公的データで見る
泰阜村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
泰阜村の要点
- 泰阜村役場の標高は787m。冬の最低気温は10年平均-8.4℃(飯田観測所の値、参考値)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり1,770円。
- 泰阜村のハザードマップは土砂災害が対象です。洪水は役場に確認してください。土砂災害警戒区域は154か所(国のデータ)。
泰阜村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
1,770円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり1,770円(1坪あたり約5,900円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
泰阜村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は3件で、目安を出す基準(5件)に届かないため、価格は載せていません。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
泰阜村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)には、泰阜村の洪水浸水想定区域は含まれていません。調査の対象になっていない川がある可能性があります。
泰阜村のハザードマップは土砂災害が対象です。川や水路の近くで建てる・直すときは、役場に確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
154か所
土砂災害特別警戒区域
111か所
急傾斜地崩壊危険区域
9か所
地すべり防止区域
5か所
大規模盛土造成地
2か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が154か所、そのうち特別警戒区域が111か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域9か所、地すべり防止区域5か所、大規模盛土造成地2か所が載っています。
災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や泰阜村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
泰阜村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
泰阜村には気温の観測所がなく、このページの数字は隣の飯田市の観測所のものです。役場は観測所より270m高く、集落は標高300m台から800m近くまで斜面に点在しています。数字は参考値として見て、敷地ごとの条件を工務店と確かめることをおすすめします。
数字で見る泰阜村の気候(2016〜2025年)
泰阜村の中に気温の観測所がないため、飯田市にある観測所「飯田」の数字を載せています。観測所は役場より約270m低いところにあり、気温に差が出ます(標高が100m上がると0.6℃ほど下がるのが目安です)。表の数字は参考値としてご覧ください。
-
年降水量
1,800mm
飯田観測所(飯田市、役場より約270m低い)の値。10年平均。多い年は2,190mm(2021年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 1,800mm
年ごとの値を表で見る
2016年 1,835mm 2017年 1,589mm 2018年 1,994mm 2019年 1,474mm 2020年 2,149mm 2021年 2,190mm 2022年 1,478mm 2023年 1,846mm 2024年 2,088mm 2025年 1,360mm -
年の最低気温
-8.4℃
飯田観測所(飯田市、役場より約270m低い)の値。10年平均。いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -8.4℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -11.4℃ 2017年 -8.5℃ 2018年 -9.3℃ 2019年 -7.4℃ 2020年 -7.0℃ 2021年 -7.4℃ 2022年 -8.8℃ 2023年 -9.0℃ 2024年 -6.7℃ 2025年 -8.1℃ -
垂直積雪量(建築の基準)
59cm
泰阜村役場の地点の値
観測所: 飯田(気象台など、標高516.4m、飯田市高羽町)。泰阜村役場(標高約787m)から直線で約16.4km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
泰阜村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
集落の標高で、冬の備えが変わる
泰阜村には気温の観測所がないため、隣の飯田市にある飯田観測所(標高516.4m、役場から直線で約16.4km)の数字を参考値として使っています。飯田では、冬日が年平均85.3日、年の最低気温が10年平均で-8.4℃、いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)です。泰阜村役場は標高約787mで観測所より270m高く、標高が高いぶん、実際の気温は観測所の数字より低めになることがあります。集落は、天竜川沿いの標高300m台から800m近くまで斜面に点在し、集落ごとに条件が違います。
だから、この数字は目安の1つとして、敷地の標高と日当たりに合わせた断熱の等級と窓の性能を、工務店に相談することをおすすめします。標高の高い集落では、基準(等級4)より上の等級まで見積もりを比べる価値があります。
集落ごとに条件が違います。数字は目安の1つにして、敷地のことは工務店に相談しましょう。
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水道管は宅地内で60cm以上。凍結対策が標準の仕様か確かめる
泰阜村の「給水装置工事施行規程」は、水道管の埋設深さを宅地内で60cm以上としています(2026年10月8日確認)。飯田でも、10年のうち1年は最低気温が-10℃を下回りました(2016年の-11.4℃)。
だから、屋外の配管の保温、給湯器の凍結防止、水抜きのしやすさを、見積もりの段階で確認しておくと安心です。基礎の深さは設計者に確認してください。
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雨の多さに合わせて、斜面の水の流れを見る
飯田の年降水量は平均1,800mmで、同じ期間の長野市(995mm)の約1.8倍です。多い年は約2,190mm(2021年)ありました。
だから、軒の出と雨どいの太さに加えて、敷地の上から来る水と、敷地から下へ流す水の道すじを、設計の段階で検討する価値があります。集落が斜面にあるので、土地を選ぶ段階では、土砂災害のハザードマップを確認しておくことをおすすめします。
