公的データで見る
阿南町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
阿南町の要点
- 阿南町役場の標高は508m。冬の最低気温は10年平均-8.4℃(飯田観測所の値、参考値)。
- 住宅地の価格は地価調査の2か所の地点で、1㎡あたり2,680円、3,310円。
- 阿南町のハザードマップは土砂災害が対象です。洪水は役場に確認してください。土砂災害警戒区域は624か所(国のデータ)。
阿南町の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
2,680円、3,310円
2026年7月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり2,680円、3,310円です。町全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
阿南町には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は8件で、1㎡あたりの中央値は3,400円です。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
阿南町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)には、阿南町の洪水浸水想定区域は含まれていません。調査の対象になっていない川がある可能性があります。
阿南町のハザードマップは土砂災害が対象です。川や水路の近くで建てる・直すときは、役場に確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
624か所
土砂災害特別警戒区域
497か所
急傾斜地崩壊危険区域
4か所
地すべり防止区域
18か所
大規模盛土造成地
4か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が624か所、そのうち特別警戒区域が497か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域4か所、地すべり防止区域18か所、大規模盛土造成地4か所が載っています。
災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や阿南町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
阿南町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
阿南町には気温の観測所がなく、このページの気温は約22km離れた飯田市の観測所の数字を、参考値として使っています。町内で測っている雨の量は年に約2,000mmと多く、雨と夏の暑さへの備えが中心になります。新野・和合の高原は、役場のあたりより冷え込みます。
数字で見る阿南町の気候(2016〜2025年)
阿南町の中に気温の観測所がないため、飯田市にある観測所「飯田」の数字を載せています。観測所は役場から約22.2km離れています。表の数字は参考値としてご覧ください。
-
猛暑日(35℃以上)
12.3日
飯田観測所(飯田市)の値。年平均。多い年は23日(2025年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 12.3日
年ごとの値を表で見る
2016年 4日 2017年 0日 2018年 22日 2019年 11日 2020年 11日 2021年 5日 2022年 9日 2023年 16日 2024年 22日 2025年 23日 -
年降水量
1,800mm
飯田観測所(飯田市)の値。10年平均。多い年は2,190mm(2021年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 1,800mm
年ごとの値を表で見る
2016年 1,835mm 2017年 1,589mm 2018年 1,994mm 2019年 1,474mm 2020年 2,149mm 2021年 2,190mm 2022年 1,478mm 2023年 1,846mm 2024年 2,088mm 2025年 1,360mm -
年の最低気温
-8.4℃
飯田観測所(飯田市)の値。10年平均。いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -8.4℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -11.4℃ 2017年 -8.5℃ 2018年 -9.3℃ 2019年 -7.4℃ 2020年 -7.0℃ 2021年 -7.4℃ 2022年 -8.8℃ 2023年 -9.0℃ 2024年 -6.7℃ 2025年 -8.1℃
観測所: 飯田(気象台など、標高516.4m、飯田市高羽町)。阿南町役場(標高約508m)から直線で約22.2km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
阿南町で家を建てる・直すときに検討したいこと
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町内で測った雨は年に約2,000mm。屋根と敷地の水の流れを先に見る
町内の阿南観測所(アメダス、標高610m、阿南町南条。測っているのは降水量だけ)では、年降水量が平均1,989mmです(気温の数字を使っている飯田観測所では、平均1,800mmです)。少ない年で1,535mm(2025年)、多い年で約2,627mm(2020年)でした。同じ期間の長野市(995mm)の約2倍にあたります。
だから、屋根の形と軒の出、雨どいの容量と水の落とし先、敷地に降った水をどこへ流すかを、間取りより先に工務店と話しておくことをおすすめします。土地を選ぶ段階なら、土砂災害と浸水のハザードマップも合わせて確認しておくと安心です。
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夏の暑さは飯田の数字を目安に。日よけと冷房を早めに決める
阿南町には気温の観測所がないため、飯田市にある飯田観測所(標高516.4m、役場から直線で約22.2km)の数字を参考値として使っています。役場(標高約508m)と標高はほぼ同じですが、距離があるので、目安の1つとして見てください。その飯田では、猛暑日が年平均12.3日、真夏日が年平均63.7日で、10年間の最高気温は37.7℃(2018年)でした。
だから、南と西の窓の日よけ(軒、ひさし、外付けのブラインドやすだれ)、屋根・天井の断熱、エアコンの台数と容量を、間取りと同じ時期に検討する価値があります。日の当たり方と風の通り方は敷地ごとに違うので、現地で工務店に見てもらうことをおすすめします。
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冬は氷点下の朝が年に85日前後。新野・和合はさらに冷える前提で
飯田の数字では、冬日は年平均85.3日、年の最低気温は10年平均で-8.4℃、いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)です。新野・和合は標高800m前後の高原で、役場のある地区より300mほど高く、冷え込みが強くなります。水道管の埋設深さは、町の「給水装置工事施工基準」で、宅地内は管上60cmとされています(2026年10月8日確認)。
