公的データで見る
大桑村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
大桑村の要点
- 大桑村役場の標高は564m。冬の最低気温は10年平均-10.2℃(南木曽観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり6,260円。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の1%未満(約1.5km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は217か所(国のデータ)。
大桑村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
6,260円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり6,260円(1坪あたり約2.1万円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
大桑村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は22件で、1㎡あたりの中央値は4,650円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は5件で、延床面積1㎡あたりの中央値は17,600円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
大桑村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の1%未満(約1.5km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、大桑村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
217か所
土砂災害特別警戒区域
178か所
急傾斜地崩壊危険区域
5か所
大規模盛土造成地
2か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が217か所、そのうち特別警戒区域が178か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域5か所、大規模盛土造成地2か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や大桑村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
大桑村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
大桑村には気温の観測所がないため、木曽川の同じ谷で隣の南木曽町にある南木曽観測所(標高560m、役場から直線で約10.0km)の数字を使っています。村内の須原観測所で測っている年降水量は平均2,258mmです。雨への備えを先に、冬の朝の冷え込みと夏の暑さにも備えたい土地です。
数字で見る大桑村の気候(2016〜2025年)
大桑村の中に気温の観測所がないため、南木曽町にある観測所「南木曽」の数字を載せています。
-
年降水量
2,581mm
南木曽観測所(南木曽町)の値。10年平均。多い年は3,162mm(2021年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 2,581mm
年ごとの値を表で見る
2016年 2,472mm 2017年 2,257mm 2018年 2,678mm 2019年 2,326mm 2020年 2,834mm 2021年 3,162mm 2022年 2,268mm 2023年 2,506mm 2024年 2,860mm 2025年 2,448mm -
猛暑日(35℃以上)
1.3日
年平均。多い年は6日(2018年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 1.3日
年ごとの値を表で見る
2016年 0日 2017年 0日 2018年 6日 2019年 0日 2020年 1日 2021年 0日 2022年 0日 2023年 2日 2024年 2日 2025年 2日 -
年の最低気温
-10.2℃
10年平均。いちばん低かった年は-12.8℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -10.2℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -12.8℃ 2017年 -11.0℃ 2018年 -12.0℃ 2019年 -7.8℃ 2020年 -8.1℃ 2021年 -9.2℃ 2022年 -10.5℃ 2023年 -10.6℃ 2024年 -9.3℃ 2025年 -11.2℃
観測所: 南木曽(アメダス、標高560m、木曽郡南木曽町読書)。大桑村役場(標高約564m)から直線で約10km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
大桑村で家を建てる・直すときに検討したいこと
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村内で年2,200mmを超える雨。雨どいと敷地の水はけで備える
村内の須原観測所(標高535m、降水量だけを観測)の年降水量は、平均2,258mmです。少ない年で約1,760mm(2022年)、多い年で約2,660mm(2021年)ありました。隣の南木曽町にある南木曽観測所では、平均2,581mmです。
だから、軒の出、雨どいの大きさと排水先、外壁の継ぎ目の防水、敷地の水はけを、設計や改修の早い段階で確認する価値があります。土地を選ぶときは、ハザードマップで土砂災害と浸水の想定を見ておくことをおすすめします。
雨どいの大きさと排水先、敷地の水はけは、早い段階で確かめておきたい点です。
-
冬の朝に合わせて、窓から断熱を見直す
南木曽観測所の冬日は年平均97.1日ですが、日中も氷点下のままの真冬日は年平均3.4日です。日最高気温の年平均は18.4℃、日最低気温の年平均は7.7℃です。観測所と大桑村役場の標高は、ほぼ同じです。
だから、朝晩に熱が逃げにくい窓(樹脂サッシ、複層ガラス、内窓)から検討する価値があります。新築なら、断熱等級を基準(等級4)のままにせず、等級5・6の見積もりと比べてみることをおすすめします。
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屋外の配管と給湯器は、氷点下10℃を目安に守る
南木曽観測所の年の最低気温は、10年平均で-10.2℃です。いちばん低かった年は-12.8℃(2016年)、いちばん高かった年は-7.8℃(2019年)でした。
だから、屋外の配管の保温と凍結防止ヒーター、給湯器の置き場所を、見積もりの段階で確認しておく価値があります。
大桑村について、凍結深度や水道管の埋設深さの数値は確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認してください。
