公的データで見る
平谷村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
平谷村の要点
- 平谷村役場の標高は916m。冬の最低気温は10年平均-13.4℃(浪合観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり2,420円。
- 洪水の浸水想定区域は平谷村のハザードマップで確認できます。土砂災害警戒区域は52か所(国のデータ)。
平谷村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
2,420円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり2,420円(1坪あたり約8,000円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
平谷村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は2件で、目安を出す基準(5件)に届かないため、価格は載せていません。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
平谷村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)には、平谷村の洪水浸水想定区域は含まれていません。調査の対象になっていない川がある可能性があります。
平谷村のハザードマップには、浸水が想定される区域が載っています。土地が区域に入るかは、マップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
52か所
土砂災害特別警戒区域
40か所
急傾斜地崩壊危険区域
2か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が52か所、そのうち特別警戒区域が40か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域2か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や平谷村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
平谷村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
平谷村は、隣の阿智村にある浪合観測所とほぼ同じ標高の高原にあります。浪合では、年の最低気温が毎年-10℃を下回り、年降水量は2,800mm近くあります。水道の凍結、冬の寒さ、雨の多さへの備えが、家づくりの中心になる土地です。
数字で見る平谷村の気候(2016〜2025年)
平谷村の中に気温の観測所がないため、阿智村にある観測所「浪合」の数字を載せています。
-
年の最低気温
-13.4℃
10年平均。いちばん低かった年は-17.4℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -13.4℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -17.4℃ 2017年 -13.8℃ 2018年 -14.3℃ 2019年 -11.6℃ 2020年 -10.7℃ 2021年 -12.9℃ 2022年 -14.6℃ 2023年 -14.3℃ 2024年 -11.5℃ 2025年 -13.1℃ -
年降水量
2,797mm
浪合観測所(阿智村)の値。10年平均。多い年は3,483mm(2018年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 2,797mm
年ごとの値を表で見る
2016年 2,701mm 2017年 2,365mm 2018年 3,483mm 2019年 2,555mm 2020年 3,306mm 2021年 3,235mm 2022年 2,333mm 2023年 2,718mm 2024年 3,031mm 2025年 2,245mm -
猛暑日(35℃以上)
0日
10年間なし。真夏日は年平均18.0日
真夏日(30℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 18.0日
年ごとの値を表で見る
2016年 11日 2017年 5日 2018年 28日 2019年 17日 2020年 14日 2021年 9日 2022年 9日 2023年 21日 2024年 29日 2025年 37日
観測所: 浪合(アメダス、標高940m、下伊那郡阿智村浪合)。平谷村役場(標高約916m)から直線で約7.9km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
平谷村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
毎年-10℃より下がる。水道の凍結対策を最初に決める
平谷村には気温の観測所がないため、隣の阿智村にある浪合観測所(アメダス、標高940m、役場から直線で約7.9km)の数字を使っています。役場(標高約916m)とは治部坂峠を挟みますが、標高の差は24mです。浪合では、年の最低気温が10年平均で-13.4℃、いちばん低かった年は-17.4℃(2016年)で、いちばん高かった年でも-10.7℃(2020年)でした。
だから、配管を外壁の外に出さない間取り、水抜きのしやすい配管、凍結防止ヒーターの電気代まで含めて、設計の最初に検討する価値があります。留守にする期間がある家は、水抜きの手順を先に決めておくと安心です。
凍結深度や水道管の埋設深さは、村の資料で値を確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認してください。
家を空ける期間があるなら、水抜きの段取りは早めに決めておきましょう。
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1年の3分の1以上が冬日。断熱は上の等級まで比べる
冬日は年平均134.5日(少ない年で124日、多い年で153日)、真冬日は年平均9.0日、年平均気温は10.1℃です。夏は、真夏日が年平均18.0日で、猛暑日は10年間ありません。
だから、断熱は基準(等級4)より上の等級5・6と見積もりを比べ、窓は樹脂サッシと複層以上のガラスを検討する価値があります。暖房の方式も、断熱の等級と一緒に決めると、あとの光熱費を見通しやすくなります。
冷房の負担は小さい土地ですが、2025年は真夏日が37日ありました。エアコンをあとから付けられるよう、配管の穴と電源を用意しておくと安心です。
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雨は年に2,800mm近く。雨どいと排水に余裕を持たせる