だから、断熱は基準(等級4)より上の等級と見積もりを比べ、窓の性能も合わせて検討する価値があります。屋外の配管と給湯器の凍結防止が標準の仕様に入っているかも、確認しておきたい点です。基礎の深さは設計者に確認してください。
新野・和合で建てる・直すときは、この表の数字より寒い前提で、断熱と凍結対策を工務店に相談することをおすすめします。
新野・和合は、役場のある地区より冷え込みが強くなります。表の数字より寒い前提で相談しましょう。
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雪の基準は役場の標高で60cm。高い土地ほど大きくなる
近くに雪を観測している観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。建物やカーポートの設計に使う垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます。役場の標高での値は60cmです。標高が高い敷地ほど値が大きくなるので、敷地の標高で確かめてください。垂直積雪量は設計用の値で、実際に積もった深さの観測値とは別のものです。
だから、カーポートや物置を選ぶときは、敷地の標高での垂直積雪量を工務店や外構業者に確認し、その値に合う積雪強度のものを選ぶと安心です。算式の値が100cm以上になる敷地は、多雪区域の扱いになります。
寒さや雪に合わせた家づくりは、阿南町の新築・リフォーム業者に相談できます。 阿南町の新築・リフォーム業者3社
阿南町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 60cm
-
阿南町役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。阿南町独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート(Excel): 長野県「構造計算における各基準値について」の添付ファイル 水道管の埋設深さ: 阿南町「給水装置工事施工基準」第5条
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 13.7℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 13.8℃ |
|---|---|
| 2017年 | 12.7℃ |
| 2018年 | 13.8℃ |
| 2019年 | 13.6℃ |
| 2020年 | 13.7℃ |
| 2021年 | 13.5℃ |
| 2022年 | 13.4℃ |
| 2023年 | 14.1℃ |
| 2024年 | 14.6℃ |
| 2025年 | 14.1℃ |
年ごとの値 10年平均 63.7日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 63日 |
|---|---|
| 2017年 | 59日 |
| 2018年 | 61日 |
| 2019年 | 54日 |
| 2020年 | 51日 |
| 2021年 | 40日 |
| 2022年 | 63日 |
| 2023年 | 81日 |
| 2024年 | 82日 |
| 2025年 | 83日 |
- 町内で測った雨の量は、年による差が大きい。 阿南観測所の年降水量は1,535mm(2025年)から約2,627mm(2020年)まで開きがあります。前半5年の平均は2,061mm、後半5年は1,916mmですが、10年間だけでは減っているとは言い切れません。
- 飯田では、猛暑日が後半に増えている。 前半5年の平均9.6日に対して、後半5年は15.0日で、2024年は22日、2025年は23日でした。ただし2018年にも22日あり、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 氷点下の朝の数は、年によって40日近く違う。 飯田の冬日は、71日(2021年)から110日(2017年)まで幅があります。
雨の量は年による差が大きく、10年間だけでは減っているとは言い切れません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 13.7℃ | 12.7(2017年)〜14.6(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 36.7℃/いちばん高かった年 37.7℃(2018年) | 34.9(2017年)〜37.7(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -8.4℃/いちばん低かった年 -11.4℃(2016年) | -11.4(2016年)〜-6.7(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 85.3日 | 71(2021年)〜110(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 0.9日 | 0(2019年)〜4(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 132.5日 | 124(2017年)〜139(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 63.7日 | 40(2021年)〜83(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 12.3日 | 0(2017年)〜23(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.4日 | 0(2016年)〜4(2018年) | |
| 年降水量 | 1800mm | 1360(2025年)〜2190(2021年) | |
| 年間日照時間 | 2169時間 | 2069(2021年)〜2367(2023年) | |
| 年平均湿度 | 72% | 70(2023年)〜73(2024年) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「飯田」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
阿南町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
81.9%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計14棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は81.9%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計14棟です(建築着工統計)。
古い住まいの耐震・断熱の見直しは、阿南町の新築・リフォーム業者に相談できます。 阿南町の新築・リフォーム業者3社
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日