公的データで見る
豊丘村の家づくりデータ 標高・冬の気温・凍結深度、土地の価格、災害リスク
豊丘村の要点
- 豊丘村役場の標高は426m。冬の最低気温は10年平均-8.4℃(飯田観測所)。
- 住宅地の価格は地価調査の1か所の地点で、1㎡あたり12,500円。
- 洪水の浸水想定区域が村の面積の約2.8%(約2.1km²)にあります(国のデータ)。土砂災害警戒区域は314か所(国のデータ)。
豊丘村の土地の価格(住宅地の地価)
地価調査
12,500円
2026年7月1日時点
住宅地1地点の価格
地価調査の住宅地の地点は1か所で、2026年の価格は1㎡あたり12,500円(1坪あたり約4.1万円)です。村全体の相場ではなく、その地点の価格です。
豊丘村には地価公示の住宅地の地点がないため、地価調査の地点で見ています。
補足:国に報告された取引の価格
2021〜2025年に国土交通省のアンケートで報告された宅地の取引のうち、家を建てる土地に近い取引(面積100〜1,000㎡の住宅地など)は35件で、1㎡あたりの中央値は7,600円です。同じように絞った中古の一戸建て(土地と建物)は5件で、延床面積1㎡あたりの中央値は161,905円です(土地の価格を含む)。
※ 1坪あたりは1㎡あたりの価格に3.30578を掛けた概算。地価公示・地価調査は、選ばれた地点の価格です。
出典
豊丘村の災害リスク(洪水・土砂災害)
洪水
国のデータ(国土数値情報)では、想定最大規模の洪水で浸水が想定される区域が、村の面積の約2.8%(約2.1km²)にあります。
土地が区域に入るか、どのくらいの深さになるかは、豊丘村のハザードマップで確認してください。
土砂災害
土砂災害警戒区域
314か所
土砂災害特別警戒区域
263か所
急傾斜地崩壊危険区域
7か所
国のデータでは、土砂災害警戒区域が314か所、そのうち特別警戒区域が263か所あります(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)。
このほか国のデータには、急傾斜地崩壊危険区域7か所が載っています。
地すべり防止区域・災害危険区域・大規模盛土造成地は、国のデータには含まれていません。指定の有無は市町村の窓口でご確認ください。
国のデータは、県内のすべての区域を網羅しているわけではなく、区域の位置も概略です。土地が区域に入るかは、長野県(建設事務所)や豊丘村の資料で確かめてください。
液状化
液状化の傾向は、国のハザードマップで確認できます。
※ 洪水の面積と割合は、国のデータに載っている川の区域を市町村の境界で集計した概算です(載っていない川の区域は含みません)。区域の数は国のデータ(国土数値情報)を市町村の境界で集計したもの。区域は重なることがあります。
出典
豊丘村の標高と気候(冬の気温・積雪・凍結深度)
豊丘村には気温と雪の観測所がないため、飯田市にある飯田観測所(標高516.4m、役場から直線で約7.4km)の数字を使っています。観測所は役場より90m高い場所にあります。夏は真夏日が年平均で64日あり、雨も多い土地です。雪は少ないものの、冬の朝は氷点下になります。
数字で見る豊丘村の気候(2016〜2025年)
豊丘村の中に気温の観測所がないため、飯田市にある観測所「飯田」の数字を載せています。
雪の数字は、飯田市にある観測所「飯田」のものです。同じ盆地・谷にある近くの観測所の参考値としてご覧ください。
-
猛暑日(35℃以上)
12.3日
年平均。多い年は23日(2025年)
猛暑日(35℃以上)の日数(日) 年ごとの値 10年平均 12.3日
年ごとの値を表で見る
2016年 4日 2017年 0日 2018年 22日 2019年 11日 2020年 11日 2021年 5日 2022年 9日 2023年 16日 2024年 22日 2025年 23日 -
年降水量
1,800mm
飯田観測所(飯田市)の値。10年平均。多い年は2,190mm(2021年)
年降水量(mm) 年ごとの値 10年平均 1,800mm
年ごとの値を表で見る
2016年 1,835mm 2017年 1,589mm 2018年 1,994mm 2019年 1,474mm 2020年 2,149mm 2021年 2,190mm 2022年 1,478mm 2023年 1,846mm 2024年 2,088mm 2025年 1,360mm -
年の最低気温
-8.4℃
10年平均。いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)
年の最低気温(℃) 年ごとの値 10年平均 -8.4℃
年ごとの値を表で見る
2016年 -11.4℃ 2017年 -8.5℃ 2018年 -9.3℃ 2019年 -7.4℃ 2020年 -7.0℃ 2021年 -7.4℃ 2022年 -8.8℃ 2023年 -9.0℃ 2024年 -6.7℃ 2025年 -8.1℃
観測所: 飯田(気象台など、標高516.4m、飯田市高羽町)。豊丘村役場(標高約426m)から直線で約7.4km。 出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。
豊丘村で家を建てる・直すときに検討したいこと
-
真夏日は年平均で64日。日よけと冷房を、はじめから計画に入れる
