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下條村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク

下條村の要点

  • 下條村役場の標高は484m。冬の最低気温は10年平均-8.4℃(飯田観測所)。
  • 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり4,920円。
  • 下條村のハザードマップは土砂災害が対象です。洪水は役場に確認してください。土砂災害警戒区域は272か所(国のデータ)。

下條村の土地の価格(住宅地の地価)

  • 地価調査

    4,920円

    2026年7月1日時点

    住宅地1地点の価格

地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり4,920円(1坪あたり約1.6万円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。

下條村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。

補足:国に報告された取引の価格

2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は4件で、目安を出す基準(5件)に届かないため、価格は載せていません。

※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。

出典

下條村の災害リスク(洪水・土砂災害)

洪水

国のデータ(国土数値情報)には、下條村の洪水浸水想定区域は含まれていません。調査の対象になっていない川がある可能性があります。

下條村のハザードマップは土砂災害が対象です。川や水路の近くで建てる・直すときは、役場に確認してください。

土砂災害

  • 土砂災害警戒区域

    272か所

  • 土砂災害特別警戒区域

    222か所

  • 急傾斜地崩壊危険区域

    4か所

  • 地すべり防止区域

    4か所

  • 大規模盛土造成地

    8か所

国のデータでは、土砂災害警戒区域が272か所、そのうち特別警戒区域が222か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。

このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域4か所、地すべり防止区域4か所、大規模盛土造成地8か所が載っています。

災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。

国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や下條村の資料で確かめてください。

液状化

液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。

※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。

出典

下條村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)

下條村は、隣の飯田市の観測所とほぼ同じ標高にあり、夏の暑さと雨の多さが家づくりの中心になる土地です。冬も年に85日ほどは朝が氷点下になり、村の水道の基準は宅地内の凍結深度を60cmとしています。暖かい土地でも、凍結への備えは省かないほうが安心です。

数字で見る下條村の気候(2016〜2025年)

下條村の中に気温の観測所がないため、飯田市にある観測所「飯田」の数字を載せています。

  • 猛暑日(35℃以上)

    12.3日

    年平均。多い年は23日(2025年)

    猛暑日(35℃以上)の日数(日)
    猛暑日(35℃以上)の日数のグラフ 2016〜2025年の猛暑日(35℃以上)の日数。10年平均は12.3日、いちばん多い年は23日(2025年)、いちばん少ない年は0日(2017年)。 01020302016年: 4日4日20162017年: 0日0日2018年: 22日22日2019年: 11日11日20192020年: 11日11日2021年: 5日5日2022年: 9日9日20222023年: 16日16日2024年: 22日22日2025年: 23日23日2025

    年ごとの値 10年平均 12.3日

    年ごとの値を表で見る
    2016年 4日
    2017年 0日
    2018年 22日
    2019年 11日
    2020年 11日
    2021年 5日
    2022年 9日
    2023年 16日
    2024年 22日
    2025年 23日
  • 年降水量

    1,800mm

    飯田観測所(飯田市)の値。10年平均。多い年は2,190mm(2021年)

    年降水量(mm)
    年降水量のグラフ 2016〜2025年の年降水量。10年平均は1,800mm、いちばん多い年は2,190mm(2021年)、いちばん少ない年は1,360mm(2025年)。 01,0002,0003,0002016年: 1,835mm1,835mm20162017年: 1,589mm1,589mm2018年: 1,994mm1,994mm2019年: 1,474mm1,474mm20192020年: 2,149mm2,149mm2021年: 2,190mm2,190mm2022年: 1,478mm1,478mm20222023年: 1,846mm1,846mm2024年: 2,088mm2,088mm2025年: 1,360mm1,360mm2025

    年ごとの値 10年平均 1,800mm

    年ごとの値を表で見る
    2016年 1,835mm
    2017年 1,589mm
    2018年 1,994mm
    2019年 1,474mm
    2020年 2,149mm
    2021年 2,190mm
    2022年 1,478mm
    2023年 1,846mm
    2024年 2,088mm
    2025年 1,360mm
  • 年の最低気温

    -8.4℃

    10年平均。いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)

