公的データで見る
長和町の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
長和町の要点
- 長和町役場の標高は634m。冬の最低気温は10年平均-15.2℃(立科観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の2か所の地点で、1㎡あたり7,100円、9,900円。
- 洪水の浸水想定区域が町の面積の約3.4%(約6.3km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は256か所(国のデータ)。
長和町の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
7,100円、9,900円
2026年7月1日時点
住宅地2地点の価格
地価調査の住宅地の地点は2か所で、2026年の価格は1㎡あたり7,100円、9,900円です。町全体の相場ではなく、それぞれの地点の価格です。
長和町には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
長和町の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、町の面積の約3.4%(約6.3km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、長和町のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
256か所
土砂災害特別警戒区域
229か所
急傾斜地崩壊危険区域
8か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が256か所、そのうち特別警戒区域が229か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域8か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や長和町の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
長和町の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
長和町には気温の観測所がないため、隣の立科町にある立科観測所(標高715m、役場から直線で約5.0km)の数字を使っています。年の最低気温は平均で-15℃前後まで下がる一方、日照時間は長めです。凍結対策と日当たりの活用、それに地区ごとの標高の違いが要点になります。
数字で見る長和町の気候(2016〜2025年)
長和町の中に気温の観測所がないため、立科町にある観測所「立科」の数字を載せています。
-
年の最低気温
-15.2℃
10年平均。いちばん低かった年は-18.6℃(2023年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -15.2℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -18.1℃ 2017年 -18.0℃ 2018年 -14.6℃ 2019年 -14.9℃ 2020年 -13.7℃ 2021年 -12.6℃ 2022年 -14.7℃ 2023年 -18.6℃ 2024年 -13.4℃ 2025年 -13.4℃ -
猛暑日(35℃以上)
1.3日
年平均。多い年は3日(2023年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 1.3日
年ごとの値を表で見る
2016年 0日 2017年 0日 2018年 2日 2019年 2日 2020年 0日 2021年 2日 2022年 1日 2023年 3日 2024年 1日 2025年 2日 -
垂直積雪量(建築の基準)
49cm
長和町役場の地点の値(旧長門町の区域)
観測所: 立科(アメダス、標高715m、北佐久郡立科町芦田)。長和町役場(標高約634m)から直線で約5km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
長和町で家を建てる・直すときに検討したいこと
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氷点下15℃を見込んで、配管と給湯器を守る
年の最低気温は10年平均で-15.2℃、いちばん低かった年は-18.6℃(2023年)です。10年のうち3年で-18℃以下になり、いちばん下がらなかった年でも-12.6℃(2021年)でした。これは笠取峠を挟んだ隣の立科町にある立科観測所の数字です。
長和町は、給水管を埋める深さを、宅地内では「凍結深度以上」と定めていて、数値は示していません。公道の車道・歩道と私道では、管の上から80cm以上です(長和町水道事業指定給水装置工事事業者の指定及び工事の施行に関する規程 第22条)。
だから、宅地内の配管をどの深さに埋めるかは、見積もりの段階で工事業者と町の水道の窓口に確認しておくことをおすすめします。あわせて、配管を室内側に通すこと、凍結防止ヒーター、水抜き栓の位置、給湯器の置き場所も確認しておくと安心です。基礎の深さは設計者に確認してください。給水管の深さの決まりは、2026年10月8日に確認したものです。
宅地内の給水管の深さは、数値で決まっていません。見積もりのときに、工事業者と水道の窓口に確かめましょう。
-
長い日照を、冬の暖かさと発電に使う
年間日照時間は平均2,255時間です(9年分の平均。アメダスの日照時間は観測方法が2021年に変わったため、目安の数字です)。年降水量は平均1,101mmです。
だから、冬の日差しを部屋に取り込む南面の窓の配置を、土地選びや間取りの最初に検討する価値があります。太陽光発電も検討に値しますが、近くに雪の観測所がなく、パネルに雪が載る期間は数字で示せないので、冬の分を見込んだ試算を頼むことをおすすめします。
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和田・大門・姫木平は役場より高い。断熱は敷地の標高で考える
立科観測所では、冬日が年平均134.9日、日中も氷点下のままの真冬日が年平均5.1日あります。日最高気温の年平均は17.8℃、日最低気温の年平均は5.7℃で、その差は約12℃です。役場のある古町・長久保に対して、和田(標高820m前後)や大門・姫木平(標高1,300m前後)は標高が高く、標高が高いぶん、実際の気温は観測所の数字より低めになることがあります。
だから、断熱等級は基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べてみることをおすすめします。和田・大門・姫木平など標高の高い敷地では、等級6・7まで見積もりを取り、窓の仕様と暖房の方式を合わせて検討する価値があります。
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垂直積雪量は旧長門町で49cm、旧和田村で78cm。区域で値が変わる
長和町は雪の観測値を載せていないので、雪への備えは、建築の基準になる垂直積雪量で考えます。これは観測された積雪ではなく、設計に使う値で、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます。算式は合併前の区域ごとに分かれていて、県の算出シートに載っている値は、役場のある旧長門町の区域が49cm(シートの基準の標高は677m)、旧和田村の区域が旧役場の地点で78cmです(長野県「垂直積雪量算出シート」)。
だから、カーポートや物置を選ぶときは、敷地がどちらの区域に当たるかを先に確かめることをおすすめします。役場・旧役場との標高の差が50mを超える敷地は、標高から計算するので値が変わります。標高の高い敷地ほど値は大きくなり、1m以上になると多雪区域の扱いになるので、敷地の値を工務店に出してもらうと安心です。垂直積雪量の値は、2026年10月8日に確認したものです。