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夏の暑さも数字は目安。日よけと風通しは、どの集落でも考える
飯田では、真夏日が年平均63.7日、猛暑日が年平均12.3日あります。泰阜村では、集落の標高によって暑さの程度が変わることがあります。
だから、日よけ(軒、ひさし、すだれ)と、風の抜ける窓の配置は、どの集落でも検討する価値があります。エアコンの台数と容量は、敷地の標高と日当たりを見たうえで、工務店に決めてもらうとよいでしょう。
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垂直積雪量は役場の標高で59cm。低い集落では小さくなる
近くに条件の合う雪の観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。設計に使う垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます。役場の標高(約787m)での値は59cmです。標高が低い敷地では値が小さくなるので、敷地の標高で確かめてください。垂直積雪量は設計用の値で、観測された積雪の深さとは別のものです。
だから、カーポートや物置を選ぶときは、敷地の標高での値を工務店や外構業者に確認し、その値に合う積雪強度のものを選ぶことをおすすめします。
泰阜村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 59cm
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泰阜村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。泰阜村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
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断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート(Excel): 長野県「構造計算における各基準値について」の添付ファイル 水道管の埋設深さ: 泰阜村「給水装置工事施行規程」第5条
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 13.7℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 13.8℃ |
|---|---|
| 2017年 | 12.7℃ |
| 2018年 | 13.8℃ |
| 2019年 | 13.6℃ |
| 2020年 | 13.7℃ |
| 2021年 | 13.5℃ |
| 2022年 | 13.4℃ |
| 2023年 | 14.1℃ |
| 2024年 | 14.6℃ |
| 2025年 | 14.1℃ |
年ごとの値 10年平均 63.7日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 63日 |
|---|---|
| 2017年 | 59日 |
| 2018年 | 61日 |
| 2019年 | 54日 |
| 2020年 | 51日 |
| 2021年 | 40日 |
| 2022年 | 63日 |
| 2023年 | 81日 |
| 2024年 | 82日 |
| 2025年 | 83日 |
- 年平均気温は、飯田で2024年が10年で最も高い(14.6℃)。最も低かったのは2017年(12.7℃)で、前半5年の平均は13.5℃、後半5年は13.9℃です。
- 冬日は年によって増減し、減っているとは言い切れない。 飯田の冬日は、前半5年の平均が88.8日、後半5年が81.8日です。ただし2022年は92日、2025年は88日あり、寒さへの備えを減らせるとは言えません。
- 真夏日は、年によって倍ほど違う。 飯田では40日(2021年)から83日(2025年)まで幅があります。
- 雨の量は年による差が大きい。 飯田の年降水量は1,360mm(2025年)から約2,190mm(2021年)までで、増減の傾向は読み取れません。
冬日は年によって増えたり減ったりします。寒さへの備えを減らせるとは言えません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 13.7℃ | 12.7(2017年)〜14.6(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 36.7℃/いちばん高かった年 37.7℃(2018年) | 34.9(2017年)〜37.7(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -8.4℃/いちばん低かった年 -11.4℃(2016年) | -11.4(2016年)〜-6.7(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 85.3日 | 71(2021年)〜110(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 0.9日 | 0(2019年)〜4(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 132.5日 | 124(2017年)〜139(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 63.7日 | 40(2021年)〜83(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 12.3日 | 0(2017年)〜23(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.4日 | 0(2016年)〜4(2018年) | |
| 年降水量 | 1800mm | 1360(2025年)〜2190(2021年) | |
| 年間日照時間 | 2169時間 | 2069(2021年)〜2367(2023年) | |
| 年平均湿度 | 72% | 70(2023年)〜73(2024年) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「飯田」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
泰阜村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
74.5%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計15棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は74.5%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計15棟です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日