年降水量は平均2,797mm(少ない年で2,245mm、多い年で3,483mm)です。同じ期間の長野市(995mm)の約2.8倍にあたります。
だから、軒の出、雨どいの太さと本数、水の落とし先、敷地の排水を、余裕を持って計画することをおすすめします。屋根と外壁の継ぎ目の点検も、間隔を短めに見ておくと安心です。土地を選ぶ段階なら、土砂災害と浸水のハザードマップも確認しておきたい点です。
-
垂直積雪量は役場の標高で67cm。車まわりはこの値で選ぶ
近くに雪を観測している観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。設計に使う垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求め、役場の標高での値は67cmです。これは設計用の値で、実際に積もった深さの観測値とは別のものです。
だから、カーポートや物置は、この値に合う積雪強度のものを選ぶと安心です。日中も氷点下のままの日が年に9日ほどあるので、玄関や駐車場の凍結への備えも、合わせて外構業者に相談することをおすすめします。
-
太陽光発電は、冬を割り引いて試算する
年間日照時間は平均1,781時間です(2021年を除く9年分の平均。観測方法が2021年に変わったため目安)。
だから、太陽光発電は、冬の発電量を少なめに見た試算を出してもらい、元が取れるまでの年数を確かめてから決めることをおすすめします。
平谷村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 67cm
-
平谷村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。平谷村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 3地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート(Excel): 長野県「構造計算における各基準値について」の添付ファイル
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 10.1℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 10.3℃ |
|---|---|
| 2017年 | 9.0℃ |
| 2018年 | 10.1℃ |
| 2019年 | 10.1℃ |
| 2020年 | 10.0℃ |
| 2021年 | 9.9℃ |
| 2022年 | 9.7℃ |
| 2023年 | 10.5℃ |
| 2024年 | 11.0℃ |
| 2025年 | 10.2℃ |
年ごとの値 10年平均 78.9日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 82日 |
|---|---|
| 2017年 | 76日 |
| 2018年 | 75日 |
| 2019年 | 66日 |
| 2020年 | 70日 |
| 2021年 | 56日 |
| 2022年 | 76日 |
| 2023年 | 93日 |
| 2024年 | 98日 |
| 2025年 | 97日 |
- 冬日は、毎年124日以上ある。 最も多かったのは2017年の153日です。前半5年の平均は139.2日、後半5年は129.8日ですが、2025年も140日あり、減っているとは言い切れません。
- 年の最低気温は、-17.4℃(2016年)から-10.7℃(2020年)まで。 前半5年の平均は-13.6℃、後半5年は-13.3℃で、ほとんど変わっていません。
- 真夏日は、2025年に37日あった。 前半5年の平均15.0日に対して、後半5年は21.0日です。ただし2021年と2022年は9日で、10年間だけでは長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 雨が3,000mmを超えた年が4回ある。 2018年(3,483mm)、2020年(3,306mm)、2021年(3,235mm)、2024年(3,031mm)です。
年の最低気温は、前半5年と後半5年でほとんど変わっていません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 10.1℃ | 9.0(2017年)〜11.0(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 32.3℃/いちばん高かった年 33.4℃(2018年) | 30.6(2017年)〜33.4(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -13.4℃/いちばん低かった年 -17.4℃(2016年) | -17.4(2016年)〜-10.7(2020年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 134.5日 | 124(2018年)〜153(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 9.0日 | 0(2019年)〜17(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 78.9日 | 56(2021年)〜98(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 18.0日 | 5(2017年)〜37(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 2797mm | 2245(2025年)〜3483(2018年) | |
| 年間日照時間 | 1781時間 | 1577(2016年)〜2161(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 80% | どの年も 80 | 1年分の平均(2016〜2024年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「浪合」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
平谷村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
70.3%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計4棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は70.3%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、表に値のある4年間で計4棟です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日