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夏の日差しを、窓の外で遮る
南木曽観測所の真夏日は年平均45.3日、猛暑日は年平均1.3日で、10年間の最高気温は35.7℃(2018年)です。最低気温が25℃以上の日は10年間ありません。
だから、南・西の窓にひさしや外付けの日よけを付け、屋根・天井の断熱で昼の熱を入れない工夫を検討する価値があります。夜は気温が下がるので、風が抜ける窓の配置も効果を見込めます。
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カーポートと物置は、垂直積雪量76cm(役場の地点の値)を目安に確かめる
大桑村の近くには雪を観測している観測所がないため、積雪の観測値は載せていません。建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求める方式で、県の算出シートに載っている大桑村役場の値は76cmです。これは観測された積雪ではなく、設計のための値で、敷地の標高が高いと大きくなります。
だから、カーポートや物置は「ふだんの雪の量」で選ばず、敷地の垂直積雪量を工務店か建設事務所に確認してから、積雪強度を決めることをおすすめします。
寒さや雪に合わせた家づくりは、大桑村の新築・リフォーム業者に相談できます。 大桑村の新築・リフォーム業者2社
大桑村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 76cm
-
大桑村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。大桑村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 12.1℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 12.2℃ |
|---|---|
| 2017年 | 10.9℃ |
| 2018年 | 12.1℃ |
| 2019年 | 12.1℃ |
| 2020年 | 12.0℃ |
| 2021年 | 11.8℃ |
| 2022年 | 11.8℃ |
| 2023年 | 12.5℃ |
| 2024年 | 13.0℃ |
| 2025年 | 12.3℃ |
年ごとの値 10年平均 45.3日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 34日 |
|---|---|
| 2017年 | 28日 |
| 2018年 | 46日 |
| 2019年 | 42日 |
| 2020年 | 36日 |
| 2021年 | 27日 |
| 2022年 | 43日 |
| 2023年 | 66日 |
| 2024年 | 62日 |
| 2025年 | 69日 |
- 村内の須原観測所の年降水量は、前半と後半でほぼ同じ。 前半5年の平均は2,256mm、後半は2,260mmです。年ごとには約1,760mmから約2,660mmまで幅があります。
- 真夏日は後半の5年に多い。 南木曽観測所では、前半5年の平均37.2日に対して後半は53.4日で、2025年の69日が10年で最多です。ただし10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 年平均気温は2024年の13.0℃が最高。 前半5年の平均は11.9℃、後半は12.3℃です。
- 年の最低気温は年によって5℃の幅がある。 -7.8℃(2019年)から-12.8℃(2016年)まであり、暖かい冬が続いたあとでも凍結への備えは省けません。
最低気温は、年によって5℃の幅。暖かい冬のあとでも、凍結への備えは省けません。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照の12項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 12.1℃ | 10.9(2017年)〜13.0(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 34.8℃/いちばん高かった年 35.7℃(2018年) | 32.8(2017年)〜35.7(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -10.2℃/いちばん低かった年 -12.8℃(2016年) | -12.8(2016年)〜-7.8(2019年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 97.1日 | 83(2021年)〜125(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 3.4日 | 0(2019年)〜9(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 110.8日 | 100(2021年)〜122(2024年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 45.3日 | 27(2021年)〜69(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 1.3日 | 0(2016年)〜6(2018年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 年降水量 | 2581mm | 2257(2017年)〜3162(2021年) | |
| 年間日照時間 | 1820時間 | 1623(2020年)〜2082(2023年) | 8年分の平均(2017・2021年を除く)。2021年3月から推計値に変わったため目安 |
| 年平均湿度 | 86% | 86(2024年)〜87(2025年) | 2年分の平均(2016〜2023年は観測なし・資料不足) |
※ 役場のあたりに当てはまる雪の観測所がないため、雪の観測値は載せていません。雪への備えは、下の垂直積雪量(建築の基準)をご覧ください。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「南木曽」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
大桑村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
83.1%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
計39棟
2020〜2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は83.1%です(2020年国勢調査)。
2020〜2024年に着工した居住専用住宅は、5年間で計39棟です(建築着工統計)。
古い住まいの耐震・断熱の見直しは、大桑村の新築・リフォーム業者に相談できます。 大桑村の新築・リフォーム業者2社
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データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日