    年の最低気温(℃)
    年の最低気温のグラフ 2016〜2025年の年の最低気温。10年平均は-8.4℃、いちばん低い年は-11.4℃(2016年)、いちばん高い年は-6.7℃(2024年)。 -15-10-502016年: -11.4℃-11.4℃20162017年: -8.5℃-8.5℃2018年: -9.3℃-9.3℃2019年: -7.4℃-7.4℃20192020年: -7.0℃-7.0℃2021年: -7.4℃-7.4℃2022年: -8.8℃-8.8℃20222023年: -9.0℃-9.0℃2024年: -6.7℃-6.7℃2025年: -8.1℃-8.1℃2025

    年ごとの値 10年平均 -8.4℃

    年ごとの値を表で見る
    2016年 -11.4℃
    2017年 -8.5℃
    2018年 -9.3℃
    2019年 -7.4℃
    2020年 -7.0℃
    2021年 -7.4℃
    2022年 -8.8℃
    2023年 -9.0℃
    2024年 -6.7℃
    2025年 -8.1℃

観測所: 飯田(気象台など、標高516.4m、飯田市高羽町)。下條村役場(標高約484m)から直線で約14.4km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。

下條村で家を建てる・直すときに検討したいこと

  1. 猛暑日が年に12日前後。日差しを家に入れない工夫から

    下條村には気温の観測所がないため、隣の飯田市にある飯田観測所(標高516.4m、役場から直線で約14.4km)の数字を使っています。役場(標高約484m)とは天竜川西岸の同じ段丘つづきで、標高の差は32mです。飯田では、猛暑日が年平均12.3日、真夏日が年平均63.7日あり、2025年は猛暑日が23日でした。

    だから、深い軒やひさし、外付けの日よけで夏の日差しを窓の外で止めること、屋根・天井の断熱を厚くすること、エアコンの容量を部屋の広さと日当たりに合わせることを、設計の初めに検討する価値があります。

  2. 年1,800mmの雨。雨どいと外壁の点検を計画に入れる

    年降水量は平均1,800mmで、少ない年は1,360mm(2025年)、多い年は約2,190mm(2021年)でした。

    だから、新築では、軒の出と雨どいの太さ、水の落とし先、敷地の排水を検討する価値があります。既存の家では、屋根・雨どい・外壁の継ぎ目を、早めの間隔で点検しておくことをおすすめします。土地を選ぶ段階なら、ハザードマップで土砂災害と浸水の区域を確認しておくと安心です。

    既存の家は、屋根・雨どい・外壁の継ぎ目を、早めの間隔で点検しておくのがおすすめです。

  3. 村の基準は「宅地内の凍結深度60cm」。配管の深さと保温を確かめる

    冬日は年平均85.3日、年の最低気温は10年平均で-8.4℃、いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)です。真冬日は年平均0.9日で、日中はほとんどの日で氷点下を上回ります。下條村の「村営水道給水装置工事施行基準」は、宅地内の凍結深度を60cmとし、それ以上の深さを確保するとしています(2026年10月8日確認)。

    だから、給水管の埋設深さがこの基準を満たしているか、地上に出る部分に保温と凍結防止ヒーターがあるかを、新築でもリフォームでも確認しておくと安心です。基礎の深さは設計者に確認してください。断熱も、基準(等級4)より上の等級と見積もりを比べる価値があります。

  4. 冬の日差しを、暖房の助けにする

    年間日照時間は平均2,169時間で、10年間でいちばん少ない年でも2,069時間(2021年)ありました。

    だから、南側の窓から冬の日差しを室内に入れる設計や、太陽光発電を検討する価値があります。夏はその窓が暑さのもとになるので、夏の高い日差しだけを遮る軒やひさしの寸法を、設計者に計算してもらうとよいでしょう。

  5. カーポートは、垂直積雪量58cmを目安に選ぶ

    近くに条件の合う雪の観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。設計に使う垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求め、役場の標高(484m)での値は58cmです。これは設計用の値で、実際に積もった深さの観測値とは別のものです。

    だから、カーポートや物置は、この値に合う積雪強度のものを選ぶと安心です。敷地の標高が役場と50mを超えて違うときは、算式で求め直すことになるので、外構業者に敷地の標高での値を確認することをおすすめします。

下條村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)

垂直積雪量
58cm

下條村役場の地点の値

建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。

決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)

多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域

凍結深度(建築)
県の定めなし

長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。下條村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。

凍結深度(水道)
60cm

宅地内は凍結深度60cm(それ以上の深さを確保)

下條村営水道給水装置工事施行基準 第5条(昭和62年12月22日)