飯田観測所では、真夏日が年平均63.7日、猛暑日が年平均12.3日、夏日が年平均132.5日あります。10年間の最高気温は37.7℃(2018年)で、年の最高気温が35℃に届かなかったのは2017年だけでした。観測所は村の外にあり、役場(標高約426m)より90m高い場所の数字です。
だから、南・西の窓の日よけ(深い軒、ひさし、すだれ、外付けの日射遮蔽)と、屋根・天井の断熱、エアコンの台数と容量を、はじめから計画に入れておくことをおすすめします。既存の家では、屋根・天井の断熱を足すことも検討する価値があります。
-
少ない年でも1,360mmの雨。雨どいと排水、外壁の継ぎ目を見る
年降水量は平均1,800mmで、いちばん少なかった2025年でも1,360mm、いちばん多かった2021年は約2,190mmありました。前半の5年の平均は1,808mm、後半は約1,790mmで、ほとんど変わっていません。
だから、雨どいの太さと落とし先、敷地の排水、軒の出、外壁の継ぎ目(シーリング)を検討する価値があります。土地を選ぶ段階なら、土砂災害と浸水のハザードマップも合わせて確認しておくと安心です。
雨の量は、前半の5年と後半の5年でほとんど変わっていません。雨どいと排水は見ておきたい点です。
-
太陽光発電は、雪で止まる日が少ない
年間日照時間は平均2,169時間(2,069〜2,367時間)です。飯田観測所で積雪が10cm以上あった日は年平均1.1日で、多い冬でも3日でした。
だから、太陽光発電は、雪で発電が止まる日が少ない点で条件がよく、検討する価値があります。夏の冷房で電気を使う時間帯と発電の時間帯が重なる点も、試算に入れてもらうとよいでしょう。
-
冬の朝は年に85日ほど氷点下。暖かい土地でも、断熱と凍結対策は省かない
冬日は年平均85.3日(少ない年で71日、多い年で110日)あります。日中も氷点下のままの真冬日は年平均0.9日で、日中はほとんどの日で気温が上がります。年の最低気温は10年平均で-8.4℃、いちばん低かった年は-11.4℃(2016年)です。
だから、断熱は基準(等級4)のままにせず、上の等級と見積もりを比べる価値があります。断熱と窓の性能は、夏の冷房にも効きます。屋外の配管と給湯器の凍結防止も、標準の仕様に入っているか確認しておきたい点です。
豊丘村の凍結深度や水道管の埋設深さは、公式の資料で値を確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者に確認することをおすすめします。
-
雪への備えは小さくて済む。ただし基準は役場の標高で55cm
飯田観測所の降雪の合計は、ひと冬の平均で26cm、最深積雪は10年平均で10cm、最大でも18cm(2022〜23年の冬)です。観測所は村の外にあり、役場より90m高い場所なので、参考の数字です。
建築の基準になる垂直積雪量は、長野県の算式に敷地の標高を入れて求めます。役場の標高(約426m)での値は55cmです(県の算出シート、2026年10月8日確認)。垂直積雪量は観測された積雪ではなく、設計用の値です。
だから、雪下ろしや除雪の設備に大きな費用をかける必要は小さい土地ですが、カーポートや物置は、基準の値に見合う積雪強度かどうかを確認することをおすすめします。敷地の標高が役場と50mを超えて違うときは、算式で求め直すことになるので、工務店や外構業者に敷地の値を出してもらうと安心です。
寒さや雪に合わせた家づくりは、豊丘村の新築・リフォーム業者に相談できます。 豊丘村の新築・リフォーム業者1社
豊丘村の建築の基準(垂直積雪量・凍結深度)
- 垂直積雪量
- 55cm
-
豊丘村役場の地点の値
建築基準法にもとづく設計用の積雪の深さです。観測された最深積雪とは別の値です。
決め方: 算式/定めているところ: 長野県(建築基準法施行細則第9条第2項・別表第1)
多雪区域: 役場地点は多雪区域ではない(100cm未満)。標高が上がって算式の値が1m以上になる敷地は多雪区域
- 凍結深度(建築)
- 県の定めなし
-
長野県は建築基準法上の凍結深度を定めておらず、設計者の判断になります。豊丘村独自の値は、公開されている資料では確認できていません。基礎の深さは設計者に、給排水管の埋設深さは水道事業者にご確認ください。
- 省エネ地域区分
- 4地域
-
断熱性能の基準になる区分です。数字が小さいほど寒冷で、求められる断熱性能が高くなります。
※ 垂直積雪量・凍結深度は、敷地の場所と標高で変わります。計画の前に、市町村・建設事務所・水道事業者に必ずご確認ください。 (公式の資料を2026年10月8日に確認) 垂直積雪量の求め方: 長野県「構造計算における各基準値について」 垂直積雪量の算出シート: 長野県「垂直積雪量算出シート」
この10年の変化で言えること
年ごとの値 10年平均 13.7℃
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 13.8℃ |
|---|---|
| 2017年 | 12.7℃ |
| 2018年 | 13.8℃ |
| 2019年 | 13.6℃ |
| 2020年 | 13.7℃ |
| 2021年 | 13.5℃ |
| 2022年 | 13.4℃ |
| 2023年 | 14.1℃ |
| 2024年 | 14.6℃ |
