村の新築・リフォーム業者に相談できます。 栄村の新築・リフォーム業者1社
栄村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 350〜400cm以上
-
区域ごとに定められている
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 区域別/定めているところ: 長野県(知事が別に定める区域。建築基準法施行細則第9条第3項)
多雪区域: 全域が多雪区域(どの区域も100cm以上)
区域ごとの値を見る(2区域)
- 350cm以上400cm未満 標高が500メートル未満の区域
- 400cm以上 その他の区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。栄村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の区域と値: 長野県 北信建設事務所「北信建設事務所管内の垂直積雪量」 垂直積雪量(県の基準値の説明): 長野県「構造計算における各基準値について」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.1℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.2℃ |
|---|---|
| 2017年 | 11.0℃ |
| 2018年 | 12.1℃ |
| 2019年 | 12.1℃ |
| 2020年 | 12.4℃ |
| 2021年 | 11.9℃ |
| 2022年 | 11.7℃ |
| 2023年 | 12.5℃ |
| 2024年 | 12.9℃ |
| 2025年 | 12.3℃ |
年ごとの値 10年平均 55.7日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 46日 |
|---|---|
| 2017年 | 34日 |
| 2018年 | 60日 |
| 2019年 | 44日 |
| 2020年 | 49日 |
| 2021年 | 38日 |
| 2022年 | 63日 |
| 2023年 | 75日 |
| 2024年 | 70日 |
| 2025年 | 78日 |
- 年の最低気温は、10年とも-13.7℃以下。 この節の数字は、どれも飯山観測所(参考値)のものです。いちばん低かったのは2022年の-16.8℃、いちばん高かったのは2021年の-13.7℃で、変化の傾向は読み取れません。
- 冬日は前半と後半でほとんど変わらない。 2016〜2020年の平均107.2日に対し、2021〜2025年は108.4日でした。
- 真夏日は後半の5年のほうが多い。 2016〜2020年の平均46.6日に対し、2021〜2025年は64.8日で、2023〜2025年は3年続けて70日以上でした。ただし10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 年降水量は1,170mm(2018年)から1,752mm(2017年)の間。 増減の傾向は読み取れません。
冬日は、前半の5年と後半の5年でほとんど変わっていません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.1℃ | 11.0(2017年)〜12.9(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 36.4℃/いちばん高かった年 37.4℃(2018年) | 34.7(2016年)〜37.4(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -14.9℃/いちばん低かった年 -16.8℃(2022年) | -16.8(2022年)〜-13.7(2021年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 107.8日 | 95(2020年)〜125(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 6.4日 | 1(2016年)〜13(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 119.2日 | 106(2017年)〜137(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 55.7日 | 34(2017年)〜78(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 6.9日 | 0(2016年)〜19(2023年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.5日 | 0(2016年)〜3(2023年) | |
| 年降水量 | 1414mm | 1170(2018年)〜1752(2017年) | |
| 年間日照時間 | 1775時間 | 1673(2020年)〜1959(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 84% | 81(2023年)〜86(2022年) | 4年分の平均(2016〜2021年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「飯山」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
栄村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
85.5%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計22棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は85.5%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計22棟です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日