省エネ地域区分
4地域

断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。

国土交通省「地域区分新旧表」(国土交通省告示第265号 別表第10、令和2年7月時点)

※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート(Excel): 長野県「構造計算における各基準値について」の添付ファイル 水道の凍結深度: 下條村「村営水道給水装置工事施行基準」第5条

この10年の変化で言えること

年平均気温(℃)
年平均気温のグラフ 2016〜2025年の年平均気温。10年平均は13.7℃、いちばん高い年は14.6℃(2024年)、いちばん低い年は12.7℃(2017年)。 121314152016年: 13.8℃13.8℃20162017年: 12.7℃12.7℃2018年: 13.8℃13.8℃2019年: 13.6℃13.6℃20192020年: 13.7℃13.7℃2021年: 13.5℃13.5℃2022年: 13.4℃13.4℃20222023年: 14.1℃14.1℃2024年: 14.6℃14.6℃2025年: 14.1℃14.1℃2025

年ごとの値 10年平均 13.7℃

年ごとの値を表で見る
2016年 13.8℃
2017年 12.7℃
2018年 13.8℃
2019年 13.6℃
2020年 13.7℃
2021年 13.5℃
2022年 13.4℃
2023年 14.1℃
2024年 14.6℃
2025年 14.1℃
真夏日(30℃以上)の日数(日)
真夏日(30℃以上)の日数のグラフ 2016〜2025年の真夏日(30℃以上)の日数。10年平均は63.7日、いちばん多い年は83日(2025年)、いちばん少ない年は40日(2021年)。 0501002016年: 63日63日20162017年: 59日59日2018年: 61日61日2019年: 54日54日20192020年: 51日51日2021年: 40日40日2022年: 63日63日20222023年: 81日81日2024年: 82日82日2025年: 83日83日2025

年ごとの値 10年平均 63.7日

年ごとの値を表で見る
2016年 63日
2017年 59日
2018年 61日
2019年 54日
2020年 51日
2021年 40日
2022年 63日
2023年 81日
2024年 82日
2025年 83日
  • 夏日は、後半5年でやや増えた。 前半5年の平均130.2日に対して後半5年は134.8日で、2025年は139日と10年で最も多くなりました。
  • 猛暑日は、年による差が大きい。 0日(2017年)から23日(2025年)まで幅があります。10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
  • 雨の量は、前半と後半でほぼ同じ。 年降水量の平均は、前半5年が約1,810mm、後半5年が約1,790mmです。年ごとには1,360mmから約2,190mmまで開きがあります。
  • 日照時間は、毎年2,000時間を超えている。 2,069時間(2021年)から2,367時間(2023年)までです。

雨の量は、前半5年と後半5年の平均がほぼ同じでした。

10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
項目 2016〜2025年の平均 少ない年〜多い年 備考
年平均気温 13.7℃ 12.7(2017年)〜14.6(2024年)
年の最高気温 10年平均 36.7℃/いちばん高かった年 37.7℃(2018年) 34.9(2017年)〜37.7(2018年)
年の最低気温 10年平均 -8.4℃/いちばん低かった年 -11.4℃(2016年) -11.4(2016年)〜-6.7(2024年)
冬日(最低気温が0℃未満の日) 85.3日 71(2021年)〜110(2017年)
真冬日(最高気温が0℃未満の日) 0.9日 0(2019年)〜4(2018年)
夏日(最高気温が25℃以上の日) 132.5日 124(2017年)〜139(2025年)
真夏日(最高気温が30℃以上の日) 63.7日 40(2021年)〜83(2025年)
猛暑日(最高気温が35℃以上の日) 12.3日 0(2017年)〜23(2025年)
最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) 0.4日 0(2016年)〜4(2018年)
年降水量 1800mm 1360(2025年)〜2190(2021年)
年間日照時間 2169時間 2069(2021年)〜2367(2023年)
年平均湿度 72% 70(2023年)〜73(2024年)

※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。

出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「飯田」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日

下條村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)

  • 持ち家の世帯の割合

    81.8%

    2020年国勢調査

  • 居住専用住宅の新築

    計41棟

    2020〜2024年の着工

住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は81.8%です(2020年国勢調査)。

2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計41棟です(建築着工統計)。

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データについて

  • 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
  • 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
  • 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
  • このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

データの取得日(最新): 2026年10月15日