| 2025年 | 14.1℃ |
年ごとの値 10年平均 63.7日
年ごとの値を表で見る
| 2016年 | 63日 |
|---|---|
| 2017年 | 59日 |
| 2018年 | 61日 |
| 2019年 | 54日 |
| 2020年 | 51日 |
| 2021年 | 40日 |
| 2022年 | 63日 |
| 2023年 | 81日 |
| 2024年 | 82日 |
| 2025年 | 83日 |
- 真夏日は、いちばん少ない年と多い年で2倍あまり違う。 2021年は40日、2025年は83日でした。2023年からは3年続けて80日を超えています。10年間だけでは、長い目での傾向とまでは言い切れません。
- 年平均気温は、2023〜2025年に3年続けて14℃台。 14.1℃・14.6℃・14.1℃で、それ以前の7年はすべて13.8℃以下でした。
- 最低気温が25℃以上の日があったのは、2018年だけ(4日)。夜は気温が下がる年がほとんどです。
- 降雪の合計は、冬によって0cmから49cmまで違う。 前半の5回の冬の平均は21.6cm、後半は31.0cmですが、ほとんど降らなかった冬(2018〜19年は1cm、2019〜20年は0cm)もあり、増減の傾向とは言い切れません。
夜まで気温が下がらない日があったのは、10年のうち2018年だけでした。
10年分の数字をすべて見る 気温・降水量・日照・雪の17項目
| 項目 | 2016〜2025年の平均 | 少ない年〜多い年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 年平均気温 | 13.7℃ | 12.7(2017年)〜14.6(2024年) | |
| 年の最高気温 | 10年平均 36.7℃/いちばん高かった年 37.7℃(2018年) | 34.9(2017年)〜37.7(2018年) | |
| 年の最低気温 | 10年平均 -8.4℃/いちばん低かった年 -11.4℃(2016年) | -11.4(2016年)〜-6.7(2024年) | |
| 冬日(最低気温が0℃未満の日) | 85.3日 | 71(2021年)〜110(2017年) | |
| 真冬日(最高気温が0℃未満の日) | 0.9日 | 0(2019年)〜4(2018年) | |
| 夏日(最高気温が25℃以上の日) | 132.5日 | 124(2017年)〜139(2025年) | |
| 真夏日(最高気温が30℃以上の日) | 63.7日 | 40(2021年)〜83(2025年) | |
| 猛暑日(最高気温が35℃以上の日) | 12.3日 | 0(2017年)〜23(2025年) | |
| 最低気温が25℃以上の日(熱帯夜の目安) | 0.4日 | 0(2016年)〜4(2018年) | |
| 年降水量 | 1800mm | 1360(2025年)〜2190(2021年) | |
| 年間日照時間 | 2169時間 | 2069(2021年)〜2367(2023年) | |
| 年平均湿度 | 72% | 70(2023年)〜73(2024年) | |
| 降雪の合計(ひと冬) | 26cm | 0(2020年)〜49(2022年) | |
| 最深積雪(ひと冬でいちばん積もった深さ) | 10cm | 0(2020年)〜18(2023年) | |
| 積雪が10cm以上あった日 | 1.1日 | 0(2019年)〜3(2017年) | |
| 積雪が50cm以上あった日 | 0.0日 | どの年も 0 | |
| 積雪が100cm以上あった日 | 0.0日 | どの年も 0 |
※ 雪の数字は「ひと冬」ごと(前の年の8月〜その年の7月)です。表の「2022年」は2021〜22年の冬を指します。
出典: 気象庁ホームページ「過去の気象データ検索」の年ごとの値をもとに、「信州 家と庭」が集計して作成。 (観測所「飯田」の年ごとの値) データの更新日: 2026年10月8日
豊丘村の住まいの状況(持ち家・空き家・新築)
持ち家の世帯の割合
90.8%
2020年国勢調査
居住専用住宅の新築
21棟
2024年の着工
住宅に住む世帯のうち、持ち家の世帯は90.8%です(2020年国勢調査)。
2024年に着工した居住専用住宅は21棟で、1棟あたりの床面積の平均は100㎡です(建築着工統計)。
古い住まいの耐震・断熱の見直しは、豊丘村の新築・リフォーム業者に相談できます。 豊丘村の新築・リフォーム業者1社
あわせて読みたい
近くの市町村の家づくりデータ
豊丘村の業者を探す
豊丘村の土地や気候をふまえて相談できる、地元の専門業者を掲載しています。
データについて
- 空き家率と建てられた時期は、住宅・土地統計調査の市町村別の集計が市と人口1万5千人以上の町村だけのため、載せていません。
- 数字は、国や県が公表しているデータを、信州 家と庭が市町村ごとに集計・加工したものです。データの時点と取得日は項目ごとに書いています。
- 災害の区域や基準は、土地の場所によって変わります。計画の前に、市町村・県の建設事務所・水道事業者などで必ず確かめてください。
- このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
データの取得日(最新): 2026年10月15日