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真夏日は年に46日ほど。夏の日よけも計画に入れる
猛暑日は年平均1.3日(多い年で3日)ですが、真夏日は年平均46.4日あり、29日(2021年)から74日(2025年)まで幅があります。10年間の最高気温は36.0℃(2022年)です。最低気温が25℃以上の日は、10年間で一度もありません。
だから、南・西の窓の日よけと、エアコンを付ける場所を、冬の備えと合わせて検討しておく価値があります。夜は気温が下がるので、夜に風が抜ける窓の配置も考えておきたい点です。
寒さや雪に合わせた家づくりは、長和町の新築・リフォーム業者に相談できます。 長和町の新築・リフォーム業者1社
長和町の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 49cm
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長和町役場の地点の値(旧長門町の区域)
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
役場・支所などの地点の値を見る(2地点)
- 49cm 旧長門町 (標高677m)
- 78cm 旧和田村 (標高819m)
敷地の標高と市役所・町村役場(合併前の旧市町村は旧役場)の標高の差が50m以内のときは、役場の垂直積雪量を使う(県の算出シートの使用方法による)
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
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長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。長和町独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者にご確認ください。
- 水道管の埋設深さ
- 凍結深度以上
-
宅地内は「凍結深度以上」(数値の定めなし)。公道の車道・歩道と私道は管上80cm以上
- 省エネ地域区分
- 3地域
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断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量(役場・旧役場の地点の値): 長野県「垂直積雪量算出シート」 水道管の埋設深さ: 長和町水道事業指定給水装置工事事業者の指定及び工事の施行に関する規程
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 11.3℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 11.1℃ |
|---|---|
| 2017年 | 10.2℃ |
| 2018年 | 11.3℃ |
| 2019年 | 11.0℃ |
| 2020年 | 11.3℃ |
| 2021年 | 11.1℃ |
| 2022年 | 10.9℃ |
| 2023年 | 12.0℃ |
| 2024年 | 12.2℃ |
| 2025年 | 11.8℃ |
年ごとの値 10年平均 46.4日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 33日 |
|---|---|
| 2017年 | 34日 |
| 2018年 | 48日 |
| 2019年 | 35日 |
| 2020年 | 38日 |
| 2021年 | 29日 |
| 2022年 | 46日 |
| 2023年 | 69日 |
| 2024年 | 58日 |
| 2025年 | 74日 |
- 真夏日は2023〜2025年に多い年が続いた。 69日・58日・74日で、それ以前の7年はすべて48日以下でした。ただし10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 猛暑日は10年間で合わせて13日。 1日もなかった年が3回あり、いちばん多い2023年でも3日でした。
- 冬日は後半の5年のほうが少ない。 2016〜2020年の平均140.0日に対して、2021〜2025年は129.8日でした。それでも、いちばん少ない2023年で121日あります。
- 年の最低気温は年による差が大きい。 -18.6℃(2023年)から-12.6℃(2021年)まで開きがあり、いちばん低かった2023年は後半の5年に入っています。暖かくなったとは言い切れません。
冬日がいちばん少なかった2023年に、最低気温はいちばん低い-18.6℃まで下がりました。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 11.3℃ | 10.2(2017年)〜12.2(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 35.1℃/いちばん高かった年 36.0℃(2022年) | 33.7(2017年)〜36.0(2022年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -15.2℃/いちばん低かった年 -18.6℃(2023年) | -18.6(2023年)〜-12.6(2021年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 134.9日 | 121(2023年)〜148(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 5.1日 | 0(2025年)〜11(2022年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 105.7日 | 92(2021年)〜119(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 46.4日 | 29(2021年)〜74(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 1.3日 | 0(2016年)〜3(2023年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 1101mm | 906(2025年)〜1326(2024年) | |
| 年間日照時間 | 2255時間 | 2125(2020年)〜2504(2023年) | 9年分の平均(2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | なし | なし |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「立科」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
長和町の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
90.4%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
13棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は90.4%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は13棟で、1棟あたりの床面積の平均は92㎡です(建築着工統計)。
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日